シブヤ大学

【オンライン開催】100年続く本屋さん、100年続ける仕事

14:00-16:00
  • 竹田 信弥 [双子のライオン堂書店店主]、萬納 嶺 [山陽堂書店]
参加費
無料
定員
15名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
PC(推奨)またはスマートフォン、イヤホン(推奨)
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
「100年続く仕事」を想像できますか?

一生かけても辿り着けない、長い時間と向き合いながら働く二人の本屋さんが今回の先生です。
100年と聞くと大仰な印象がありますが、30代のお二人のお話しをゆるやかな雰囲気でうかがっていこうと思います。

120年以上青山表参道の地でお店を続けている「山陽堂書店」から、5代目のひとり萬納嶺さんにお越しいただきます。
萬納さんは本屋を営む家に産まれ、家業を見ながら育ってきました。
家業と共に生きる道、家業から離れて働く道、人生の選択するときに、「山陽堂書店」に携わることを決めたのです。
そんな萬納さんにとって、本屋や歴史のある仕事はどういった意味を持つのか、お話しを伺いたいと思います。

100年続く本屋を目指す、赤坂の「双子のライオン堂書店」から竹田信弥さんにお話しいただきます。
竹田さんは、高校生の時からネット本屋を立ち上げ、サラリーマンとして働くかたわらネット本屋を運営していました。
その後、会社を退職し8年前に自分の店を持つこととなりました。
竹田さんの目標は自分の本屋を長く継続させること、現在は副業をしながら個性的な本屋を維持しています。
新しい本屋の形に挑戦する竹田さんに、本屋や仕事の歴史を作り上げることについてうかがいます。

100年の歴史を誇る本屋さんと100年の継続を目指す本屋さんに、お二人の仕事への思いについてうかがいます。

私たちにとって仕事って何なのでしょうか?
それはお金を得るためだけのもの?それとも自分のために、社会のために行う活動?
自分の人生の時間を超える100年という時間軸を使って、二人の本屋さんのお話しを聞きながら、私たちの仕事について考えてみたいと思います。

先生

[ 双子のライオン堂書店店主 ]

竹田 信弥

1986 年東京都生まれ。高校時代にネット古書店として双子のライオン堂を開業。2013 年4月に文京区白山でリアル店舗をオープン。2015 年10月に港区赤坂へ移転した。著書に『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道 (ミライのパスポ)』(本の種出版)。文芸誌「しししし」発行人兼編集長。『街灯りとしての本屋』(雷鳥社)構成を担当。共著に『これからの本屋』(書誌汽水域)『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)など。

[ 山陽堂書店 ]

萬納 嶺

1988年(昭和63年)生まれ。2017年より家業である山陽堂書店に入る。5世代目のひとり。2階 GALLERY SANYODO・3階 山陽堂珈琲を担当。
山陽堂珈琲 twitter:@sanyodocoffee instagram:sanyodocoffee


【山陽堂書店】
表参道の街で130年続く老舗書店。
1891年(明治24年)開業。
1945年(昭和20年)、戦時下の空襲被害を受けるが、建物は焼け残る。
1963年(昭和38年)、東京オリンピックのための青山通り道路拡張のため山陽堂の3分の2が削られ、谷内六郎氏の壁画のある建物に。
2011年(平成23年)山陽堂120周年・ギャラリー併設の書店としてリニューアルオープン。
2021年(令和3年) 3月5日 創業130年を迎える。
http://sanyodo-shoten.co.jp/index.html
〒107-0061  東京都港区北青山3-5-22