シブヤ大学

「継承の場面」 その11 能楽師と刀鍛冶が伝えるその世界

14:00-16:30
  • 上原社会教育館
  • 黒本 知輝 [刀鍛冶@日本玄承社]、小林 晋也 [重要無形文化財保持者総合認定 宝生流 能楽師/大東文化大学オープンカレッジ講師 ]
参加費
無料
定員
15名
参加対象
中学生以上、継承、伝統工芸、伝統芸能に興味のあるかた。

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
本授業では、刀鍛冶@日本玄承社の黒本 知輝さんと、能楽師の小林 晋也さんを先生にお招きして、長きにわたって伝わってきた日本の伝統工芸、伝統芸能についてお話をうかがいます。

刀鍛冶の黒本さんは、京丹後に鍛冶場を構え、受け継いできた熟練の技に、今を写す新しい価値観でこれからの日本刀を考え、つくり続けていらっしゃいます。


能楽師の小林さんも、日本古来の芸能としての能楽を演ずるとともに、敷居が高いと思われがちな能を、気軽に鑑賞やお稽古をして、能を愛好してもらうにはを考え、伝え続けていらっしゃいます。


刀も能も、知ってはいるけど、知らないことばかりです。
例えば、刀は刀鍛冶の他に、研ぎ、鞘(さや)、柄(つか)、鍔(つば)、など多くの材料と職人の技と工程によって作られています。
能も、能楽師の他に、衣装、道具、舞台など、多くの人とものによって成り立っています。
どちらも、様々な日本の伝統が作り上げた総合芸術なのです。

お二人から、それぞれ現役として日本が千年を越えた時間の中で生まれ、繋いできた「今」をお話いただき、これからについても伺いたいと思います。

お二人のお話をきっかけに生まれた質問やお話から、皆さんで対話していきたいと思っています。
皆さんのまちの「お祭り」や「伝統行事」にも通ずるものがあるのではないでしょうか?

先生からのメッセージ
・黒本さんから
「古くから続く日本文化の奥行きにどこまで触れられるかはわかりませんが、今を生きる職人としての考えや価値観等、皆様と共有出来れば嬉しいです。」


・小林さんから
「黒本君とは彼の打った刀を借りて舞台で使わせてもらったり(YouTubeぜひ観てね 笑)しています。
能は装束や面や舞台小道具などたくさんの関わりがあります。
その辺りを中心に能のお話(勿論、刀剣との関わりも)をしたいと思います」


※黒本さんは、京丹後の鍛冶場よりオンラインで登壇いただきます。
 鍛冶場の様子を映像で伝えていただけるでしょうか?
※能楽のミニ体験があるかもしれません。

とにかく、どんな授業になるかとても楽しみ!
私もワクワクしています。

【授業の流れ】(予定)
13:45 受付開始
14:00 はじめに〜
14:05 アイスブレイク
14:20 黒本さんと小林さんのお話
     対話を交えながら
16:00 ふりかえり
16:15 授業をふりかえって~記念撮影
16:30 終了

※授業の内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。

(授業コーディネーター:佐藤隆俊)

■注意事項
※1:中学生以上、継承、伝統工芸、伝統芸能に興味のあるかた。
※2:持ち物、筆記用具。
※3:授業の内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。

先生

[ 刀鍛冶@日本玄承社 ]

黒本 知輝

1986年生まれ。大阪府大阪市出身。
株式会社 日本玄承社 について
現代の刀鍛冶が今を写した日本刀の製作を志し、起ち上げた会社です。
日本刀の製作、販売を中心に、玉鋼を材料とした製品の製作、イベントでの実演を行っております。
日本刀の普及活動、刀鍛冶の育成にも将来的に力を入れていきます。

[ 重要無形文化財保持者総合認定 宝生流 能楽師/大東文化大学オープンカレッジ講師 ]

小林 晋也

昭和49年小林家に四代目として生まれる。五歳より御稽古を始め六歳に第十八世宝生宗家に入門。初舞台を披く。高校卒業後10年間宝生宗家の内弟子修行し独立。「加茂」にて初シテ「千歳」「石橋」「道成寺」「乱」「翁」を披く。関東を中心にときに国内各地,海外にての公演に出演する。また自身の弟子の同門会「晋宝会」市民サークル「能楽を楽しむ会」を主宰し東京,埼玉を中心に長崎にてもお弟子のお稽古を行う。市民講座や能楽旅行会、小学校授業での能楽教室、中学高校部活動、大学サークルの指導、劇団公演への客演やクラブDJや他ジャンルの芸能などとのコラボレーションなど様々な能楽普及活動も行っている。他に老人ホームで入居の高齢者の方々などに、能の謡や動きで介護予防健康体操なども行っている。https://www.facebook.com/kobayashi.shinya.737/about

教室

上原社会教育館

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。大学習室兼展示室、料理室、第2中学習室、和室、和室(茶室)、託児室、音楽室、第1中学習室、印刷・サークル室、資料談話コーナー 、学習室(工芸室)、体育室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。

所在地
渋谷区上原3-13-8
電話:03-3481-0301
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局 までお願いします。)
最寄り駅:小田急線・地下鉄千代田線代々木上原駅 下車 徒歩5分。


<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net