シブヤ大学

明治神宮の杜(もり)のつくり方

11:00-12:30
  • 明治神宮 社務所講堂
  • 明治神宮の林苑課の方々
参加費
無料
定員
70名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
筆記用具をご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2月4日(月)に行います。(抽選予約受付は2月3日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2月14(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
JR山手線原宿駅から徒歩3分。若者の街・表参道のケヤキ並木の尽きるところにクスやカシ、シイなどの常緑広葉樹の鬱蒼と茂る森が見えます。ここが『明治神宮の杜(もり)』です。

今から遡ること88年。当時ここには、代々木の地名のもとになったモミの木こそありましたが、森らしい森がなく、畑、原野、湿地等でした。そこで、「この地に適した永遠に続く森を造ろう」と林学や造園学の先生方が考えました。しかし、当時の山手線は蒸気機関車、西新宿(淀橋)には火力発電所などの工場群。煤煙による樹木への影響や土壌の特性もあり、計画されたのが「常緑広葉樹」の森でした。

コンセプトは「永遠の森」。理想で終わらせまいと、50年後、100年後、150年後という3段階の過程を想定した「予想林相図」がつくられています。全国から「木を奉納したい」と献木が集まり、北は樺太(サハリン)から南は台湾まで、日本だけではなく満州(中国東北部)朝鮮からも届き、全部で約10万本の木が奉献されました。そして、実際にそれを植え、森の土台を築きあげたのが11万人に及ぶ20代の若者たちだったのです。

今回は、そんな国民の思いによって造り出された『明治神宮の杜』について学びたいと思います。先生は、明治神宮の杜を管理することを許されている林苑課の方々にお願いしたいと思います。

「杜造りが始まってから約90年ほど経過した今、当初予想していた最終段階に描かれたところまですでに成長していますが、今後100年、500年、1000年と続いていく常緑広葉樹の杜のスタートラインに着いたに過ぎません。管理に携わる私たちが関われる時間というのは、杜の長い営みの中では一瞬にすぎないのでしょうが、先人の教えに耳を傾け、世代を継いで生育していくことを願いながら見守っている永遠の杜について、お話ししたいと思います。」

【当日の流れ】
■11:00 「明治神宮の杜のつくり方」についての講義

■11:45 実際に先生と明治神宮の杜を歩く

■12:30 終了

先生

教室

明治神宮 社務所講堂

明治神宮は、明治天皇・昭憲皇太后をお祀りする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設をもつ外苑と、結婚式とセレモニー&パーティー会場の明治記念館からなる。

内・外苑一帯にわたって鬱蒼と繁った緑したたる常磐の森は、神宮ご鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積70万平方メートルは、国民の心のふる里、憩いの場所として親しまれている。その中に位置する明治神宮を管理している社務所(事務所)内の講堂である。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3479-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区代々木神園町1番1号
JR山手線原宿駅、東京メトロ千代田線明治神宮前駅、都営大江戸線代々木駅より徒歩7分。

<当日の連絡先について>
電話:080-5542-2820 (※注)
(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。