シブヤ大学

100手先を読む。~ようこそ「将棋の世界」へ~ 上級者編

12:00-13:30
  • 道玄坂将棋倶楽部
  • 瀬川 晶司 [プロ棋士四段]
参加費
無料
定員
11名
参加対象
将棋の面白さをプロ棋士から実践で教わりたい方

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
*当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
とある有名な元IT企業社長が、企業の買収時にこう言いました。「いつまでも“穴熊”やってても仕方ない」。
「穴熊」とは将棋用語。将棋の戦法は、実は数々の経営者の名言に使われています。そもそも将棋は、紀元前300~200年頃のインドのゲームが発祥。その後、西へ移動したゲームが「チェス」となり、東の果ての日本では「将棋」という名のゲームになりました。

<奪い取った相手の駒を、自分の持ち駒として再生させる>

取られた自分の駒が、相手の持ち駒となって攻めてくるという将棋の基本ルール。同じルーツを持つゲームが世界各国にあるとはいえ、こういった特徴は日本の将棋だけにあてはまるものだったりします。
今回の授業では、「将棋」というゲームを職業としているプロ棋士、瀬川晶司四段を先生に迎えます。元サラリーマンからの転職という異色の経歴である瀬川先生ならではの視点で、将棋のルーツや面白さを解説していただき、実際に生徒の皆さんと11面指し(棋士1名に対し、11名が対局を行う)を行います。
プロ棋士は、対局中100手先までの駒の動きを読み、それを記憶していると言われています。名経営者をも唸らせる「先を読む力」と「判断力」、そして「記憶力」を、将棋道場でプロ棋士と話しながら、ぜひ体感してみてください。

【穴熊】・・・将棋の戦法の一つ。王将を隅に囲ってしまう、守備の中でも最も堅固な守備陣形のことで、正式名は「穴熊囲い」

※宿題:瀬川晶司先生に、将棋や将棋会、棋士や対戦中のことについてなど、将棋に関するどんな内容でも構いませんので、1つ質問を考えてきてください。

※:将棋道場への入場料として、800円を頂戴いたします。当日、道場受付でお支払い下さい。

先生

[ プロ棋士四段 ]

瀬川 晶司

昭和45年3月23日横浜市に生まれる。14歳のときプロ棋士養成機関の奨励会に入会し、26歳のとき年齢制限の規定により奨励会退会。その後サラリーマンとなるが、対プロ戦の高勝率が認められ、35歳のとき戦後初のプロ編入試験将棋を実現。これに合格し平成17年11月プロ棋士となる。平成18年横浜市文化奨励賞受賞。

教室

道玄坂将棋倶楽部

道玄坂にある、将棋道場。渋谷の風俗街をちらりと感じさせる通りの雑居ビルの2階。中は畳じきで、11盤、22名までが同時に対局を楽しむことができる。古くは庶民の娯楽であった将棋や囲碁は、町の道場で楽しまれていたが、その道場も全国的に年々数が減ってきている。                                 <バリアフリーに関して> バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。 シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区道玄坂2-25-14 堀田ビル2F
最寄り駅:JR山手線・埼京線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・
東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 ハチ公口より徒歩6分。