シブヤ大学

これからローカルメディアを立ち上げたい人へ
〜「恵比寿」「南伊豆」「小さな声」の実践より〜

14:00-17:30
  • 恵比寿社会教育館
  • 高橋 賢次 [恵比寿新聞 編集長]、根岸 達朗 [ライター]、伊集院 一徹 [南伊豆新聞・南伊豆くらし図鑑 編集長 / イラストレーター]
参加費
無料
定員
40名
参加対象
ローカルメディアの立ち上げに興味がある人

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
※1:本授業の抽選は2018年10月12日(金)に行います。 (抽選予約受付は10月11日(木)24時までとなります。) 
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年10月19日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
マスメディアになんとなく懐疑的になったのって、いつからだろう。
って、ぼくだけのハナシじゃなくて、そういう世の中の空気によって、
確かにメディアの“主語”は小さくなってきたように感じる。

けれど、テーマや見出しに惹かれて雑誌を開いたときに、あれ、またこの人?って、
どの雑誌を見ても同じ人たちが出てくる“業界人SNS”みたいな誌面には、
なんだか、これじゃない感が募ってしまう。

、、なんというか、知ってる人から知らない人へって、
情報の非対称性に基したことに、心動かされることがなくなってきた。


「編集」って、意図を持って、探し集めて、選んで、組み合わせて、届けること。
そして、届けるために、強度を上げる力が「編集力」。

魔法をかける編集』を書いた藤本智士さんは、編集の範囲を広げて、
編集力とは「メディアを活用して状況を変化させるチカラ」と定義していた。
紙やWebに限らず、モノや人や町だってメディアだし、
そもそも編集力は「すべての人がすでに備えている能力であり、意識することで鍛えられる」とも。

編集には意図がある。
改めて、編集力についての藤本さんの定義を見るとすごくわくわくした。
だって、編集によって、
それぞれが見たい未来につながる目線で、いまを見ることができる!

マスからローカルへ。
主体者不在だったのが、いまは主体として未来を描いたっていい。

そんなことを考えながら、この授業を企画しました。

編集って、おそらく編集術みたいなものを体系的に学ぼうとしてもキリがないし、
(むしろ、こうしたこと↑を求めている方には、本授業はミスマッチだと思います)
現場こそ学びが多い=とっととはじめるが吉、と思うので、
ローカルメディアの実践者3人から、
それぞれの“経験知”をお聴きしながら考えを深めていきましょう。

Webメディアに留まらず、
結果“まち”そのものまでを編集している『恵比寿新聞』の高橋賢次さんからは
「“メディア”として地域との関わり方と取り組み」のお話を、

小さな声を届けるウェブマガジン『BAMP』や、『ジモコロ』『ソトコト』など、
さまざまなローカルの現場でライターを担われている根岸達朗さんからは
「“ライター”として取材先との向き合い方と見つけ方」のお話を、

そして、恵比寿新聞の姉妹誌として、
半年前に『南伊豆新聞』を立ち上げたばかりの伊集院一徹さんからは
「ローカルメディアをはじめてみての気付き」のお話をいただきます。

また、授業の最後には、
もし、この場で実際にローカルメディアを立ち上げたい!と高まった方がいたら、
皆で立ち上げのサポートをやってみたいと思います。

この授業をきっかけにローカル(メディア)を編集する人が増えたらなによりです。
奮って、ご参加お待ちしています。


(授業コーディネーター:榎本 善晃)



※ 既にローカルメディアを立ち上げてみようとお考えの方へ


↓のフォームよりお申し込みください。定員に関わらず優先参加いただけます。
https://goo.gl/forms/bfBp7mrZv8AorEPS2

先生

[ 恵比寿新聞 編集長 ]

高橋 賢次

東京都渋谷区恵比寿を題材としたWEBマガジン「恵比寿新聞」を2009年に立ち上げる。2014年に恵比寿ガーデンプレイスに知識を共有するパブリックスペース「COMMON EBISU」や未来型図書館「感想文庫」をプロデュース。2015年には上智大学非常勤講師として「異文化の視点とジャーナリズム」を教える。2016年2月渋谷区初の子ども食堂「恵比寿じもと食堂」のプロデュースや、渋谷区初の地域子育てコーディネーターとして2016年から渋谷区非常勤職員として従事。2016年からジャーナリスト堀潤とともに個人発信と受信を学ぶ講座「伝える人になろう講座」を開始。2016年4月より渋谷区のコミュニティ放送局「渋谷のラジオ」のナビゲーター。2017年12月に「恵比寿じもと工務店」を開始。2018年より都市農業に特化したNPO法人「Urban Farmers Club」の理事に就任。編集者にとどまらず活動は多岐にわたる。

[ ライター ]

根岸 達朗

1981年東京生まれ。編集プロダクション勤務を経て、30歳頃に独立。ローカルメディアを中心にインタビューを重ねながら「健やかな生き方」を探求している。最近書いたエッセイに結婚・子育て・家族を問う「愛する自由について」「『愛する自由』のその先へ。僕と稲城の3年間」などがある。自称、発酵おじさん。

◎執筆媒体:小さな声を届けるウェブマガジン「BAMP」、どこでも地元メディア「ジモコロ」、多摩エリアのローカルメディア「とばなれ」、雑誌『ソトコト』、自主発行のフリーペーパー『欲望と妄想』など。

[ 南伊豆新聞・南伊豆くらし図鑑 編集長 / イラストレーター ]

伊集院 一徹

1988年生まれ鹿児島県出身。東京の出版社を退職後、2018年4月から静岡県南伊豆町の地域おこし協力隊として活動。南伊豆では「関係人口」促進の施策の一つとして「一対一」の暮らし体験サービス「南伊豆くらし図鑑」、南伊豆の地域密着型WEBマガジン「南伊豆新聞」を企画、運営。イラストレーター×地域の編集者として、南伊豆の魅力を発信。ピースボートで地球を2周してます。芋焼酎と温泉が生きがい。

教室

恵比寿社会教育館

昭和55年に渋谷区で二番目の社会教育館として開館。
音楽学習室、茶室、料理室などの豊富な学習室に加え、第1体育室(卓球室)、第2体育室、陶芸用焼窯、七宝焼電気炉など充実した設備環境があり、幅広い活動に利用されている。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。

所在地
渋谷区恵比寿2-27-18
電話:03-3443-5777
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

【最寄り駅】
JR「恵比寿駅」下車 徒歩15分
地下鉄日比谷線「恵比寿駅」または「広尾駅」下車 徒歩15分
(恵比寿駅から1kmほどありますので、余裕を持ってお越し下さい。ご不安な方はハチ公バスなどもご利用ください。)
ハチ公バス(夕やけこやけルート)「恵比寿社会教育館」すぐ

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net