シブヤ大学

誰もが働ける社会をつくる
ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ 2025
第4回 関西のソーシャルファーム実践者と話してみよう!

19:00-21:00
  • Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
  • 木戸 伸幸 [一般社団法人NIMO ALCAMO 理事、WORK RULE SHIFT KYOTO 共同代表]、森口 誠 [一般社団法人 暮らしランプ 代表理事]、小関 智宏 [ディースタンダード株式会社 代表取締役]、福寿 満希 [株式会社ローランズ代表取締役]、近藤 武夫 [東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授]、紫牟田 伸子 [編集家/デザイン研究家]
参加費
無料
定員
30名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
※本授業はGoogleフォームからのお申込になります。シブヤ大学マイページからの確認・キャンセルはできませんので、参加が難しくなってしまった場合は、お手数ですが info@shibuya-univ.net までご連絡いただくようお願いいたします。また、本授業はシブヤ大学の学生登録を経ずにご参加いただけますが、お申込みいただいた時点で、シブヤ大学の定める利用規約の内容(「学生登録手続」に関する部分を除く)に同意いただいたものとみなします。

【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

ソーシャルファーム(Social Firm)をご存知ですか?

病気や障害、あるいは引きこもりや育児・介護との両立など、さまざまな理由から働くことに困難を抱える人たちがいます。
ソーシャルファームは、そうした人たちを他の従業員とともに雇用し、自律的な経営を行う企業のことです。つまり、困難を抱えているとしても安心して働ける会社です。

このワークショップでは、
・ソーシャルファームとは何か
・実際にどんな人が、どのように働いているのか
・雇う側は、どんな工夫や意識を持っているのか
といった視点から、ソーシャルファームの思想と実践にふれ、
誰もが豊かに働ける社会を、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
初めての方も、これまで参加された方も、きっと新たな発見があるはずです。
ぜひご参加ください。


2025年度のご案内

本ワークショップは2023年度から始まり、今年で3年目です。
2025年度も「就労支援組織の視点から見たソーシャルファーム」や「ソーシャルファーム認証企業で働く人・雇う人双方のリアル」について、話をうかがってきました。
アーカイブはこちら




第4回では「制度の有無や事業規模に関係なく、誰もが働ける場を生み出す方法」を実践している人たちの話を聞きます

ソーシャルファームの実践は、認証制度がある東京都だけの話ではありません。
制度がなくても、どんな人でもそれぞれの生活や働き方を考えて働く場をつくり出すことができるはず。
今回のワークショップでは、そうしたソーシャルファームを、関西で実践している「一般社団法人ニモアルカモ」の木戸さんと、「一般社団法人暮らしランプ」の森口さんに登壇いただきます。

写真左:一般社団法人ニモアルカモ アバター接客の様子
写真右:一般社団法人暮らしランプ「NAKANOTEI COFFEE」の様子


そして東京都ソーシャルファーム認証事業者からは、昨年度のワークショップにも登壇いただいた、「ディースタンダード株式会社」の小関さん、「株式会社ローランズ」の福寿さんに登壇いただきます。

※小関さん・福寿さんが登壇した過去回の様子は、下記よりご覧いただけます。事前に目を通していただくことで、今回の議論がより深く楽しめます。
2024年度 第2回「さまざまなソーシャルファーム」

この4名の方と一緒に、
・どのように事業として成立させているのか?
・「制度がなくても、できる」からこそ見えてきた課題や工夫
・ソーシャルファームをより広げるために必要なこと
などについて、会場の皆さんにも意見や疑問をいただきながら、一緒に考えていきます。

※本ワークショップは全4回の開催です。本回が2025年度の最終回となります。
第1回「働けないってどういうこと?働くってどういうこと?」 7月8日(火)19:00-21:00
第2回「ソーシャルファームのリアル(働く人の目線から)」 9月10日(水)19:00-21:00
第3回「ソーシャルファームのリアル(雇う人の目線から)」 10月29日(水)19:00-21:00
【募集中】第4回「関西のソーシャルファーム実践者と話してみよう!」12月18日(木)19:00-21:00

※本授業はGoogleフォームからのお申込になります。シブヤ大学マイページからの確認・キャンセルはできませんので、参加が難しくなってしまった場合は、お手数ですが info@shibuya-univ.net までご連絡いただくようお願いいたします。

