シブヤ大学

【オンライン開催】伝える言葉を作る人たち

14:00-16:00
  • 岩井 建樹 [朝日新聞記者]、神原 由佳
参加費
無料
定員
30名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
PC(推奨)またはスマートフォン、イヤホン(推奨)
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
「自分の思いを伝えたい」

SNSをのぞくと、一人一人の喜怒哀楽や思い、考え方があふれています。
こうした熱量はどこから湧き上がってくるものなのでしょうか。
社会のあり方について「これではいけない」と感じ、「今日よりも生きやすい社会になりますように」と願う人々が、自身の経験や考えを綴っているのかもしれません。
人によっては「社会」という主語は大きすぎるかもしれません。
あくまでも「私」の人生を豊かにするために、情報発信をしている人もいると思います。

S N Sの普及によって、個人による情報発信は、とても簡単になりました。
一方で、無意識のうちに誰かを傷つけてしまう発信をしてしまう恐れがあります。
また、万が一「炎上」が起これば、結果的に自分が傷ついてしまう可能性もあります。
この授業では、個人による情報発信の可能性や、自分や他者を傷つけないための方法について考えたいと思います。

登壇者の一人は、私、神原由佳です。髪や肌の色が白いアルビノとして生まれ、withnews「アルビノ女子日記」などでアルビノの情報を発信しています。
また、 朝日新聞の岩井建樹さんをゲストにお迎えします。岩井さんの息子さんは生まれつき、顔に神経がなく、笑うと顔がゆがみます。
岩井さんは、こうした外見に症状がある人たちの取材を継続して行っています。

また、現在はハフポスト日本版で、公式ツイッターの「中の人」をしています。
私や岩井さんが、伝える際に気をつけていることは何なのか。どういった視点を大切にしているのか。
人に読んでもらうコツは?「伝える」をキーワードに、さまざまな「私」の「伝えたいこと」について一緒に考えていきましょう。

(授業コーディネーター:神原由佳)

先生

[ 朝日新聞記者 ]

岩井 建樹

1980年岐阜県生まれ。2005年に朝日新聞入社。岡山、京都、岩手、東京本社文化くらし報道部などを経て、現在はeスポーツメディア「GAMEクロス」編集部に所属。外見に症状がある人が困難にぶつかる「見た目問題」の取材がライフワーク。著書に「この顔と生きるということ」(朝日新聞出版)


 

神原 由佳

1993年兵庫県生まれ。 アルビノ(眼皮膚白皮症) 当事者。 社会福祉士、精神保健福祉士。 2017年よりアルビノ、「見た目問題」について知ってもらうべく、当事者発信を開始。 主な出演:ハートネットTV、withnews、Abema prime、soar、渋谷のラジオなど。 現在、withnewsにて「#アルビノ女子日記」を連載中。