シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム 14
『白銀世界のたからもの~「観光」と「生活」を自然の恩恵から学ぶ~』 @新潟

07:00-00:00
  • 新潟県 越後妻有地域
  • 関口 正洋 [まつだい農舞台マネージャー]、石口 博雄 [農舞台スタッフ]、柳 靖治 [旅館「千歳」 社長]、シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー [ ]
参加費
無料
定員
25名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
汚れてもよい動きやすい服装(作業着)、汚れてもよい靴(長靴等)、雨天時のための雨具(傘やレインコート)、防寒着、洗面具、筆記用具等、左記の注意事項をご確認下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより<先着順>にて受付
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。
同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【授業料(実費)】25,000円(交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金)につきましては、事前入金となります。お申込確認時にシブヤ大学事務局よりご連絡させて頂きますので、内容をご確認の上、指定された方法にて5日以内にご入金下さい。5日以内に入金が確認できない場合は、キャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まり下さい。
【撮影等】本授業では、授業中以外の写真撮影のみ認めます。その他の録音機器等のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、2月5日(木)24時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、共立観光株式会社の旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日シブヤ大学事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
08年2月と11月、シブヤ大学ツーリズムで訪れた新潟県十日町市松代。2月には雪堀、11月は収穫祭という形で地域の方と触れ合ってきました。そして09年2月も雪堀を中心に、地元の方と触れ合います。

シブヤ大学サークル「棚友」を通じて一年間関わってきたこともあり、さらに地元に密着したツーリズムを実現!豪雪地帯といわれる十日町市の暮らしを「観光」として見るのか、「暮らしの一つ」と見るかで地域の捉え方も変わってきます。いま「地域活性」の声が各方々から聞こえる中、実際、地方に暮らす方の生の声はどうなのか探りにいきます。そして、地元の方とのコミュニケーションを通じて、日本の良さ、自然のありがたさを味わっていただけたらと思います。体験型から、もっと地元を知り、地域の方とアイデアを出し合う参加提案型のツーリズムをご提案します。

(授業コーディネーター 鈴木 高祥)

プログラム内容は…

■家を守れ!「雪堀」作業、■民家のお手伝いの発表会 ■日本酒&どぶろくで温まる ■温泉街の主人が語る「観光資源」 ■温泉&温泉!■農舞台で食育を学ぶ といったラインナップ!宿泊地はアート作品でもある小学校の廃校を利用した三省コミュニティ。また、越後妻有アートトリエンナーレに関わる現地農舞台のみなさんと、シブヤ大学の授業にも度々参加する棚友のメンバー、地元の方々、さまざまな視点で地方と都市の関係についてお話を伺いたいと思います。

今回は先着<25名>限定。12月26日(金)午後6時から受付を開始いたします!どうぞお楽しみに!

【授業プログラム】
09年も、雪の中で暮らす方のお話を聞いて、都会と地方について考えてみたいと思います。シブヤ大学ツーリズムで出会った仲間で作られたシブヤ大学サークル「棚友」と一緒に、魚沼産コシヒカリのお米が取れる十日町市に伺い、雪国の暮らしからヒントをもらいます。また、お手伝いをする中でその土地に生きる方の知恵を教わり、いまある生活を客観的に見直す時間をとります。第四回大地の芸術祭・越後妻有りアートトリエンナーレを控え、芸術にも力を入れている十日町市の地。アートと食を軸に地域を活性化させている地元の方のパワーに触れ、クリエイティブな地域コミュニティから、都市と地方のコミュニティの可能性を探ります。少なくとも雪が3mは積もる白銀世界で、いま自分たちに何が大事なのか、肌で感じに行きましょう。

【1日目】
■プログラム 1:雪と共存する知恵 「雪堀」体験
十日町市松代の一日の最高積雪記録はなんと209センチ。そんな豪雪地帯で暮らす人々の家は、屋根から雪を下ろさないと雪の重みで潰れてしまいます。今回みなさんには、5つのグループに分かれて、地元で暮らす民家を訪れ、各家庭の雪堀を手伝っていただきます。各家庭にお手伝いに行くことで、地元の方の暮らしや雪と暮らす知恵などを直接学んでください。先生は地元のお父さん・お母さんです。



■プログラム 2:温泉であったまろう「雲海」
冷えた体はまず温泉で。景色抜群の雲海の温泉で雪を遠くから楽しみます。



■プログラム 3:発表会 『雪国の知恵 地元の知恵』
プログラム1での雪堀体験をチームごとに発表しあいます。都会で忘れかけている日本の様式を各家庭でヒアリングし、みんなで共有します。あらためて、日本の循環型の生活文化を見直して、自己のライフスタイルと照らし合わせてみると面白いはず。知らなかった日本文化・歴史が聞けるかもしれません。地元の方もゲストに招いて、都市側で思うこと、地方で思っていることなど意見交換の場にもできたらと思います。食事でも地元の工夫があるはずですから、ますます話が弾むはず!



