シブヤ大学

ノンフィクションの世界。

17:00-18:30
  • 青山ブックセンター本店
  • 河合 香織 [ノンフィクションライター]、髙山 文彦 [作家]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
フィクション、ノンフィクションに興味のある方。

当日の持ち物
筆記用具をご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2月4日(月)に行います。(抽選予約受付は2月3日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2月14(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
「たとえ象が空を飛んでいるといっても、ひとは信じてくれないだろう。
しかし、四千二百五十七頭の象が空を飛んでいるといえば、信じてもらえるかもしれない。」

これは、ノンフィクションとフィクションの両方を手掛けた作家ガルシア・マルケスの台詞。
「フィクション=小説」というイメージはありますが、では「ノンフィクションとは何か?」と問われたら、
事実に基づいたもの? 真実を追究するもの?
その定義を答えるのは、意外に難しいもの。
普段あまり意識していませんが、彼の言葉の表す通り、
ノンフィクションとフィクションという両者を隔てる線は、実はとても曖昧なものなのです。

今回の授業では、現在第一線でノンフィクション作品を手掛ける髙山文彦さんと河合香織さんをお招きして、
『ノンフィクション』という世界について考えてみたいと思います。
フィクションとは違い、誰かの人生や社会の物語と向き合わざるをえない分野。
何をきっかけにテーマを設定するのか。
取材や書く上での葛藤など、一冊の本ができるまでの話を対談形式で伺います。

取材対象者の内側に深く入り込みながら、
自分と他者を区別して、観察するノンフィクションライターという職業。
出来事の背景や人間の本質に迫るノンフィクション作品の裏側に、
今回はみなさんが迫ります。 

(授業コーディネーター:川村庸子)

先生

[ ノンフィクションライター ]

河合 香織

神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。
2004年に出版した『セックスボランティア』で、障害者の性と愛の問題を取り上げ、話題を呼んだ。韓国、台湾でも出版される。昨年12月に刊行された最新作は、10歳の少女と47歳の中年男性の事件を追った『誘拐逃避行 少女沖縄「連れ去り」事件』(共に新潮社)。
(写真提供:新潮社)

[ 作家 ]

髙山 文彦

1958年宮崎県高千穂町生まれ。法政大学文学部中退。1999年刊の『火花 北条民雄の生涯』(飛鳥新社、角川文庫)で第31回大宅壮一ノンフィクション賞と、第22回講談社ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『「少年A」14歳の肖像』『水平記 松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年』(共に新潮文庫)、『水の森』(中央公論新社)、『運命(アクシデント)』(文藝春秋)、『ネロが消えた』(飛鳥新社)、『鬼降る森』(幻戯書房)、『ミラコロ』(ポプラ社)など。最新作は、『エレクトラ 中上健次の生涯』(文藝春秋)。

教室

青山ブックセンター本店

青山表参道付近では最大規模の書店。略称ABC。デザイン系の書籍が多いなど独特の棚展開で知られ、多くのファンを持つ。

http://www.aoyamabc.co.jp/

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。当日スタッフが対応致します。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F
最寄り駅1:JR山手線・埼京線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・
東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 東口より徒歩10分。
最寄り駅2:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩8分。