宇宙との遭遇。～地球、そして月へ～

「シミュレーション天文学」。これはコンピュータを駆使して、惑星ができるまでの誕生、成長過程などを様々なデータや仮説に基づいてCGで再現する新しい分野の学問。さらに、シミュレーションは惑星の誕生だけにはとどまらず、宇宙誕生、宇宙の果て、いろんな場面が想定されています。
国立天文台で“惑星系形成論”を研究する小久保英一郎さんは、「全宇宙のＣＧ化」という壮大なプロジェクトに取り組んでいる第一人者。
授業の最初に、4次元デジタル宇宙ビューワー『MITAKA』を使って、国立天文台（東京・三鷹）から出発し、大気圏、月、そして太陽系を抜けて、遥かなる宇宙、137億光年の旅をナビゲートします。先生をツアーガイドに、生徒のみなさんもコントローラーを握って、宇宙飛行を満喫できる機会もあるかもしれません。
授業の中心テーマは、「月と地球の起源」。最新の観測結果を紹介しながら、コンピューターシミュレーションが明らかにしつつある太陽系の惑星誕生の物語を辿ります。
もしこの授業で「私たちは宇宙に住む人類のひとつ」ということを実感できたとしたら…、私も、あなたも、宇宙人。


【ご参加される皆様へ】
今回の授業は「東京発未来を面白くする100人」をコンセプトに様々なジャンルの気鋭の方にインタビューを続けるWeb Media『TOKYO SOURCE』プロデュースの授業になっています。
当日ご参加頂く皆さんは「予習」として、下記サイトで小久保英一郎さんのインタビューを読んできて下さい。