シブヤ大学

授業レポート

2014/9/24 UP

ぱぱとままになるまえに
~ぼくらはこうして、パパになった~

“知ることで、幸せの形を選び取ろう!”

土曜日の18時。
外苑前の小さな食堂、「ことり食堂」に生徒さんたちが集まってきました。
みんなが着席すると、とてもアットホームな雰囲気。
思い思いのドリンクをオーダーして、開始を待ちます。

いつもの「ぱぱとままになるまえに」のイベントでは
お昼にママの話を聞くことが多いというお話でしたが、
夜お酒を飲みながら「パパ」の話を聞いてしまおうというこの授業、
わたしも興味津々で開始を待ちました。


先生からの「ぱぱまま」の活動の説明のあと、
生徒さんがどのような思いで参加したのかをお聞きすると、
20~40代の未婚/既婚の男女 と
幅広い層からの参加だということがうかがえました。
しかし、みなさん「なかなかパパになった男性の話を真剣に聞くことがない」と
いうことは共通しているようでした。


そこから、ゲストスピーカーのパパ3人のお話を聞きながら進みます。
20代・30代・40代から1名ずつのパパがいらっしゃっていて
____________________

①つきあってから結婚までの期間
②子供が生まれる前と後の違い
③子供に接するときのルール
④プロポーズの言葉
____________________

の質問に対して、丁寧に自分の思いを語ってくれました。

まったく三種三様、だからこそ参考になる意見でした。

その中でも、私が一番気になっていた質問は②。
世間では、ネガティブに語られることも多い項目です。。。

この質問に対して、パパ三人は
「奥さんはずっと一番好きな人だから、子供ができても変わらない。ずっと一番好き」
「女性は本当にすごいと思い、尊敬するようになった」
「奥さんのことを好きには変わりないが、ママはパートナーに。子供が大好きすぎる!」
と答えてくれました。

ステキな答えに、女性陣、顔のニヤケがとまりません…!!!(笑)


また、結婚~出産に至ったきっかけや思いにも率直な意見が。
「出産は経済や二人の体のことなんかも関係あるけれど、
結婚はお金も何もなくてもできるんだから、したらいいと思う。」
という意見には、私も大賛成したい気持ちになりました。


パパとママになってからの生活のバランスについては…
「夫婦で話すこと・シェアすることが重要」
「発散することが大事」
「やらなきゃいけないことと、やれることを考える」
など、これまた気になるキーワードが盛りだくさん。


驚きがあったところでは…
「男性が育休を申請してみる。周りに理解を求める」!
ダメ元で言ってみたことが、突破口に繋がったりするのだそう。なるほど…


ママの負担の方が多いのかと思いきや、パパもいろいろ考えてくれているのですね。

夫婦間の協力、周囲からの協力、いろんな協力で赤ちゃんって育っていくということを
改めて考えさせられました。
とにもかくにも、始終 家族に対する愛情あふれる素敵なパパ三人のお話に、
とても勇気がでる思いがしました。


いろいろなことを知って、幸せの形をび取れる夫婦が一組でも増えることを祈って。

ステキな機会を作ってくれた、
「ぱぱとままになるまえに」の西出さんと西垣さん、三人のパパたち、ありがとうございました!

【私の「まなび」】
①結婚してパパとママになることは、とても自然でポジティブであること
②家族間もバランスが大切だということ


【先生の「ことば」】
・子育ては、大変さよりも何倍も楽しい!
・女性はすごい!ということを男性が分かってあげないと、家庭は守れない

(写真・レポート:ボランティアスタッフ:渡邉祥子)