「森」をつくる。2010 ~明治神宮の森でどんぐり拾い 5~
- 明治神宮代々木の杜
- 井梅 江美 [NPO法人 響 理事 兼 事務局長]、追原 三恵 [NPO法人 響 緑化推進事業長]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 40名
- 参加対象
- どなたでも。
- 当日の持ち物
- お弁当・レジャーシート・水筒・軍手・どんぐりの苗が入ったポットを持ち帰る袋・雨具(多少の雨でも決行します)・防寒具(森は街中よりも寒いです)・虫除け(まだ蚊がいます)をご持参の上、汚れても良い長袖長ズボンの服と歩きやすい靴にてお越しください。
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。 - ※1:本授業の抽選は2010年11月8日(月)に行います。(抽選予約受付は11月7日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
2010年11月18日(木)0時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
けれど日本は、山や木の豊かさこそが他国に比べて誇れる文化である。
神の杜を「モリ」と呼び、自然の中に神さま見出してきた日本は「森」の国。
高層ビルが立ち並ぶこの東京にも実はそんな森があります。
明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社として1920年に創建された「明治神宮」。
その森は90年前に全国からの約10万本、365種の献木によって造られた
面積約70万平方メートルにもなる人工林です。
授業では、都会の森を歩きながらどのようにしてこの森が造られたのかを学びつつ、
野鳥のカワセミもいて世界中からも注目をされているこの森の生態系にも注目します。
そしてこの授業の最大の見所は、明治神宮の「どんぐり拾い」。
普段は入れない森でのどんぐり拾いの後は、発芽選別をしておいたどんぐりを自宅へ持ち帰って育てることで、
未来の森に想いを馳せていただきたいと思います。
また、シブヤ大学の開講年から唯一、毎年恒例で行っている本授業も第5回!
5周年を記念して、授業の後半は過去4年間の授業に参加された方々にお声掛けして
「どんぐり☆大同窓会」を開催したいと思います。 (※同窓生の皆さまには別途、事務局よりメールさしあげます)
同窓会のホストは、2008年の授業への参加をきっかけにNPO法人響の活動に参加し、
いまでは響で緑化推進事業長を担っている追原三恵さんにお願いしました。
以下、追原さんからのメッセージです。
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シブ大の先輩、後輩、同期の皆様! 2008年度生の追原三恵です。
授業の感想をmixiで書いてたら、たまたまマイミクになった方から響の活動に誘ってもらって、早2年!!
今ではどんぐり畑の管理人をさせてもらっています。当時、授業で拾ったドングリも立派に育っていますよ♪
「はじめまして!」がほとんどの同窓会になるとは思いますが、どんぐり拾いの授業から数年経ち、
皆さんの中に芽吹いた、森への気持ちを互いにシェア出来ればと思います。
また、皆さんが育てられた苗木を実際の森へ植樹することについて、色々とご相談もしたいと思っています。
念願の同窓会企画、みんなで盛り上げていきましょう!!