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【東京ソーシャルファームアクションについて】

令和5年6月。東京都は、東京に暮らし働く全ての人が輝き、活躍できる社会の実現に向けて、ソーシャルファームの取組の裾野を広げ、社会に根付かせていく取組「TOKYO SOCIAL FIRM ACTION」を開始しました。
ワークショップのほか、ソーシャルファームに関する取組事例をまとめた動画の配信、専門家やソーシャルファームの経営者等によるセミナーを開催しています。
▶︎東京ソーシャルファームアクション

先生

[ 一般社団法人NIMO ALCAMO 理事、WORK RULE SHIFT KYOTO 共同代表 ]

木戸 伸幸

「働けるようになろう」ではなく、「働ける」を増やすルールをつくろう──。そんなコンセプトのもと、チャイ専門店を運営しながら、「いつ行っても、いつ帰ってもいいシフトフリー」や「姿を見せなくても働けるアバター接客」など、新しい働き方の実験に取り組む。この実践を〈WORK RULE SHIFT〉と名付け、他の支援団体が仕事づくりを取り組む〈WORK RULE SHIFT SCHOOL〉事業や、企業向けにワークルール導入をサポートする取り組みも始めている。
nimo alcamo
Good Small Company

[ 一般社団法人 暮らしランプ 代表理事 ]

森口 誠

1983年京都生まれ。福祉と地域、アートとコーヒーなど、異なる領域をつなぎながら、人が自分のリズムで暮らし、働ける環境づくりに取り組んでいる。現場での実践を重ねながら、経営やデザインの視点からチームの育成や企業・福祉事業者への伴走支援を行う。「偶然を育てるしくみ」や「願うけど狙わない」をテーマに、人や地域の可能性を引き出すプロジェクトを多数企画。はみ出すこと、ゆらぐこと、偶然を受け入れる姿勢を大切にし、水や空気のように、福祉が人の暮らしに自然に息づく社会を目指している。
暮らしランプ

[ ディースタンダード株式会社 代表取締役 ]

小関 智宏

宮城県仙台市出身。大学時代から起業。ゼロイチを最も得意とする。一部上場企業の不動産会社に入社し会社の組織を学び、改めて独立。広告代理店経営を経て、ディースタンダード(株)設立。リーマンショック直後のIT業界での若者の不遇な状況をみて若手の教育に注力し始める。若者の未来を創造するお仕事として業界でPassion@geを提唱。起業の原点は全て人との出会い。誰とやるかを大切にしている。初めて自治体との共創に取り組むも文化の違いに驚き、官民クラウドの着想に至る。2020年SaaS型サービスとしてリリースする。
ディースタンダード株式会社

[ 株式会社ローランズ代表取締役 ]

福寿 満希

「みんなみんなみんな咲け」の願いを込めたスローガンを掲げ、“人を咲かせる花屋“としてフラワーギフトや結婚式場の空間装飾、オフィスのレンタルグリーンサービス等を展開。従業員140名のうち約100名が障害や難病と向き合っており、働く仲間と共に「誰もが咲ける」ことを、社会に伝えている。現在では、花屋の領域を越え、自社の雇用経験をもとに企業の障害者雇用の推進を支援。特に取り組みが遅れる中小企業が、障害者雇用を諦めることがないよう、地域の障害福祉団体とグループで雇用を作り出す「ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)」を発足し、新しい雇用のあり方としてメディア等でも注目を集めている。
LORANS

[ 東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授 ]

近藤 武夫

東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。多様な障害を切り口に、インクルーシブな教育・雇用システムの社会実装に関する研究を行っている。広島大学助教、米国ワシントン大学客員研究員等を経て現職。著書に「知のバリアフリー(京都大学出版会)」、「情報社会のユニバーサルデザイン(放送大学教育振興会)」、「バリアフリー・コンフリクト(東京大学出版会)」、「学校でのICT利用による読み書き支援(金子書房)」、「やさしい雇用へのアプローチ(川崎市)」、等。

[ 編集家/デザイン研究家 ]

紫牟田 伸子

美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。主な共著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』(共に宣伝会議)、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』(フィルムアート社)など。

教室

Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。

所在地

東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。
最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。