シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム18
『野に出てライフスタイルを考える~赤城自然塾・循環型社会システム体験エコツーリズム3~@群馬』
【天ぷら油リサイクルバス利用でカーボンオフセット】

07:30-00:00
  • 国立赤城青少年交流の家とそれを囲む山々
  • 壱岐 健一郎 [エコツーリズム・プロデューサー]
参加費
無料
定員
40名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、軍手、雨天時のためのレインコートと傘、防寒着、エプロン、手ぬぐい、上履き、浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等、筆記用具等。
詳細につきましては、左記の注意事項をお読み下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより<先着順>にて受付
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。  
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まりください。尚、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意ください。
【撮影等】本授業につきましては、授業中以外の写真撮影のみ認めます。その他の録音機器等のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、10月9日(金)0時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、㈲リボーンの旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日㈲リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
環境問題もエコの意識も高まってきました。地域に足を運んだり、自ら自然と触れ合う体験をしたりということが、「ブーム」になっています。しかしながら、それはブームのままにしてしまっていいいのでしょうか。もっと継続的に、生活の一部として捉えられるようなきっかけや活動が必要です。
ただ、難しくものごとを捉えすぎたり、自身ではなく「誰か」の目線で、体験が語り続けらてしまっては意味がありません。あくまでも自分が体験し、かつ楽しいものでなければ、環境に対する意識は離れてしまうと思います。

赤城ツーリズムは、シブヤ大学でも3年目。継続して参加したい人、はじめてツーリズムに参加する人、どちらの方も楽しめる内容です。気になるプログラムは、
松枯れ林地の土壌復活間伐作戦。ナイトウォークでの星空観察。食を命から教わる、豚ウィンナー作り。
体を動かし、耳を傾け、身体と森が一体になる瞬間を感じませんか?
理屈ではなく、感覚で学ぶツーリズムです。

ツアーガイドは、3年連続、エコツーリズム・プロデューサーとして活躍中の壱岐健一郎さん。
また、各所で赤城が地元の専門家を特別講師としてお迎えしてお話を伺います。

今回は<先着40名>限定。どうぞお楽しみに!!

(授業コーディネーター : 鈴木 高祥)

【授業プログラム】
循環型のライフサイクル。便利になった世の中ですが、どこかで何かが失われています。壱岐さんのガイドのもと、赤城の自然に触れることで、いま日本で何が起こっているか、赤城山を事例に学んでいきます。豊かな森、と思われる日本の森ですが、実は深刻な問題がおきています。この赤城の山もその一つ。森を再生させ、ずっと維持させるために枯れた松を炭にして土壌改良剤にする試みが行われています。そこに住む人・動物・昆虫がずっとそこにあるために何ができるのか、地元の方の話を交えながら学びます。関東の水源である利根川の上流に位置する赤城の自然を、森を歩きながら満喫しましょう。

■プログラム1:『五感を研ぎ澄ます、森の間伐時間』
まずは、理屈ぬきにして赤城の自然と向き合いましょう。年々赤城の松山は枯れてしまっています。それが何故なのか。考えながら間伐作業をしてみてください。答えが見つかり始めたころ、地元の方の声を聞いて、今度は、何故その作業が必要なのかを意識しながら行動してみましょう。※間伐とは…森を守るために木を人工的に切ることです。作業はかなりのハードワークになりますのでご了承ください。



■プログラム2:『新エコ アイデア環境会議』
めいっぱい身体を動かした後は、巷で騒がれる環境問題が自分の生活にどんな影響を与えるのか、また、いま自分ができる対策を、グループディスカッション形式で発表しあいます。本に載っているようなことではなく、今までには無い面白い対策を参加者で生み出していきましょう!
自分の生活ですぐ取り組めるものから、それ可能なの?というようなアイデアも面白おかしくアイデアを出していきます。



■プログラム3:『ムササビ観察・星空ナイトウォーク』&『早朝森林散歩』
夜の森を探索します。国立赤城青少年交流の家の職員の案内で、夜に活動する動物や昆虫を探しつつ、星空の下(晴れることを祈るのみ!)、散歩をします。耳を澄ませて、森に住む動物を観察します。ムササビにも会えるかもしれません。(※雨天の場合は中止。地元の方のお話になります)また、朝もちょっと早起きして、朝もやがかかる幻想的な森の散策しましょう。時間によって表情を変える森の姿を深呼吸しながら歩きましょう。マイナスイオンもたっぷりです。



■プログラム4:『赤城の自然をいただきます』
地元で採れた農作物を使った郷土料理もテーブルにのり、みんなでいただきます。地元の森作りに携わる方々も交え地酒も飲める交流会です。その日感じたことを、意見交換しながら、赤城の自然の恵みを満喫します。

■プログラム5:『豚とウィンナーとエコ』
「林牧場・福豚の里、とんとん広場」の専務取締役である林 智浩氏から豚の生態を教えていただきます。豚の脱骨解体作業(屠畜はありません。枝肉から精肉に至るまでのお話)を見た後、ウィンナー作りをし、命を頂くことを体感します。※豚の半身をナイフ一本で解体する過程は圧巻です。



また、お昼は林牧場が自信を持って提供する『福豚』の人気メニューしゃぶしゃぶを食べていただきます。
口福(こうふく)と健康=幸福を実感していただく特別プログラム!
☆生活環境やストレスに慎重に配慮して育てられた豚さんはとても衛生的で、少しお湯にくぐらすだけで美味しく食べられます。しゃぶしゃぶの灰汁(あく)もほとんどでません!つけあわせも、新鮮な自家製野菜です。

