シブヤ大学

第一回 ~はじめての草木染め~
【グレー(ケヤキ×おはぐろ鉄)コース】

13:00-17:00
  • 渋谷区ふれあい植物センター
  • 吉岡 幸雄 [染織史家]、渋谷区ふれあい植物センターボランティアの会の皆さま
参加費
無料
定員
4名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
実費2,000円、タオル、ビニール袋(作品を持ち帰るために使用します)
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※ 本授業の抽選は2010年3月8日(月)に行います。(抽選予約受付は3月7日(日)24時までとなります。)
※ 抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2010年3月18日(木)0時まで
  先着順でお申し込みを受付いたします。
※当日、草木染めの実費として【2,000円】をいただきます。
※こちらは【グレー(ケヤキ×おはぐろ鉄)コース】の申込ページです。
知っていますか。
どんな草木でも染められることを。
近所に落ちてる枝や、どんぐり、たまねぎの皮。
特別な材料である必要はなく、
自然のものならばなんでも染料となります。
不思議なことに草木の見た目の色と、
草木がくれる色とは違います。
白い布が少しずつ染まっていくさまは、
草木の持つ本当の色をみるようです。
布も、綿、絹、麻、自然のものなら何でも染まります。
科学繊維は染まりません。
そうして自分で染めた布は、
大切にしたくなるものです。
着るときも、洗うときもあれこれ
考えるようになります。
たくさんの洗剤は色が落ちてしまうなとか。
洗濯機にお湯だけで日常の汚れは十分なのだなとか。
そもそも、何で染めようかと素材を選ぶために街を歩くと、
都市の中にもずいぶんたくさんの
草木があることに気がつかされます。
何度もやるうちに染料となる植物そのものを
植えることが大切であることも。

うつくしいくらしかた、第一回は、
こうしたさまざまな気づきを与えてくれる
草木染めの講義です。
先生は、東大寺、法隆寺、薬師寺、伊勢神宮の伝統行事の染色に
携わっている京都「染司よしおか」五代目当主、吉岡幸雄さん。
今回は、渋谷区の区木であるケヤキと、日用素材代表である玉ねぎで、
ハンカチやスカーフを染めてみたいと思います。
講義の場所は、渋谷区ふれあい植物センターをお借りしました。
センターのボランティアの方々にご協力いただき、
渋谷区の四季折々の草花についてのお話もあります。

また残念ながら抽選にもれた方にも体験していただけるように、
シブヤ大学初のネット生中継を実施します。
中継時間は授業時間丸ごと4時間を予定。
以下の素材をご用意の上、
   ・絹のハンカチ
   ・玉ねぎの皮(20gほど)
   ・明礬(5g、薬局などで売っています)
   ・鍋  
   ・ステンレスボール 4個 
   ・ザル
   ・菜箸、計量カップ
 
授業開始時間に、
http://www.kurashikata.com/2010/02/blog-post.html
にアクセスしてください。
当日はUSTREAMとニコニコ生放送で中継をおこなう予定です。
皆様から先生への質問をお受けし中継中に答えていただくコーナーも
用意しています。
どうぞ一緒にお楽しみください。

また、吉岡先生のケヤキ染めの写真と簡単な解説、
それにスタッフが試しにやってみた体験記が
下記にございます。
よろしければご覧ください。
http://www.kurashikata.com


【授業の構成】 (※受付は12:30に開始します)
・草木染め実践(色素の抽出→染色・水洗い→発色・水洗い 繰り返し)
・実践と並行して、講義(草木染めのお話、渋谷区の植物についてのお話など)

※当日は実費2,000円とあわせて、タオルとビニール袋をご持参ください。
  (作品を持ち帰る際に使用いたします。)
※受講生の方もネット生中継に映る可能性があります。予めご了承ください。

先生

[ 染織史家 ]

吉岡 幸雄

1946年 京都市の江戸時代から京都で四代続く染屋に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、1973年、美術図書出版「紫紅社」を設立。『根来』、『琳派』(全5巻)など多数の美術工芸図書を出版。1988年 、生家「染司よしおか」五代目当主を嗣ぐ。各種の植物から色を汲みだす「植物染」を行い、日本古来の色の伝統と技を守る。東大寺、法隆寺、薬師寺、伊勢神宮など古い社寺の伝統行事の染色に携わり、伎楽衣装、造り花、幡などの復元制作を行う。著書に『日本の色辞典』(紫紅社)、『日本の色を染める』(岩波新書)、『和みの百色』(PHP研究所)など多数。

■オフィシャルサイト「紫のゆかり」~吉岡幸雄の色彩界~:
  http://www.sachio-yoshioka.com/2002jp/index.html

渋谷区ふれあい植物センターボランティアの会の皆さま

男女40名余りの登録者が、植栽活動や染色研究、展示解説、イベントサポート等を行っています。特技を活かし、楽しみながら渋谷のみどりに貢献し、皆さんの自然との出会いをより印象的に楽しくしたいと活動しています。仲間を随時募集しています!

■ふれあい植物センターのホームページ:
  http://www.botanical-fureai.com/

教室

渋谷区ふれあい植物センター

ふれあい植物センターは、渋谷清掃工場でゴミ焼却の際に発生した電力の供給を受けている屋内型熱帯植物園です。せせらぎ流れる温室で熱帯植物を観賞する他、ハーブや企画展示・図書・幼児遊戯コーナーなどを楽しめます。更に『ホタルの夕べ鑑賞会』をはじめとした季節のイベントや、園芸・クラフト・自然体験等の講座実習を通して、より自然と親しんでみませんか。渋谷の癒しのグリーンスポットとして、お気軽にお立ち寄り下さい。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
エレベータ・だれでもトイレ・オムツ交換台設置。授乳スペースはお気軽にスタッフにお声かけ下さい。

所在地
渋谷区東2-25-37
電話:03-3680-4386

最寄り駅:①JR渋谷駅より徒歩約12分
       ②都バス 都06番・田87番 ハチ公バス「渋谷車庫前」下車 徒歩約2分
入園料:100円(区内在住の小中学生、未就学児、60歳以上の方は無料)
      年間パスポート1000円
開園時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日の平日)

ホームページ:http://www.botanical-fureai.com/