身近な「ダーニング」～アートにお直し！

今回は、ダーニング＆ニット作家の野口光さんを先生にお招きし、ダーニングの魅力とその基礎技術を学びながら、電球、こけし、オタマなど家庭や身近にあるものを使って、靴下や手袋にダーニングするワークショップです。



大好きなセーターなどのニットはお気に入りな分、シミになったり引っ掛けたりします。それに気がついた瞬間とても悲しい気分になります。
「ダーニング」でお気に入りの衣類がさらに可愛く、しかも補強しませんか？

「ダーニング」は[Darning]と表記し、英語で繕いものという意味です。
衣類の補修技術の一つで、、経糸（たていと）に緯糸（よこいと）を通して繕う技法は世界のいたるところで目にします。
ダーニング・マッシュルームという、木でできた温かみのあるキノコ型のカケハギ用の道具を使います。ダーニング・マッシュルームそのものも「ダーニング」の魅力ですが、補修する部分の大きさに応じたものが必要になってきます。
ところが、いろいろな大きさがある電球や調理ボウルなど、身の回りを見るとダーニングに使えそうなものがたくさんあることに気がつきます。



本来のダーニングは同じような色合いの糸を使って、修繕したところが目立たないように繕いますが、野口さんのダーニングはあえて異なった色や素材を使う「装飾ダーニング」なんです。
「繕う」という小さな針仕事から生まれ、アートとも呼べる「ダーニング」の世界を身近なものを使ってつくってみませんか？

※ダーニングの練習台として、スコットランド製の手袋を用意します。ダーニングに適した各種糸や針もこちらで用意いたします。



【授業の流れ】

13：45　　受付開始
14：00　　はじめに
14：10　　ダーニングについて
　　　　　 基本の「き」
　　　　　 練習　　　　　
　　　　　 やってみよう！ダーニング
　　　　　 出来上がりをお披露目
16：45　　ふりかえり～記念撮影
17：00　　終了

※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。
（授業コーディネーター　佐藤隆俊）


【注意事項】
※1：材料費として、おひとり4,000円を頂戴いたします。（現金のみで、お釣りのないようにお願いします）　
※2：持ち物⇒筆記用具。使い慣れた裁縫道具（糸切りハサミ）。
※3：中学生以上を対象にしています。
※4：授業内容に変更があったり、時間を延長する場合があります。

本授業は、シブヤ大学と西武渋谷店 サンイデー渋谷とのコラボレーション企画から生まれました。

【みんなの手しごとについて】
シリーズ授業「みんなの手しごと」は、シブヤ大学と西武渋谷店サンイデー渋谷とのコラボレーション企画から生まれた授業です。
「手芸」や「手しごと」を通して、先生や皆さまとつながりあえる場作りとして毎月開催しています。作品をつくるだけではなく、いろいろな人とのお話など交流もお楽しみください。