■プログラム6:『里山ワークショップ いきもの観察会』
ぐんま昆虫の森を見学し、森に住む動物と昆虫の生態を知ります。園長の矢島さんの案内の下、昔の今の違いを学びつつ、森で必要なこと、私たちが必要なことの意見交換を交えながら里山を歩きたいと思います。地域の問題を、参加者同士が共有することで、新しいアイデアが地元側に生まれるかもしれません。午後 野外で森林整備体験を指導してくれた講師やスタッフも交えるので積極的に話しかけてみてください。



【スケジュール】
<1日目:10月10日(土)> (食事:朝× 昼○ 夕○)
7:30 新宿駅西口集合・受付 ※明治安田生命新宿ビル角(観光バス停留所側)
※他バスツアー客がおり混雑していますのでご注意下さい。
※7:45には受付終了となります。荷物を積むために移動する可能性があります。8:00 新宿駅西口出発
(天ぷら油リサイクルバスにて赤城山麓へ、車内で自己紹介など)
※途中 VTRなどを使用し赤城の事前学習など
11:30 国立赤城青少年交流の家着(宿泊地)11:45  オリエンテーション、昼食
12:45 ワークショップ1 松枯れ林地再生プロジェクト  間伐チーム 土壌改良チーム
講師 : 両角 衆 氏
16:30  「新エコアイデア会議」 グループワーク
17:30  入浴 (希望者は18:00からムササビ観察)
18:30 ナイトプログラム(ナイトウォーク、星空観察など)
19:30 地元の方との夕食・交流会
21:30 入浴、消灯

<2日目:10月11日(日)> (食事:朝○ 昼○ 夕×)
06:30 早朝森林散歩 (希望者)
07:10 早朝セレモニー・朝食 
09:00 とんとん広場食農学習 講師:林 智弘 氏
12:00 昼食「福豚のしゃぶしゃぶ」
13:00 とんとん広場出発
13:20 「ぐんま昆虫の森」生きもの観察会 講師:矢島 稔(ぐんま昆虫の森 園長)
15:20 都内へ
18:00 新宿着・解散
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【講師のお名前】
<10月10日(土)>
石塚 征人 (赤城南麓森林組合事業課長)
横山 一郎 (前橋市富士見支所赤城山振興課長)
樺沢 元治 (前橋市富士見支所産業課長)
両角 衆 (赤城山自然農園)
<10月11日(日)>
林 智浩 (林牧場福豚の里とんとん広場専務取締役)
矢島 稔 (ぐんま昆虫の森 園長)

【総合講師】
壱岐健一郎(エコツーリズム・プロデューサー)

【注意事項】
※1:集合場所から解散場所までの交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金として、お一人あたり「15,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:1日目に行われる交流会の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみをご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください。

※3:この事業は地球環境基金の助成を受けています。

※4:お申し込み頂いた方には、リボーンより内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より5日以内にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ずリボーンまでご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(リボーンTEL:03-5363-9216 担当:吉永)  

◆キャンセル料について
授業開始日の前日から起算して遡って、
14~8日前:20%
7日~2日前:30%
前日:40%
当日以降:50%
授業開始後の取り消しまたは無連絡不参加:100%

※5:最少催行人員は25名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※6:やむを得ない諸事情・天候によっては、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※7:松枯れ林地再生活動のための、汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、軍手、雨天時のためのレインコートと傘をご持参ください。炭を扱います。夜は冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお薦めいたします。また、食農学習ウィンナーづくりのために、エプロン、手ぬぐいもご用意ください。

※8:宿泊施設は国立赤城青少年交流の家で、相部屋利用となります。上履き、浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。

※9:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。

【旅行企画・実施】
㈲リボーン <エコツーリズム・ネットワーク>
東京都知事登録旅行業第2-4850号 (社)全国旅行業協会 会員 
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-2-1 ビューシティー新宿御苑1203     
TEL 03-5363-9216 
FAX 03-5363-9218
Mail: eco-tourism@reborn-japan.com

先生

[ エコツーリズム・プロデューサー ]

壱岐 健一郎

1954年8月22日生まれ。宮崎県出身。青山学院大学文学部卒。近畿日本ツーリスト退社後、循環型社会の構築の一翼を担うために、2000年春「リボーン(REBORN=蘇る)」を設立。天ぷら油リサイクルバスによる都市と農山漁村交流エコツアーやカーボンニュートラルを意識したボルネオ、ニュージーランド、ヨーロッパ環境先進国などのライフスタイル体験ツアーを運営。エコツーリズム・プロデューサーとして活躍中。
リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>代表取締役。NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン代表理事。

教室

国立赤城青少年交流の家とそれを囲む山々

上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の一つ赤城山は、黒檜山、駒ヶ岳、長七郎山、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳などの外輪山・中央火口丘・側火山などからなる山体の総称です。火口原湖の大沼、火口湖の小沼、“小尾瀬”と呼ばれる高層湿原の覚満淵などの湖沼及びそれらを取り巻く原生林などの自然にあふれ、多くの人を魅了しています。その赤城山南麓に広がる黒松の森に囲まれ、標高500メートルに位置する国立赤城青少年交流の家は、四季を通じて豊かな自然環境に恵まれています。

所在地
群馬県