■プログラム 4:交流会 「日本酒万歳!米をとことん味わう」
ごはんと共に、美味しい地酒で大地の恵みに乾杯しましょう!保存食を味わいつつ新潟の郷土料理をいただきます。日本酒・どぶろくを製造している方をお招きしお話を聞きながら、日本の主食「米」の知識を深めます。さぁ宴の始まりです!(※注)日本酒が飲めない方も別途飲み物を用意しています。




【2日目】
■プログラム 5:松之山温泉フィールドワーク「観光資源とは?」  講師:老舗旅館「千歳」社長 柳靖治氏
松之山温泉は、日本三大薬湯の一つ。その地域で、旅館「千歳」を経営する柳代表に、温泉の魅力と観光について語っていただきます。温泉は地元の人のものであると同時に、観光資源でもあります。人が訪れるメリットもあれば、人が来て悩むところもあるはず。ホテルや旅館に泊まることはあっても、なかなか経営者から「観光資源と地元」についてお話を伺う機会も滅多にありません。ビジネス視点・地元の生活視点から、「温泉」の魅力について学びましょう!千歳自慢の温泉で、朝からまったり!



■プログラム 6:農舞台レストラン 「食育ってなんだろう」
アートだけでなく、食の発信もしている十日町市。農舞台には食育の発信地として、目にも舌にも感動する新しい地元料理を提案しています。食育という言葉が、最近多く見受けられますが、自分自身がその言葉・行動を深く考えたことはあるでしょうか?ただし、難しい話は一切なく、ご飯を食べながら隣に座った生徒と「食育」について話す時間にしたいと思います。また農舞台のシェフからも食育とは何か、一言頂き、みんなで楽しくおいしく「食」を楽しみたいと思います。自分たちの目線で語る食育をちょっとしてみませんか?



■スケジュール
【当日の流れ】
<1日目:2月14日(土)> (お食事 : 朝× 昼○ 夕○)
・7:00 シブヤ西武A館前 集合 7:10出発・12:00  新潟県十日町市松代到着 宿泊地:三省コミュニティ
・12:15  三省コミュニティで昼ごはん
・13:00  雪堀体験 
・16:30  温泉
・19:00  発表会  (講師):棚友メンバー(シブヤ大学)、関口正洋氏(まつだい農舞台)
・19:45  夕食・交流会
・22:30  就寝

<2日目:2月15日(日)> (お食事 : 朝○ 昼○ 夕×)
・7:30  起床
・8:00  朝食@三省コミュニティ  
・10:00  松之山温泉  (講師):旅館「千歳」 代表:柳氏
・12:00 農舞台移動
・12:15  昼ごはん  ・農舞台(周辺)見学
・14:00  新潟出発
・19:30  新宿駅到着(予定)
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【注意事項】
※1:集合場所から解散場所までの交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金として、お一人あたり「25,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:1日目に行われる交流会の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみをご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください。また、雪堀時での長靴・かんじきはレンタル代「300円」を頂戴いたします。

※3:お申し込み頂いた方には、シブヤ大学事務局から内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より<5日以内>にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ずシブヤ大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:水本)

※4:最少催行人員は20名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※5:やむを得ない諸事情・天候によっては、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※6:雪堀体験のための防寒具はしっかりお願いします。長靴(レンタル代別途)は用意いたしますが、ご自身の使いなれた靴(長靴等の防水のもの)があればご用意ください。手袋も防水のものがベストです。また雨天時のためのレインコートと傘をご持参ください。新潟の山間部は特に冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお勧めいたします。※スキーやスノーボードの格好をお勧めします。

※7:宿泊地は三省コミュニティで、相部屋利用となります。浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。

※8:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。

※9:お申込みいただいた皆様は、次に定める取消料をお支払いいただくことにより、授業参加資格を解除することができます。(取消日は、事務局の営業日・営業時間内(平日10:00~17:00)にお申し出いただいた時を基準とします)。授業参加資格の成立後、取消日区分に入ってからの人員減、出発日・コースの変更は取消とみなされ、キャンセル料がかかります。お申し込み後の変更、取消については、必ずシブヤ大学事務局までご連絡下さい。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:水本)

◆キャンセル料について
授業開始日の前日から起算して遡って、
14日~8日前:20%
7日~2日前:30%
前日:40%
当日以降:50%
授業開始後の取り消しまたは無連絡不参加:100%

