授業レポート
2010/6/4 UP
今日から出来る!ベランダ産の美味しい生活
今回の授業は「ベランダやさい学科~ミニトマト編~」。
ベランダやさいとはベランダで育てるお野菜のこと。
昨今は農業に対して男女問わず興味を持つ方が増えてきているようですが
いざ「農業体験したい」「何か育ててみたい」と思っても
都会で畑を借りて・・・というのはなかなか難しいのが現状です。
だからといってせっかく感じた「育てる」ことへの興味。これを諦めてしまうなんてもったいない。
それならまずは自宅のベランダでお野菜作ってみない?
っということで、今回はベランダで作るミニトマトのいろはをお勉強します。
講師にお招きしたのはトマトスペシャリストのタキイ種苗㈱の福永さん。
また、ゲストにはママでありモデルの中林美和さんをお迎えして、楽しい授業の始まりです!
さっそくミニトマトの「正しい育て方講座」がスタート!
ミニトマトは「実をつける」お野菜。実のるお野菜を育てるのは本来難易度高めとのこと。
ですが、ご安心あれ。今回は「鬼に金棒」ならぬ「ミニトマト作り隊に福永さん」です。
初心者さんにもわかりやすくしっかり教えてくださいました。
例えば、苗からプランターに移し変えるときの諸注意。
トマトは、最初に花が咲くまでが勝負とのこと!
晴れた日には、きちんとお水をあげたり、葉っぱが黄色くなったら、
液肥と呼ばれる肥料を希釈して与えたりと面倒を見ます。
さて、苗に花が咲いたら、大きめの鉢に移し変え。
鉢には、土を敷き詰める前に、鉢底石をいれたり。土を十分に湿らせたり。
また移した後は、土が乾いたらお水をあげるなど、水やりの仕方も変わります。
支柱を立てたあとも、栄養素をメインの茎に集中させるため、
新しく葉っぱの付け根から出たわき芽を取り除いたりと、おいしいミニトマトを取るためには、
ただ水をあげて放置するだけではいけないのです。
苗を鉢に移し替えてから20日経ったら、栄養分を追加。土の量のバランスが大事です。
肥料を上げすぎても少なすぎても、いいミニトマトはできません!
あとは、収穫するために、毎日、わが子のように面倒をみることがポイント!
福永さんから沢山育て方のポイントを伝授してもらった生徒さんたちは
二ヶ月後に育つであろう鈴なりのミニトマトを想像してでしょうか。
美味しいミニトマトを育てるぞ!と気合十分の様子。
質問タイムでは待っていましたとばかりに聞きたいことが盛りだくさんに出てきます。
そんな皆さんの問いに福永さんは優しく的確に答えてくださいました。さすがエキスパート!です。
その後、フードコーディネータ新井さんのミニトマトを使った美味しいレシピのご紹介。
嬉しい試食をパクッ!と一口・・・。すると今まで真剣な顔が多かった生徒さん達がみるみる笑顔に。
そして「美味しい!」の声。
そのまま食べてもヨシ、料理としてアレンジしてもヨシなミニトマト。
そんなミニトマトがベランダで取りたい放題になる姿を想像すると私も今からうっとり…です。
最後に授業のまとめとして生徒さん同士で今日の感想を発表しあいます。
司会の方が生徒さん達のこの時間を「終わらせるのが心苦しい」といわせるほどの盛り上がりでした。
それぞれの今日の感想やミニトマトに対する想いを交換し合えた楽しい時間だったようです。
そして帰りに生徒さんへミニトマト苗のお土産が。これで今日からミニトマトを育てられます。
苗を片手にニコニコ顔で帰っていく生徒さん達が印象的でした。
全員の苗が赤くてまあるい太陽みたいな美味しいミニトマトになりますようにと願いながら
お見送りさせていただきました。
さぁ、ベランダで育てるミニトマト生活。
美味しく楽しくはじめてみましょう。
ボランティアスタッフ
柿沼真衣
ベランダやさいとはベランダで育てるお野菜のこと。
昨今は農業に対して男女問わず興味を持つ方が増えてきているようですが
いざ「農業体験したい」「何か育ててみたい」と思っても
都会で畑を借りて・・・というのはなかなか難しいのが現状です。
だからといってせっかく感じた「育てる」ことへの興味。これを諦めてしまうなんてもったいない。
それならまずは自宅のベランダでお野菜作ってみない?
っということで、今回はベランダで作るミニトマトのいろはをお勉強します。
講師にお招きしたのはトマトスペシャリストのタキイ種苗㈱の福永さん。
また、ゲストにはママでありモデルの中林美和さんをお迎えして、楽しい授業の始まりです!
さっそくミニトマトの「正しい育て方講座」がスタート!
ミニトマトは「実をつける」お野菜。実のるお野菜を育てるのは本来難易度高めとのこと。
ですが、ご安心あれ。今回は「鬼に金棒」ならぬ「ミニトマト作り隊に福永さん」です。
初心者さんにもわかりやすくしっかり教えてくださいました。
例えば、苗からプランターに移し変えるときの諸注意。
トマトは、最初に花が咲くまでが勝負とのこと!
晴れた日には、きちんとお水をあげたり、葉っぱが黄色くなったら、
液肥と呼ばれる肥料を希釈して与えたりと面倒を見ます。
さて、苗に花が咲いたら、大きめの鉢に移し変え。
鉢には、土を敷き詰める前に、鉢底石をいれたり。土を十分に湿らせたり。
また移した後は、土が乾いたらお水をあげるなど、水やりの仕方も変わります。
支柱を立てたあとも、栄養素をメインの茎に集中させるため、
新しく葉っぱの付け根から出たわき芽を取り除いたりと、おいしいミニトマトを取るためには、
ただ水をあげて放置するだけではいけないのです。
苗を鉢に移し替えてから20日経ったら、栄養分を追加。土の量のバランスが大事です。
肥料を上げすぎても少なすぎても、いいミニトマトはできません!
あとは、収穫するために、毎日、わが子のように面倒をみることがポイント!
福永さんから沢山育て方のポイントを伝授してもらった生徒さんたちは
二ヶ月後に育つであろう鈴なりのミニトマトを想像してでしょうか。
美味しいミニトマトを育てるぞ!と気合十分の様子。
質問タイムでは待っていましたとばかりに聞きたいことが盛りだくさんに出てきます。
そんな皆さんの問いに福永さんは優しく的確に答えてくださいました。さすがエキスパート!です。
その後、フードコーディネータ新井さんのミニトマトを使った美味しいレシピのご紹介。
嬉しい試食をパクッ!と一口・・・。すると今まで真剣な顔が多かった生徒さん達がみるみる笑顔に。
そして「美味しい!」の声。
そのまま食べてもヨシ、料理としてアレンジしてもヨシなミニトマト。
そんなミニトマトがベランダで取りたい放題になる姿を想像すると私も今からうっとり…です。
最後に授業のまとめとして生徒さん同士で今日の感想を発表しあいます。
司会の方が生徒さん達のこの時間を「終わらせるのが心苦しい」といわせるほどの盛り上がりでした。
それぞれの今日の感想やミニトマトに対する想いを交換し合えた楽しい時間だったようです。
そして帰りに生徒さんへミニトマト苗のお土産が。これで今日からミニトマトを育てられます。
苗を片手にニコニコ顔で帰っていく生徒さん達が印象的でした。
全員の苗が赤くてまあるい太陽みたいな美味しいミニトマトになりますようにと願いながら
お見送りさせていただきました。
さぁ、ベランダで育てるミニトマト生活。
美味しく楽しくはじめてみましょう。
ボランティアスタッフ
柿沼真衣