シブヤ大学

おとなの社会見学!08
~いのちの食べかた ・育てかた「家畜のアニマルウェルフェア」~

11:00-16:00
  • 富士ミルクランド
  • 松木 洋一 [日本獣医生命科学大学名誉教授(農業経済学)]、酒井 良則 [富士山アニマルウェルフェア放牧養豚場 酒井農園 代表/静岡県知事認定エコファーマー]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも。自分が食べているものがどこから来ているか見たい方。

当日の持ち物
筆記用具をご持参ください。また、豚との遭遇が想定されるため、汚れても良い格好でご参加下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【集合】集合場所へは、当日11時までに必ずお越し下さい。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は、<現地集合型>授業です。
※2:本授業の抽選は12月8日(月)に行います。(抽選予約受付は12月7日(日)24時までとなります。)
※3:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、12月18(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
家畜に、福祉?!
家畜福祉とは、家畜を「感受性のある生命存在」と定義し、最後は命を奪うにしても、飼っている間は感受性を尊重すべきという考え方。1997年発効のEU議定書に明記されたものです。

今回の授業は、この聞き慣れない言葉を学びに、富士山の麓に体験遠足を行います。
先生は、日本での家畜福祉研究第一人者である松木洋一さん。松木先生のガイドのもと、日本ではまだ珍しい家畜福祉を重視した牧場『富士山アニマルウェルフェアファーム 放牧養豚場 酒井農園』へ。
普段なかなか見る機会のない、養豚場や豚が放牧されている様子を見学し、最後はレストランで、健康に育てられた豚たちの肉をいただきます。
こうした一連の体験を通じて、いのちを慈しむことや家畜と私たち人間との繋がりを考えたいと思います。

健康にいのちを全うした生き物がいることで、私たちの健康もはじまります。
畜産物を食べるのは、私たちなのですから。

【授業の流れ】
- 11:00 JR富士宮駅 改札口出て正面に集合集合後、富士ミルクランドへチャーターバスで移動
- 11:30 富士ミルクランド 到着
オリエンテーション(10分)
プログラム1 『映画「いのちの食べかた」ダイジェスト版上映』 開始(20分)
- 12:15 プログラム2 『食事体験~幸せな豚肉~』 
豚肉シャブシャブ 昼食@富士ミルクランド内レストラン
【移動】富士ミルクランド → 酒井農園

- 13:30 プログラム3 『幸せな豚たちとの対面:酒井農園視察』 開始(30分)
【移動】酒井農園 → 富士ミルクランド

- 14:00~15:30 プログラム4 『家畜の福祉とは:講義』
松木洋一先生、酒井良則先生

- 16:00 終了
チャーターバスにて富士ミルクランドからJR富士宮駅に移動。解散。
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。
※【ご参照】16:41 富士宮駅発 →乗り継ぎ:ひかり378号→ 東京 18:40着

(授業コーディネーター:加藤丈晴)

【注意事項】
※1:プログラム参加代金<チャーターバス(富士宮⇔ミルクランド)、食事(ミルクランド)、農場視察代>として、お一人あたり「5,000円」を頂戴いたします。(富士宮までの往復交通費は含まれませんので、ご了承下さい。)

※2:農園視察の際、、野外での授業になるため、汚れてもよい動きやすい服装、汚れてもよい靴、雨天時のための雨具(傘やレインコート)をご持参ください。

※3:やむを得ない諸事情・天候によっては一部プログラムを変更の上、実施する場合があります。

※4:最小催行人数は本ブログラム全体で10名以上とし、添乗員、バスガイドは乗務いたしません。

※5:当日のお料理などの準備のため、12月8日(月)にシブヤ大学事務局より(注)出欠確認のご連絡をさせて頂きます。15日(月)までに出席のお返事を頂けない場合はキャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。
(注)授業申込み時に記載頂いたメールアドレス宛に事務局より確認のメールを送らせて頂きます。こちらからメールが送れない場合もキャンセル扱いとなってしまいますので、メールアドレスの正確な記載を宜しくお願い致します。


■教室紹介



1.「富士山アニマルウェルフェアファーム 放牧養豚場 酒井農園」
酒井農園では、酒井さんが参事である富士開拓農協と、生産者・流通有志で構成される富士朝霧高原有機農業経済振興会が、有機の里づくりの一環で、農業と動物福祉の研究会(JFAWI:代表・日本獣医畜産大学 松木洋一名誉教授)、アドバイスを受け、放牧放牧養豚を始めました。
この放牧豚事業は、酒井良則さんが参事を務める冨士開拓農協と、生産者、流通などの有志とでつくる富士朝霧高原有機農業経済振興会が有機の里づくりの一環として企画し、「農業と動物福祉の研究会」との連携によってスタートしたものです。

2.「富士ミルクランド」 ※下記参照

先生

[ 日本獣医生命科学大学名誉教授(農業経済学) ]

松木 洋一

アグリネイチャースチュワード協会理事長、農業と動物福祉の研究会代表世話人、(有)アグリネイチャーいいじま取締役、NPO法人えがおつなげて顧問、関東ツーリズム大学設立評議員。最近では、農業者が数千年にわたってつくりあげてきた「農業自然」は、農山村ばかりでなく、東京など大都市にも残っているので、市民と都市農業者とともに都市農地周辺の生き物調査を行っています。また、愛知万博の環境キャラクターであるモリゾウキッコロを生物多様性ブランドとして活用するプロジェクトにかかわって、農業がもつ生物多様性保全ビジネス開発をすすめています。また、昨年来評判になっている映画「いのちの食べ方」で取り上げられているストレスのない健康な家畜の飼い方である「家畜福祉」の実現にEUなどの国際NGOとともにかかわっています。



【最近の主要著書】
松木洋一・木村伸男編著「家族農業経営の底力」農林統計協会2003
松木洋一・永松美希編著「日本とEUの有機畜産」農文協2004
松木洋一・R ヒュルネ編著 松木洋一・後藤さとみ共訳「食品安全経済学」
日本経済評論社2007

[ 富士山アニマルウェルフェア放牧養豚場 酒井農園 代表/静岡県知事認定エコファーマー ]

酒井 良則

教室

富士ミルクランド

富士ミルクランドは、「富士朝霧高原有機農業経済振興会」が、「有機の里づくり」の拠点として平成8年5月3日に開設、酪農体験、乳製品工場、宿泊施設を運営しています。

この「有機の里づくり」の取り組みは、富士朝霧高原有機農業経済振興会が開発販売してきた製品を地元で消費(地産地消)し、さらに地域の特産品として環境・自然との共生・食の安全に高い意識を持つ消費者に提供して、朝霧高原の地域活性化を目的としています。
(ホームページより抜粋・編集)

<バリアフリーに関して>
レストラン・会議室などはバリアフリー設計になっております。
ただし、放牧場などは舗装されておりません。

所在地
静岡県富士宮市上井出3690
電話: 0544-54-3690
最寄り駅:JR富士宮駅より、タクシーなどで30分。
※今回はチャーターバスで移動します。

<当日の連絡先について>
電話:090-2981-7251(※注)
(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。

【教室までの行き方】
JR富士宮駅改札前に11:00集合。
シブヤ大学スタッフが改札前におります。
集合後、チャーターバスにて移動します。