「森」をつくる。2015
~明治神宮の森でどんぐり拾い 10~
- 明治神宮代々木の杜
- 井梅 江美 [NPO法人 響 理事 兼 事務局長]

- 参加費
- 無料
- 定員
- 30名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- お弁当、レジャーシート、飲み物、軍手、ビニール袋(どんぐりの苗用)、雨具、防寒具、虫よけ、筆記用具、動きやすい服装
- 申し込み方法
- 受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】集合場所へは、授業開始時間までに必ずお越し下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。10分を超えて遅刻された場合は授業の都合上、参加することが出来ませんのでご注意下さい。
やむを得ず遅刻される場合は【070-5563-8840(当日のみ)】まで必ずご連絡をお願い致します。
【交通手段】当日、明治神宮への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。 - ※1:本授業の抽選は2015年11月9日(月)に行います。(抽選予約受付は11月8日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2015年11月20日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
今も絶滅危惧種や新種が発見される、
生態系豊かな森「明治神宮代々木の森」があります。

この、昔から在る自然の森の様に見える
「明治神宮代々木の森」。
実は、約100年前に明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社「明治神宮」を作るときに一緒につくられた人工の森です。
当時、面積約70万平方メートルの広大な場所に、全国から献上された約10万本、
そして驚くのは、その管理についての考え方。
通常の公園の様に人が木々を整備するのではなく、
自然が本来持つ力、循環によって、100年という時間をかけて人工の森から自然の森へと還るように設計、管理されています。
現在日本全国で多くの植樹活動が行われていますが、
今年も先生をお願いするNPO法人響は、
「森を増やすなら、明治神宮のような森をつくりたい!」という思いを持ち、明治神宮の森から取れるどんぐりの実生を採取、

本授業では、都会の森を歩きながら
どのようにしてこの森がつくられたのかを学びつつ、
実際にどんぐりを拾って、
あなたも一緒に森をつくってみませんか。

【授業の流れ】
■10:00
表参道に面した【明治神宮 神宮橋】前集合
(以前告知しておりました"南詰所"より変更になりましたのでご注意ください)
■10:10~
境内散策(正参道⇒本殿参拝⇒西参道⇒西芝地)
■11:30~
昼食(原っぱにて新宿のビル郡を眺めながら・・・ちょっとお昼寝も。森や命を感じましょう!)
■13:00~
森でどんぐり採取
■14:00~
どんぐりの選別
/育成場所の見学
/好きな苗を選んでどんぐりの里親に
■15:00~
10周年 どんぐり拾いの先輩のお話※
■15:30
終了
(明治神宮の混雑状況や天候次第でスケジュールが変更になる可能性があります。)
※
この授業は、シブヤ大学設立から唯一、毎年継続している授業です。
今年は10回目のアニバーサリーイヤーとなりますので、過去に参加した生徒の方々にもお越しいただく予定です。
また、今回の響のサポートスタッフの方々は、
この授業をきっかけに響に入った方々です。
そのスタッフの桐山さんからのメッセージです。
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シブヤ大学の皆様いつもお世話になります。
2013年度生の桐山です。
初めてのどんぐり拾いから丸2年が経ちました。
今やガイドをしてくれた「NPO法人響」の会員になってどんぐり畑の管理をしています(^^)
私があの頃拾ったドングリの苗はまだ10~15cm。
私もドングリ苗も森の一員になるにはまだ「ひよっこ」です。
2014年度はシブヤ大学の授業を案内するサポート側となって参加!
今年もまたこの授業に参加できるなんて!
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
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ご参加お待ちしています!
(授業コーディネーター:加藤白峰・長門遥・松岡薫)
【注意事項】
※1:雨でなければ野外で昼食をとりますので、【お弁当・レジャーシート・飲み物】をご持参下さい。
※2:森の中にも入りますので、【汚れても良い長袖長ズボンの服と歩きやすい靴・軍手・どんぐりの苗が入ったポットを持ち帰る袋・雨具(多少の雨でも決行します)・防寒具(森は街中よりも寒いです)・筆記用具・虫除け(まだ蚊がいます)】をご持参下さい。また、リュックなどできるだけ両手が空くようにして下さい。
※3:集合場所へは授業開始時間までに必ずお越し下さい。10分を超えて遅刻された場合は授業の都合上、参加することが出来ませんのでご注意下さい。やむを得ず遅刻される場合は【070-5563-8840(当日のみ)】まで必ずご連絡をお願い致します。
※4:天候、その他の状況により中止になることがございます。万が一中止の場合には、学生登録いただいているメールアドレス宛に、シブヤ大学事務局より【11/21(土)AM8:00】までにご連絡させて頂きます。また、シブヤ大学のニュースにも掲載します。
※5:この授業は、2006年から2014年に行われた【「森」をつくる。 ~明治神宮の森でどんぐり拾い~】と同様の授業内容となります。
※6:明治神宮内でのどんぐり拾いは、NPO響が特別に許可を頂いている活動です。一般の方々の採取は出来ません。
先生

[ NPO法人 響 理事 兼 事務局長 ]
井梅 江美
東京都出身。大学時代に仲間と共に「響」を設立。大学生を中心にyouth-club活動を行う。学習・実践・発信を行う7つのプロジェクトのうち、国際文化交流事業長・企画部長・広報部長を務める。メンバーと組織の成長・発展に伴いH15年にNPO法人格を取得。翌年、事務局長に就任。現在に至る。
【NPO法人響】
明治神宮の森を活動フィールドにしているNPO法人。「学ぶ 伝える そして 守る つながる」をテーマに、生活環境と自然環境が調和し、自然と人間が共生できる豊かな社会の実現、ひいては国内だけでなく国際社会の公益の増進や日本文化の継承普及を行っています。
代々木の杜を学び舎にしたyouth-club活動では、「いにしえは とこしへに こだまする」をキャッチフレーズに、古来より伝わる日本人の自然観、伝統文化、持続可能性を学ぶため、無農薬手作業のたんぼ耕作やどんぐり苗の育成などの自然体験と学習を行っています。
一方、NPOの社会貢献活動では、「100年前から いま そして100年先へ」をキャッチフレーズに、代々木の杜を100年先につなげるため、どんぐり苗の育成や全国への恩返し活動など、市民参加ができる様々な活動を行っています。
明治神宮は、1920年に明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社として代々木の地に鎮座しました。ご本殿を囲う70haの森は「代々木の杜(よよぎのもり)」と呼ばれ、 “永遠に続く”ことをコンセプトに、壮大なるグランドビジョンと150年先までの植生の遷移を想定し造営計画された人工林です。日本初のナショナルプロジェクトとして、全国約10万本の献木と述べ11万人の青年奉仕によって完成しました。2020年は杜の節目である100年を迎えています。
平成13年に青年育成団体「響」設立。
平成15年9月NPO法人格取得。
■NPO法人 響 オフィシャルサイト
https://www.npohibiki.com/
教室
明治神宮代々木の杜
明治神宮は、明治天皇・昭憲皇太后をおまつりする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設をもつ外苑と、結婚式とセレモニー&パーティー会場の明治記念館とからなる。内・外苑一帯にわたって鬱蒼と繁った緑したたる常磐の森は、神宮ご鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積70万平方メートルは、国民の心のふる里、憩いの場所として親しまれている。

- 所在地
- 渋谷区代々木神園町1-1
最寄り駅:JR山手線原宿駅、地下鉄千代田線明治神宮前駅 下車 徒歩1分