シブヤ大学

授業レポート

2013/3/26 UP

「好き」をアピール!~今日から始めるウェブマガジン~

暖かい土曜日の午後。
会場となったケアコミュニティ・原宿の丘では、グラウンド脇の桜の木が満開です。

教室に入ってくる柔らかい春の日差しを受けながら、齋藤 実央先生の授業が始まりました。
齋藤先生は、本業の傍ら【かわいい×Social Action】をテーマにしたウェブマガジン「Huglobe!(はぐろぶ)」をFacebook上で運営しています。

ウェブマガジンのツールとして便利な「Facebookページ」。
どんなことができて、どんなことに役立つのか、「Facebookページ」の機能について齋藤先生からレクチャーを受けました。
アクセス解析ツール等を活用すると、何気なく情報を発信するだけではなく、かなり戦略的な情報提供ができるんだなあと実感。

また、ワークショップでは、4~5人程度のグループで楽しくおしゃべりしながら、ウェブマガジン作成のためのワークが進行します。
齋藤先生が掲げたウェブマガジン作成のキーワードは、「Like×Want×Story」

自分が好きなことで、やりたいこと、そして物語を付加できるものを探します。
まず、自分が好きなことを制限時間いっぱいで、できるだけ書き出します。
たくさんあるようで、意外とすぐに言葉がでてこなかったり、自分な好きなもの・ことの傾向について新しい気づきがあったり。

次に、書き出した好きなことの中から、3つを選んで、それに関連したどのような情報を発信したいかを書き出して、グループ内でシェア。
お互いにいろいろ話していると、アイデアも膨らみます。

最後に、発行したいウェブマガジンについて、より具体的に、「タイトル」「テーマ」「About(コンセプト)」、「ターゲット層」を決めます。
簡潔に伝える、一言でコンセプトを表す、って難しい!
抽象的すぎると伝わらないし、説明が長すぎると読みづらいしインパクトに欠けてしまう。

「タイトル」「テーマ」「About(コンセプト)」、「ターゲット層」を書き込んだ各人のウェブマガジン案は、それぞれ、机の上に並べられます。
そして、みんなで、他の人のウェブマガジン案を見てまわります。

「いいね!」と思ったら「いいね!」ボタン代わりに丸シールを貼付。
自分のウェブマガジン案について、他の人の反応がすぐに分かります。
「いいね!」数の多かった人の案は、独自の切り口で今までに聞いたことのない情報を発信するものだったり、挑発的な面白いタイトルのものだったり。
他の人の案を見ながら、教室のあちこちから、笑い声や感心の声が聞こえてきました。

この授業をスタートにして、いろんなユニークなウェブマガジン、Facebookページが誕生しそうです!

(ボランティアスタッフ・宮川英里)