シブヤ大学

“男と女”のすれチガイ。~男女の脳から考える~

13:00-15:00
  • 青山ブックセンター本店
  • 松本 明 [理学博士]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
脳、人間の性差について興味がある方。

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【持ち物】当日は筆記用具をご持参下さい。【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
女は、男にこう問い詰めた。「あなたは、一体どう思っているわけ?」
男は、戸惑いながら言った。「分かってくれてると思ったんだけど…」
とある恋人同士の会話。一般に女性は、男性の3倍の言葉を消費しないといけないと言われています。だから恋人同士が喧嘩したら、女性はまずコミュニケーションを大事にします。でも、男性は純粋にその問題を解決しようと「行動」に重きを置くそうです。

「女は地図が読めない」などの話でよく知られている男女の脳の違い。人間の左右の脳の差自体は一般的になってきましたが、男女の脳の差も確かにあります。今回の授業では、長年脳や神経について研究されてきた理学博士・松本明先生と、「脳」についての男女の差を学びます。

「男の脳、女の脳とひと口に言っても、グラデーションは千差万別。そのわずかな違いが男女の考え方や思考の違い、得意とする能力の差、個性などを生んでいるのです」と話す松本先生。例えば、左右の脳を繋ぐ「脳梁」という部分は女性の方が太いのですが、それによって明らかに男性よりも多くの情報をやりとりできるなど、脳の仕組みや実際の研究結果から、一般的に言われる「男女のチガイ」を考えてみたいと思います。

遥か昔から、“狩り”に出かける男性は「空間把握」能力が求められ、“育児”をしていた女性は「コミュニケーション」能力を必然としていたとのこと。いつの時代も、男は女の気持ちを理解できず歯がゆい思いをするものですが、まずは脳による性差を知ることで、相手の心を理解することができるかもしれません。

「女心は秋の空」。そんなことわざを知っていても、男女の問題は片付きませんから、ね。

先生

[ 理学博士 ]

松本 明

理学博士。順天堂大学医学部、東京大学教養学部、早稲田大学教育学部等で研究(脳の性差)と教育(脳解剖学、神経生物学)に携わる。著書:アダムの脳・イブの脳(現代書林、1997)、Sexual Differentiation of the Brain (CRC Press, 2000)、共著書:Atlas of Endocrine Organs (Springer-Verlag, 1992)、環境ホルモン(丸善、1998)、脳の性分化(裳華房、2006)など。

教室

青山ブックセンター本店

青山表参道付近では最大規模の書店。略称ABC。デザイン系の書籍が多いなど独特の棚展開で知られ、多くのファンを持つ。

http://www.aoyamabc.co.jp/

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。当日スタッフが対応致します。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
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東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 東口より徒歩10分。
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