シブヤ大学

78rpm の世界へ。~蓄音機で聴くホリディとピアフの音楽~

12:00-14:00
  • 青い部屋
  • 湯浅 学 [評論家]
参加費
無料
定員
50名
参加対象
音楽、特にジャズ、昭和のカルチャーに興味がある方。

当日の持ち物
筆記用具をご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は12月8日(月)に行います。(抽選予約受付は12月7日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、12月18(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
カーナビに使われているGPS(全地球測位システム)が、特殊軍需機密だったのは有名な話。
このGPSと同じように、 私たちの生活に欠かせない「音楽」も、次第に民主化されたものです。

演奏者の場所にいなければ鑑賞できず、しかも一過性のものだった音楽は、エジソンが発明した、「蓄音機」によって記録・再生の時代に入ります。そして、レコード盤として複製が可能になり、一気に世界中に広まっていくのです。

こうした背景を持つ1920年代末~50年代にかけて、ビリー・ホリディとエディット・ピアフというふたりの女性シンガーがレコードにその「音楽」を残しています。ホリディは、ジャズ史上最高の歌手のひとりとされる黒人女性、ピアフは、パリの国民的歌手のひとりです。

今回の授業では、音楽評論家の湯浅学さんを先生に、女性シンガーの系譜・歴史的背景や日本の歌謡界に与えた影響について、お話を伺います。

必ずしも恵まれたとは言えない環境のふたりが、魂を込めて吹き込んだ音楽。
SPレコード盤に刻まれた記憶を、シャンソンの聖地・青山『青い部屋』で蘇らせます。

【授業の流れ】
12:00 蓄音機の音体験
12:00 講義~ピアフとホリディの音源を聴きながら~
13:30 持参していただいた、SPレコードの再生
13:45 質疑応答
14:00 授業終了

(授業コーディネーター:佐藤 隆俊)

【注意事項】
※1:78回転SP盤レコードをお持ちの方は、当日ご持参下さい。

※2:今回の教室「青い部屋」では、アルコールを含む飲み物を当日販売いたします。お飲み物は現金でお買い求め下さいますよう、お願いいたします。尚、アルコールをお求めの場合は身分証明書をご提示頂きます。

先生

[ 評論家 ]

湯浅 学

1957年1月横浜市生まれ。音楽評論・漫画評論・小説などを手がける。
フォーク・ロック・バンド湯浅湾で作詞・作曲・歌唱・サイドギターを担当。
著書に「嗚呼名盤」・「音山(おんざん)」「人情山脈の逆襲」など。
共著に「ディープ・コリア」「ディープ歌謡」などがある。
2009年2月に「音海(おんかい)」の増補改訂版、「大音海」を出版予定。

教室

青い部屋

青山の顔とも言えるシャンソン・バー。
戸川昌子など、シャンソン界の著名人らが歌ったアンダーグラウンド感漂う地下の空間は、昭和のカルチャーの香りが今でも残る。
現在はバンド・ダンスパフォーマンスやお笑いなどの多様なジャンルのパフォーマーがステージに出演。イベントも多数行なっている。

所在地
渋谷区渋谷2-12-13 八千代ビルB1F
TEL:03-3407-3564
渋谷駅から徒歩約10分