【旅行企画・実施】 
新潟県知事登録旅行業第2-60号(社)日本旅行業協会(JATA)正会員
共立観光株式会社十日町支店
〒948-0088 新潟県十日町市寅甲120番地3
総合旅行業務取扱管理者:佐藤 進

総合旅行業取扱主任者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引責任者です。この旅行の契約に関し、担当者からの説明にご不明な点がありましたら、ご遠慮なく上記の総合旅行業取扱管理者にお問合せ下さい。

【ご参考】
・農舞台
「まつだい農舞台」は、ほくほく線まつだい駅南の里山に広がるフィールドミュージアムです。世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化が同時に楽しめます。また農舞台の中心施設「まつだい雪国農耕文化村センター」には、国内外の建築家とアーティストの協働によって他に類を見ない斬新な空間が広がります。館内はスローフードのレストラン、オリジナルグッズのショップ、企画展会場のギャラリー、遊びと学習の教室などから構成されますが、部屋自体がアートのため室内での体験を一層豊かにしてくれます。農舞台には地域の住民のほかに大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」を中心とする地域外サポーターも関わり、地域・世代・ジャンル・階層を超えた人間の協働によって運営されています。
・大地の芸術祭
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭です。地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築いていくことを目指す「越後妻有アートネックレス整備事業」の成果の3年ごとの発表の場として、2000年のスタート以来、2003年、2006年の3回が開催されています。現在、2009年の第4回に向けた準備が進められています。

先生

[ まつだい農舞台マネージャー ]

関口 正洋

1974年神奈川県に生まれる。1996年、東京大学医学部保健学科卒業。同年4月よりオリックス株式会社に入社し、札幌支店に勤務。リース、保険、証券などの営業を行う。1999年にアートフロントギャラリーに入社。第1回大地の芸術祭のスタッフとして、芸術祭サポーターのこへび隊らとともに地域訪問、イベントの企画運営を行う。2002年、千葉市、市原市のニュータウンを舞台に38の建築・美術系大学ゼミが参加するまちづくり・アートプロジェクト「菜の花里美発見展」の事務局として関わる。2003年7月、まつだい「農舞台」のオープンとともに常駐スタッフとして企画展、イベント、棚田の保全、空き家プロジェクトなどの企画運営に関わり、現在に至る。2007年4月より大地の芸術祭の新しい主体としてNPO設立準備に関わる。趣味は麻雀。

[ 農舞台スタッフ ]

石口 博雄

まつだい「農舞台」スタッフ
新潟県十日町市松代在住。十日町市の職員として大地の芸術祭と関ったのがきっかけで、地域住民有志のボランティアグループ「まつだい案山子隊」の立ち上げや、様々な山遊び講師など、大地の芸術祭の里をフィールドに活躍中。昨年本職を退職してからは、農舞台にスタッフとして関わり、地域外からやってきた若い農舞台スタッフをやさしく、厳しく指導する。

[ 旅館「千歳」 社長 ]

柳 靖治

日本三大薬湯松之山温泉の旅館「千歳」社長。旅館業を営みつつ、松之山スキー協会会長や十日町市観光協会松之山支部長なども務め、地域の活性化に努める。自慢の旅館は総和室、4種類お風呂、月見の湯・ほんやらの湯(男女別)・源泉掛け流し貸切風呂を楽しめる。

[ ]

シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー

2月のシブヤ大学新潟ツーリズムで知り合った生徒で作ったシブヤ大学の公式サークル。新潟の棚田で作られる幻の魚沼産コシヒカリを食べたいという動機から、まつだい「農舞台」のプロジェクト「棚田バンク」のオーナーに登録。5月に田植え、8月に草刈、9月に稲刈と地道に活動。都会にいながら見守ってきたお米を皆で分かち合いたい!という思いでサークルを立ち上げ、現登録メンバーは11名に。みな東京・神奈川の社会人3年目~。一過性のイベントサークルではなく、都市と農村の「交流」を図る継続なサークルを目指す。まずは関東圏の農に興味がある人の入り口として、初心者でも入りやすいサークルをコンセプトとしている。来期以降は、関東圏にも活動範囲を広げる予定。

教室

新潟県 越後妻有地域

越後妻有は、東京から車で約3時間、新潟県の十日町市エリアと津南町エリアの総称。日本一の長河、信濃川が流れ、里山や棚田といった豊かな自然共生の景色が広がるこの地は、3年に一度行なわれる「大地の芸術祭-アートトリエンナーレ-」の舞台として有名になった。世界有数の豪雪地であり、日本一美味しいといわれている「魚沼産コシヒカリ」の産地でもある。(撮影:安齊重男)

所在地
<当日の連絡先について>
電話:080-3932-9911(※注)
(※注)
①当日6時30分以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。