シブヤ大学

植物の声に、耳をすませば ~植物からの声、試行篇~

14:00-15:30
  • 青山ブックセンター本店
  • 銅金 裕司 [メディア・アーティスト]
参加費
無料
定員
50名
参加対象
植物と音楽に興味がある方

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
*当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
一見、素人には難解だと思われる内容を、独特のトークパフォーマンスと、優しさを持った哲学で語る銅金先生。よく聞いていると、私たちが普段の生活では全く気づきもしなかった、目からウロコの視点を与えてくれる研究室を、シブヤ大学は今月も開催します。今回はさらに、どんな展開になるのか予測不可能な授業が繰り広げられそうです……。

「植物にも声がある」。これをみなさんに体感してもらうための連続授業の第2回目です。
人間は、リラックスした状態の時には脳にアルファー波が出ます。それと同じように、植物にも『プラントロン』という特殊な装置を使うことで、彼らの発する電位変化を計測することができます。この装置は、植物生体情報を得るためのもの。葉の表面に付けた電極から、微弱な電位変化を取り出しコンピュータ解析することで、ある環境の中での植物の振る舞いを観察し、その電位変化を音に変換することができます。同じ植物でも、一日の中での光の変化や、人が周囲にいるかいないかなどで、その発する「声」は確実に変わっているのです。
『プラントロン』を介在させたサウンド・インスタレーションをめざします。この試みは「植物の声」を聞き取ることで、我々と植物の相互的な関係を考え直し、「生きている」という意味をあらためて問いかけようとするものなのです。

今回の授業では、とりあえず、プラントロンをチューニングしてみたいと思います。そして、いくつかの植物を、『プラントロン』を介してその声を聞いてみましょう。

しかし、植物も気まぐれです。いつも必ず声を聞かせてくれるとは限りません。もしかしたら、第3回目以降も、そのトライアルは続くことになるでしょう…

銅金博士より



*声を聞いてみたい観葉植物を育てている方は、授業当日にお持ち下さい。

先生

[ メディア・アーティスト ]

銅金 裕司

メディア・アーティスト。海洋学を修めた後、園芸に転向し千葉大学大学院修了、工学修士(海洋学)、学術博士(園芸学)。その後、学術的な新しい試みに挑戦しつつ、メディアアートで美術館、ギャラリーなどで作品展示、ワークショップ多数。神戸在住。
http://wiki.livedoor.jp/dogane/d/Profile

教室

青山ブックセンター本店

青山表参道付近では最大規模の書店。略称ABC。デザイン系の書籍が多いなど独特の棚展開で知られ、多くのファンを持つ。

http://www.aoyamabc.co.jp/

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。当日スタッフが対応致します。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
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