0.13mmの物語。～おめでとう、の誕生学～

「好きで生まれてきたわけじゃない」。

反抗期、思わず誰もが言ったかもしれないセリフ。けれど、私たちは、生まれる前から「意志を持って生きていた」のだと、みなさん知っていましたか？ 胎児は、何の感情もなくただ羊水に浮いているだけだと思われていたのは昔のこと。今では、胎内にいる間でも心が芽生えていて、陣痛は胎児が“これから出るよ”という合図だとも言われています。そう、私たちは「好きで生まれてきた」のです。

今回の授業は、男女の性に関係なく誰もが通ってきた自分たちの「命の旅」についてのお話です。お招きするのは、ご自身も19歳から6歳までの2男3女の母でもある、バースコーディネーターの大葉ナナコ先生。「痛い」「辛い」など、ともすればネガティブなイメージで語られてしまう妊娠や出産ですが、「子どもを産む度に、命ってすごい！と思わされます。今ではすっかり出産が趣味」と語る大葉先生に、ご自身の体験をもとに楽しく解説していただきます。

命のはじまりや胎児の動きなど、妊娠や出産にまつわることを学ぶクイズ形式のワークショップです。人形を使っての出産デモンストレーションや出産映像など、男性、女性ともに普段は聞けない「命の旅」のお話を、いろいろなアプローチで感じてみてください。

命のはじまりは、わずか0.13mm。
その0.13mmのあなたがいて、今のあなたがここにいます。
そんなあたり前で、とても奇跡的な背景をちょっと意識してみることで、もしかしたら自分を見る目が少し変わるかもしれません。何と言っても、ここに“いる”ということは、誰かを喜ばせた証ですから。



「0.13mmの物語。～おめでとう、の誕生学～」は、シブヤ大学と『日本生命保険相互会社』とのコラボレーション
による授業です。
明治22年（1889年）創立の日本生命は、「ずっと支える。もっと役立つ。」が基本理念。
保険事業の他に、116万本を植樹してきた「ニッセイ未来を育む森づくり」や、665万名を超える子どもたちを
ミュージカルに招待してきた「ニッセイ名作劇場」なども行っております。
（業務部NO.H19-306G）