誰もが働ける社会をつくる
ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ
【第4回】ソーシャルファームのリアル(雇う人の目線から)
- SHIBUYA CAST./渋谷キャスト スペース
- 小関 智宏 [ディースタンダード株式会社 代表取締役]、阿部 渉 [認定NPO法人育て上げネット 若年支援事業部リーダー]、近藤 武夫 [東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授]、紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 30名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 筆記用具
- 申し込み方法
- 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
誰もが楽しく働くことができるような職場。
挫折があっても、失敗があっても、困難があっても、障害があっても、働きたいと思っている人は多い。
そうした人々が働くことができる場所が「ソーシャルファーム」です。
でも、ソーシャルファームは特別な場所じゃないんです。
どんな会社でもソーシャルファームになることができる。
このワークショップは、
ソーシャルファームとはどういうものか、
どんな会社が取り組んでいるのか、
どんな人がどんなふうに働いているのか、
どうやってソーシャルファームになれるのか、
さまざまな人々が楽しく働くことができるソーシャルファームの思想と実践を知り、
未来の社会を考え、作る場所です。
第1回(2023.12.12)ではソーシャルファームという考え方の概要を、第2回(2024.2.14)ではイタリア「地区の家」の活動を通じて、ソーシャルファームを考えました。
そして、第3回(2024.2.29)は、日本のソーシャルファームで、IT企業のディースタンダード株式会社で「働く人の視点」でのお話を聞き、参加者と対話を行いました。
第4回目となる今回は、「雇う人の視点」。
今度は雇う側として、ディースタンダード株式会社代表取締役の小関智宏さんと、ひきこもりや困難を抱えた若者のジョブトレ(若年者就労基礎訓練プログラム)を通じてディースタンダード社と協力している認定NPO法人育て上げネットのリーダー阿部渉さんをお迎えして、これまでの歩みをうかがい、一緒にこれからのソーシャルファームを考えていきたいと思います。
今回も、東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授の近藤先生にナビゲーターとして、編集家の紫牟田伸子さんにファシリテーターとしてご登壇頂きます。
※本授業は全4回のプログラムです
各回のテーマ(予定含む)は以下の通りです。
第1回「ソーシャルファームって何だろう?」(2023年12月12日開催・終了)
▶️第1回のレポート/議事録は こちら
第2回「世界のソーシャルファーム」(2023年2月14日開催・終了)
第3回「ソーシャルファームのリアル(働く人の目線から)」(2月29日開催)
第4回「ソーシャルファームのリアル(雇う人の目線から)」(3月14日開催)
----------
<「東京ソーシャルファームアクション」について>
令和5年6月。東京都は、東京に暮らし働く全ての人が輝き、活躍できる社会の実現に向けて、ソーシャルファームの取組の裾野を広げ、社会に根付かせていく取組「TOKYO SOCIAL FIRM ACTION」を開始しました。ワークショップのほか、ソーシャルファームに関する取組事例をまとめた動画の配信、専門家やソーシャルファームの経営者等によるセミナーを開催しています。
https://www.social-firm.metro.tokyo.lg.jp/tokyo-social-firm-action/
先生
[ ディースタンダード株式会社 代表取締役 ]
小関 智宏
宮城県仙台市出身。大学時代から起業。ゼロイチを最も得意とする。一部上場企業の不動産会社に入社し会社の組織を学び、改めて独立。広告代理店経営を経て、ディースタンダード(株)設立。
リーマンショック直後のIT業界での若者の不遇な状況をみて若手の教育に注力し始める。若者の未来を創造するお仕事として業界でPassion@geを提唱。起業の原点は全て人との出会い。誰とやるかを大切にしている。初めて自治体との共創に取り組むも文化の違いに驚き、官民クラウドの着想に至る。2020年SaaS型サービスとしてリリースする。
[ 認定NPO法人育て上げネット 若年支援事業部リーダー ]
阿部 渉
1984年生まれ、転校を機に中学2年生から不登校となりフリースクールに通う。高校卒業後、ひきこもりとなる。20歳を迎えたとき、親の勧めで育て上げネットの若年者就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」の利用を開始
し、その後法人から声を掛けられ入職。
現在、同プログラムの支援リーダーとして活動。その他、少年院や鑑別所を経験した若者の支援やひきこもり状態の若者がいる世帯への家庭訪問支援等も行っている。「夜のユースセンター」事業発案、担当責任者。
[ 東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授 ]
近藤 武夫
東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。多様な障害を切り口に、インクルーシブな教育・雇用システムの社会実装に関する研究を行っている。広島大学助教、米国ワシントン大学客員研究員等を経て現職。著書に「知のバリアフリー(京都大学出版会)」、「情報社会のユニバーサルデザイン(放送大学教育振興会)」、「バリアフリー・コンフリクト(東京大学出版会)」、「学校でのICT利用による読み書き支援(金子書房)」、「やさしい雇用へのアプローチ(川崎市)」、等。
[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]
紫牟田 伸子
美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。
教室
SHIBUYA CAST./渋谷キャスト スペース
東京都渋谷区渋谷1-23-21
電車 / 渋谷駅B1番出口より徒歩1分
SHIBUYA CAST.公式HP
※授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷1-23-21
電車 / 渋谷駅B1番出口より徒歩1分