よろしくお願いします。
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あなたも一緒に森を造ってみませんか。
【授業の流れ】
09:30 受付開始
10:00 表参道に面した「明治神宮 南門 (原宿口)」前 集合
オリエンテーション ~ ネイチャーゲーム
10:10 境内散策 (渋谷川の源流~代々木の木~第二鳥居~御苑)
11:30 代々木の杜の存在意義と「NPO法人響がどんぐりを育てる理由」
12:00 御本殿で参拝
12:30 昼食 (原っぱにて。同窓生をまじえて新宿のビル郡を眺めながら…)
13:00 森でどんぐり拾い
13:45 どんぐり選別とどんぐり畑視察、同窓生より苗のエピソード
14:20 苗の移植
14:40 響との出会いとどんぐり活動
15:00 終了 (どんぐり苗お持ち帰り)
(授業コーディネーター : 榎本 善晃)
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【注意事項】
※1:この授業は、2006/11/18と2007/11/17、2008/11/15、2009/11/21に行われた
【「森」をつくる。 ~明治神宮の森でどんぐり拾い~】と同様の内容となります。
※2:12:30には森の中で昼食をとりますので、【お弁当・レジャーシート・水筒】をご持参下さい。
※3:森の中にも入りますので、【汚れても良い長袖長ズボンの服と歩きやすい靴・軍手・どんぐりの苗が
入ったポットを持ち帰る袋・雨具(多少の雨でも決行します)・防寒具(森は街中よりも寒いです)・
虫除け(まだ蚊がいます)】をご持参下さい。
また、リュックなどできるだけ両手が空くようにして下さい。
※4:天候、その他の状況により、中止になることがございます。
万が一中止の場合には、学生登録いただいているメールアドレス宛に、
シブヤ大学事務局より【11/20(土)AM8:00】までにご連絡させて頂きます。
※5:明治神宮内でのどんぐり拾いは、NPO響が特別に許可を頂いている活動です。
先生
[ NPO法人 響 理事 兼 事務局長 ]
井梅 江美
東京都出身。大学時代に仲間と共に「響」を設立。大学生を中心にyouth-club活動を行う。学習・実践・発信を行う7つのプロジェクトのうち、国際文化交流事業長・企画部長・広報部長を務める。メンバーと組織の成長・発展に伴いH15年にNPO法人格を取得。翌年、事務局長に就任。現在に至る。
【NPO法人響】
明治神宮の森を活動フィールドにしているNPO法人。「学ぶ 伝える そして 守る つながる」をテーマに、生活環境と自然環境が調和し、自然と人間が共生できる豊かな社会の実現、ひいては国内だけでなく国際社会の公益の増進や日本文化の継承普及を行っています。
代々木の杜を学び舎にしたyouth-club活動では、「いにしえは とこしへに こだまする」をキャッチフレーズに、古来より伝わる日本人の自然観、伝統文化、持続可能性を学ぶため、無農薬手作業のたんぼ耕作やどんぐり苗の育成などの自然体験と学習を行っています。
一方、NPOの社会貢献活動では、「100年前から いま そして100年先へ」をキャッチフレーズに、代々木の杜を100年先につなげるため、どんぐり苗の育成や全国への恩返し活動など、市民参加ができる様々な活動を行っています。
明治神宮は、1920年に明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社として代々木の地に鎮座しました。ご本殿を囲う70haの森は「代々木の杜(よよぎのもり)」と呼ばれ、 “永遠に続く”ことをコンセプトに、壮大なるグランドビジョンと150年先までの植生の遷移を想定し造営計画された人工林です。日本初のナショナルプロジェクトとして、全国約10万本の献木と述べ11万人の青年奉仕によって完成しました。2020年は杜の節目である100年を迎えています。
平成13年に青年育成団体「響」設立。
平成15年9月NPO法人格取得。
■NPO法人 響 オフィシャルサイト
https://www.npohibiki.com/
[ NPO法人 響 緑化推進事業長 ]
追原 三恵
学生時代に東京JC主催の中国霊宝での植樹活動に参加した事をきっかけに、就職後も各地の植樹祭や趣味のダイビングを活かして、サンゴの植え付け活動等に参加する。
自身の地元に根差した緑化活動を探していたところ、シブヤ大学の"「森」をつくる。2008~明治神宮の森でどんぐり拾い~"授業に参加し、NPO法人響の緑化推進事業の活動を知る。職種も年代も幅広い仲間に支えられながら、2010年5月より緑化推進事業長を務めている。平日は商社OLとして働き、週末は明治神宮で土まみれになって活動している。
■NPO法人 響 オフィシャルサイト 緑化事業ページへ
http://www.npohibiki.com/green.html
教室
明治神宮代々木の杜
明治神宮は、明治天皇・昭憲皇太后をおまつりする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設をもつ外苑と、結婚式とセレモニー&パーティー会場の明治記念館とからなる。内・外苑一帯にわたって鬱蒼と繁った緑したたる常磐の森は、神宮ご鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積70万平方メートルは、国民の心のふる里、憩いの場所として親しまれている。
- 所在地
- 渋谷区代々木神園町1-1
最寄り駅:JR山手線原宿駅、地下鉄千代田線明治神宮前駅 下車 徒歩1分