街、つくる。～目指せ、街のプロデューサー！～

「自分の責任で自由に遊ぶ」をテーマに、子どもたちが泥んこになって遊べる『はるのおがわプレーパーク』、スポーツで地域コミュニティを図る『マイケルジョーダン・メモリアルコート』、オーガニック朝市の『アースデイマーケット』…。
渋谷区にあるこれらのユニークな“場”の始まりは、2003年に書かれたある冊子。現在、渋谷区議会議員の長谷部健さんの描いた『僕の理想の街』というマニュフェストから生まれたものです。この『シブヤ大学』も、ここから産声を上げました。

気持ちのいい街をつくるために「街のプロデューサー」として、これまでの行政にはないアイデアで政策に取り組む長谷部さん。今回の授業は、2003年に描いた『僕の理想の街』でやりたかったこと、2007年に草案した『僕の理想の街Ⅱ』でやろうとしていることの具体例から、「街のプロデューサー」のあり方についてのお話を伺います。

政治家＝ソーシャル・プロデューサー（social producer）。
少し遠いと思っていた社会や政治への関わり方を、ここシブヤからまずは考えてみたいと思います。

自分のやり方で自分の立っている場所を考える。
自分の住みたい街は、誰かが作ってはくれません。自分でつくる。
それが夢ではないスケールが、もしかしたら「街」ということなのかもしれません。