【オンライン開催】【参加枠】
3.11以降の社会運動を振り返る
〜みんなの「わがまま」入門〜
水
20:00-21:30
- 富永 京子 [社会学者]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 紙とペン、PC(推奨)またはスマートフォン、イヤホン(推奨)
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1:1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。
※2:この授業はZoomと一部YouTubeLiveにて開催いたします。
※3:申込みいただいた方に当日視聴していただくためのURLをお送りします。授業の3時間前になってもメールが届かない場合は、info@shibuya-univ.netまでお問い合わせください。
※本ページは、Zoomでの【参加枠】の申し込みページです。YouTube Liveでの視聴のみをご希望の方は、【視聴枠】の募集ページからお申し込みをお願いします。
----------------
今年の3月11日で、東日本大震災から10年が経ちます。
当時18歳だった私にとって、あの日からの一連の出来事は、自分と社会との関わり方を考える大きなきっかけとなりました。
あれから10年、大人になるにつれ、職場のルールやちょっとしたニュース、政治家の発言などに、違和感を感じる機会が増えたように思います。
でも、その違和感を周りに伝えたり、おかしいと思ったことに対し声を上げることには、いまだに尻込みしてしまう自分がいます。
一方で、この10年の間に、SNSなどで一個人が上げた声に多くの人が賛同し、社会が動いた例もありました。誰か一人の勇気ある発言に、同じようにモヤモヤを感じていた人たちが、「よく言ってくれた!」「私もそう思ってた!」と共感し輪が広がっていく光景を見るたびに、勇気と少しの希望をもらってきました。
この授業では、社会運動や国際社会などの研究をおこなっている社会学者の富永京子さんをゲストにお迎えし、個人のわがままが社会に影響を与えた事例を中心に、3.11以降の社会運動を振り返ります。
富永さんは、個人が小さな声を上げることも社会運動の一つであり、一人一人の意見を社会につなげるための大切な方法だと言います。
ご著書の『みんなの「わがまま」入門』(左右社)では、デモ行進や集会などをイメージしがちな社会運動を「わがまま」という視点で捉え、自分のわがままを社会に届けるさまざまな方法を紹介しています。
授業の後半には、日常の中で感じるモヤモヤを参加者同士で伝えあうワークショップを行い、「私のわがまま」を「社会的わがまま」にする方法や、わがままの「上手な伝え方」を富永さんと一緒に考えていきます。
コロナで人とのつながりが薄まっている今、
「こんなことを思っているのは自分だけなんじゃないか」
「みんな大変なんだから、私も我慢しなきゃ」
「私が声を上げても、どうせ何も変わらないし」
そんな風に思ってしまうことも多いと思います。
でも、あなたのわがままで救われる人がいるかもしれません。
3.11から10年が経つ今、ついつい飲み込んでしまう日常のモヤモヤを社会に届けるための一歩を、この授業で踏み出してみませんか。
【授業の流れ】
20:00 講演
「3.11以降の社会運動を振り返る〜みんなの「わがまま」入門〜」
21:00 モヤモヤを社会に届けるワークショップ
(※【参加枠】にお申し込みの方のみ)
21:30 終了
(授業コーディネーター 大澤悠季)
----------------
今年の3月11日で、東日本大震災から10年が経ちます。
当時18歳だった私にとって、あの日からの一連の出来事は、自分と社会との関わり方を考える大きなきっかけとなりました。
あれから10年、大人になるにつれ、職場のルールやちょっとしたニュース、政治家の発言などに、違和感を感じる機会が増えたように思います。
でも、その違和感を周りに伝えたり、おかしいと思ったことに対し声を上げることには、いまだに尻込みしてしまう自分がいます。
一方で、この10年の間に、SNSなどで一個人が上げた声に多くの人が賛同し、社会が動いた例もありました。誰か一人の勇気ある発言に、同じようにモヤモヤを感じていた人たちが、「よく言ってくれた!」「私もそう思ってた!」と共感し輪が広がっていく光景を見るたびに、勇気と少しの希望をもらってきました。
この授業では、社会運動や国際社会などの研究をおこなっている社会学者の富永京子さんをゲストにお迎えし、個人のわがままが社会に影響を与えた事例を中心に、3.11以降の社会運動を振り返ります。
富永さんは、個人が小さな声を上げることも社会運動の一つであり、一人一人の意見を社会につなげるための大切な方法だと言います。
ご著書の『みんなの「わがまま」入門』(左右社)では、デモ行進や集会などをイメージしがちな社会運動を「わがまま」という視点で捉え、自分のわがままを社会に届けるさまざまな方法を紹介しています。
授業の後半には、日常の中で感じるモヤモヤを参加者同士で伝えあうワークショップを行い、「私のわがまま」を「社会的わがまま」にする方法や、わがままの「上手な伝え方」を富永さんと一緒に考えていきます。
コロナで人とのつながりが薄まっている今、
「こんなことを思っているのは自分だけなんじゃないか」
「みんな大変なんだから、私も我慢しなきゃ」
「私が声を上げても、どうせ何も変わらないし」
そんな風に思ってしまうことも多いと思います。
でも、あなたのわがままで救われる人がいるかもしれません。
3.11から10年が経つ今、ついつい飲み込んでしまう日常のモヤモヤを社会に届けるための一歩を、この授業で踏み出してみませんか。
【授業の流れ】
20:00 講演
「3.11以降の社会運動を振り返る〜みんなの「わがまま」入門〜」
21:00 モヤモヤを社会に届けるワークショップ
(※【参加枠】にお申し込みの方のみ)
21:30 終了
(授業コーディネーター 大澤悠季)
先生
[ 社会学者 ]
富永 京子
1986年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授、シノドス国際社会動向研究所理事。専攻は社会運動論・国際社会学。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。著書に『社会運動と若者』『社会運動のサブカルチャー化』がある。