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【芸術】

……。=PANTO+MIMOS ~無言の対話=パントマイム~

 


2007年9月15日(土)19:00~20:30 教室:表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー

レポートタイトル:パントマイムと伝えること

「パントマイムとジェスチャーの違いが分かりますか?」

こんな疑問を、先生であるが~まるちょばのお二人から投げかけられました。
この質問の答えを探し、感じ、理解することがこの授業の大きな意味であったと思います。

先生が登場し、息もつかせぬパフォーマンスをまずは披露。
さすが、世界を股にかけて活躍するお二人!!
目が離せないパントマイムに、興奮を抑えることができませんでした。

演技の間、お二人は一言も発しません。
パントマイムなので当然なのですが、言葉を使わず、表情や動き、効果音だけで表現することは並大抵のことではありません。
言語を使わずに、ここまで人を魅了することができるのかと思いました。

パフォーマンス終了後、先生はようやく声を発してくださいました。
言語がなくても面白いお二人ですが、話をされても面白い!!
パントマイムの語源(パントマイムの語源は演劇という意味の言葉から来ているそうです。)や、パントマイムの流れについて話してくださいました。

そのお話の中で出されたのが冒頭の質問です。
先生はすぐには答えを言いません。
私たちが考え、パントマイム体験を通し感じたことから答えを導き出そうとしていたのです。

さあ、いよいよパントマイム入門。
パントマイムと言われて、まず一番に想像する壁を触る動きから始めるのかと思いきや、それは後回し。
まずは体を運動モードにスイッチするためにジャンプなどをしました。
次に、腕は上下に動かす2拍子の動きを、足はグー・チョキ・パーの3拍子の動きを同時に行う練習をしました。
これが難しい!!
頭では分かっていても、全然動きませんでした。

この後、一点を動かさずに体を動かしたり、ポールをつかむ動きをしてみたり、そして壁が目の前にあるような動きをしたりしました。
これは体に言うことをきかせるのはできるけど、何だか変。
どうしてもポールをつかんでいるようには見えないし、目の前に壁があるようには見えません。

先生によると、普段から体がどのように動いているかということを意識していることが大切なのだそうです。そう考えると、目の前に物があり、それに触ることを当然のことと思っているので、意識などしていませんでした。腕が、指先がどのような順序でどう動くのか。これからはもう少し意識して生活してみようと思いました。

目の前に壁がある動きをする際に、壁がコンクリートの場合とガラスの場合でどう違うかという話になりました。「壁があるつもりで」とだけ言われた時には材質のことまで考えませんよね。しかし、コンクリートだと思うと圧迫感があり、ガラスだと思うと目の前の景色が見え、開放感がある気がしました。目の前には壁なんてないのに、感情を込めるだけで感じ方が変わる、そのことに自分でも驚いてしまいました。これこそ先生が投げかけた質問の答えなのです。

いくら動きが上手でも感情がこもっていなければ、それはジェスチャーでしかない。
少しくらい下手であっても、動きに心をこめ、見る人に伝えようとすればパントマイムになる。

コミュニケーションには心がなければ伝わらない。
何かを表現し、伝えたい時は心をこめる。
それはパントマイムも普段のコミュニケーションも同じ。
大切なことを改めて気づかせてもらえた、素晴らしい授業でした。

(ボランティアスタッフ 守谷真悠)

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サーカスやイベントなどで時々見かける『パントマイム』。
みなさんも、無い壁を手探りして動く仕草をしてみたりと、1回くらいは真似してみたことがあるのではないでしょうか。無言で独特の動きをするパントマイマーの表情は、楽しいような、それでいて悲しいような、不思議な魅力を湛えています。

パントマイムとは、古代ギリシャで発生した演劇の一種。『PANTOMIME』の語源は「PANTO(全て)」+「MIMOS(動作、真似)」の意で、演じ手の感情や状況などを、台詞を使わずに表現すること。当然、言葉を用いず観客に筋を伝えるには、並々ならない表現力が必要となってきます。

そこで今回の授業では、卓越したパントマイム技術と、笑いを組み合わせた「サイレントコメディー」で、世界を魅了し続けるユニット「が〜まるちょば」を先生として迎え、パントマイムから「コミュニケーション」について考えてみたいと思います。

なぜなら、パントマイムの根本は「台詞がないこと=無言」だから。
みなさんも、海外旅行先で言葉が通じずに困った時、お腹を痛そうに押さえたり、何か飲む真似をして通じた経験があると思います。パントマイムの原点は、いやコミュニケーションの始まりは、まさにそこにあります。
とはいえ、まずはパントマイムのコツを楽しみながら実践してみてください。言葉以外の方法で、どれだけ豊かに自分の気持ちや考え表現をできるか、きっと新しい発見があるはずです。

心底から思っていなくとも、つい口癖のように言ってしまう「ありがとう」や「ごめんなさい」の言葉。でも本当に心から思えれば、視線やちょっとした動作で伝えることができるもの。見えないけれど、そこにある想い。それさえあれば、コミュニケーションのはじまりです。
が~まるちょば   パントマイムユニット 
ケッチ! と HIRO-PONによるパントマイムユニット。
それぞれ8、9年のソロ活動を経て、1999年に結成。
徹底して創り込んだ舞台公演と、ライヴ感爆発の大道芸公演の2つを軸に活動。言葉、文化の壁を超えたパフォーマンスが評価され、これまでに23ヵ国、150以上のフェスティバルに招待されている。
今秋11月13日から日本公演ツアー、サイレントコメディー JAPAN TOUR 2007が決定!

【2002年】東京都ヘブンアーティスト認定
【2004年】・日テレ ART DAIDOGEI グランプリ受賞
・イギリス、エジンバラ・フェスティバル・フリンジ、
      ダブルアクトアワード受賞
【2005年】イギリス、エジンバラ・フェスティバル・フリンジ、
      タップウォーターアワード受賞
【2006年】イギリス、ブライトン・フェスティバル・フリンジ、
      ベストインターナショナルアクトアワード受賞
【2007年】イギリス、ブライトン・フェスティバル・フリンジ、
      アーガスエンジェルアワード受賞


今回の教室:「表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー」

住所:渋谷区神宮前4-12-10 
表参道ヒルズ 本館 地下3階 スペースオー
電話番号: 03-3497-0281
最寄り駅:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」5出口より徒歩3分
JR山手線「原宿駅」明治神宮口より徒歩7分
お客様用駐車場:182台
*満車の場合もございますので予めご了承の上、ご利用くださいますようよろしくお願いいたします。  
地図を見る

表参道のランドマークとして親しまれてきた「旧同潤会青山アパート」の再開発事業として2006年2月にオープンした複合施設。「メディアシップ」をコンセプトとし、人、街、世界をつなぐ「メディア」として、最先端のファッション、アート、ライフスタイルを発信し、高感度な人々が世界中から集まる場となっている。
設計は、建築家の安藤忠雄氏。建物の高さは、表参道のケヤキ並木と同程度に抑え、屋上や北側壁面などできる限りの緑化をすすめている。中心となる商業施設の本館地下3階から地上3階までの6層の吹抜け空間を囲む表参道とほぼ同じ傾斜のスロープ、「第2の表参道」には路面店感覚で店舗が配置され、街歩きの楽しさを演出。歴史ある街の記憶を継承し、新たな時代のランドマークへと成長していくことが期待されている。


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