シブヤ大学

授業レポート

2007/2/27 UP

植物の幸せって??

銅金博士の今年最後の授業はとても風情のある銀杏荘、広い畳の部屋の落ち着いた中でグループディスカッション形式の授業が行われました。
今回は参加者全員に、植物が登場する童話を調べてくるという「宿題」が課せられたせいか出席率がちょっと悪かったです(汗)。でも、人数が少ないせいかみなさん初対面ながら和気あいあいとそれぞれの宿題を持ち寄って討論していました。スタッフも強制参加(笑)で面白い討論になりました。
思ったよりも植物が登場する童話は多くて、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」、「ネズの木の話」、「親指姫」、「ピノキオ」、「もちもちの木」、「ナイチンゲールとバラの花」、などなど、国内外問わず植物の話って沢山あるんだなぁと感心しました。ちなみに映画「ET」でETが地球に来た目的は地球の植物採集という話も出て、みなさん驚きでした。

銅金博士のお話
植物にも体温があって自己発熱をしている。室内に植物を置いていると温かくなるそうです。
そして、病気とのバランスは植物と繋がっていているそうです。元気な人の周りの植物は生き生きとしているけど、病んでいる人の側の植物は枯れるのがとても早いのは、そんな病気と植物の関係があったからなんだと思いました。
ポインセチアというサボテンの仲間の花の茎の白い液は発ガン性があって、うさぎの耳につけ続けるとうさぎがガンになるというちょっと怖い話もありました。

植物の幸せとは??
花=美であること。
植物の幸せ、それを思いやることが美しい。

(ボランティアスタッフ 河村喜和)