シブヤ大学

授業レポート

2019/8/28 UP

ダンボールキャップをつくろう!

今回の授業は、ダンボールで帽子を作る授業です。
写真では見ていたダンボール帽子ですが、実際に触ってみての第一印象は頑丈且つオシャレ!でした。

今回宿題として、作りたい柄のダンボールを家から持ってきてもらうというものがあり、自己紹介とダンボールの紹介を同時に行いました。持ってきた経緯や、今回の授業参加への動機などそれぞれのダンボールキャップへの思いが詰まった自己紹介となりました。



早速授業開始です。まずは、ダンボールの歴史から!先生のオリジナルダンボールパネルを使って、ダンボールの歴史を学びます。その後、ダンボールの古紙回収率は95%以上、古紙利用率は90%など普段ダンボールについて知らなかった知識がものの5分でどんどん付く時間でした。



ダンボールの知識を学んだ所で、今回のワークショップ「ダンボールキャップ」制作に掛かります。持ってきたダンボールを使う人もいれば、今回先生が用意して頂いたダンボールを使う方もいらっしゃいました。最終形の出来上がりをイメージされながら、皆さん真剣な眼差しでダンボールを選んでいました。



ダンボールを五角形と六角形とキャップの先端(つば部分)を決められた枚数分切っていきます。切るときのコツとしては、小まめに刃を折る事とアドバイスがありました。カッターを使う事はあっても中々折る機会がない人が数人居ました。折るだけでも緊張する感じがこちらにも伝わってきましたが、折った後再度ダンボールを切った時に切れやすくなった!という声が聞こえてきてこちら側まで嬉しくなりました。



必要な数分だけダンボールを切り終わったら、今度は、貼り付け作業に入ります。
この貼り付け作業が中々苦戦です。途中、少しずれたな・・・と思っていたら最終的には綺麗にくっついた!という不思議な現象に見舞われながらも何とか原型が完成です。



後ろにサイズ調整用の紐を付け、仕上げのコーティングとしてミツロウを縫って完成です。



多種多様なそれぞれの思いが詰まったダンボールキャップが完成し、今度はまた違う柄で作りたい!という声もありました。
ダンボールの力恐るべし!そんな授業でした。



(授業レポート:中園拍扶紀)