シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム02 『農村の日常@茨城』

08:00-00:00
  • 茨城県常陸太田市里美地区
  • 白石 智洋 [NPO法人遊楽(ゆうがく)理事長/グリーンツーリズム・コーディネーター]
参加費
無料
定員
35名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
当日は、活動の一環として土の中に入る可能性もありますので、汚れても良く動きやすい作業着(ジャージなど)、長靴または汚れても良い靴、温泉用のタオル、歯ブラシ等をご持参下さい。また、一日目の夜は浴衣、作務衣、甚平などご持参いただけますとよりいっそう楽しい時間を過ごせることと思います。虫除け対策は、現地で蚊取り線香等用意いたしますが、虫除けスプレー等は各自ご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まりください。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意ください。【撮影等】本授業につきましては、授業中以外の写真撮影のみ認めます。その他の録音機器等のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。                  
※1:本授業は1泊2日のバスツアーとなります。
※2:お申し込みは先着順となっております。
申込締切日は、出発日の8日前(8月18日0時)までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、株式会社阪急交通社の旅行企画・実施となります。
アウト オブ キャンパス!

シブヤ大学は、街の「外」に学びの場をつくります。日本が誇る華やかな都市、東京。その中でも渋谷は、いろいろな人たちが行き交い交流する街ですが、この街ではできないことももちろんあります。それは圧倒的な「自然体験」。

都市にはいろいろなモノが溢れています。その一方で、日本の農山漁村は過疎化が叫ばれています。でもその美しい風景の中には、心身を癒してくれる温かな資源と、生きるための智慧(ちえ)がたくさんあります。長い歴史の中で築かれてきた、その地に生きる人たちと、恵まれた自然との物語。この新シリーズでは、渋谷の街ではできない、シブヤ大学ならではの校外授業を行います。シブヤ大学流の「ツーリズム」。シブヤとニホンの交流です。

第2弾である今回の舞台は、茨城県常陸太田市の里美地区という小さな農村。阿武隈山系の山が連なり、そのふもとには一面の田畑が広がる、それはまるで昔話にでてくるような風景。旧街道沿いには歴史薫る古民家がいくつも立ち並び、古き良き日本の生活を今に伝えています。今回の授業では、この古民家でリアルな「農村の日常生活」を体感してもらいます。

「観光」だけでは決して見ることのできない、農山漁村の魅力と生きる力。「体感」や「交流」を通じた“ツーリズム”という名の授業で、地元農家のお手伝いをしながら、みんなで里美の魅力を、見て、感じて、学んでみましょう。

みなさんにとって、「もう一つのふるさと」になりますように!

【当日の流れ】
<1日目:2007年8月25日(土)>
08:00 シブヤ西武A館(渋谷区宇田川町21-1)前 集合08:30 シブヤ西武A館前 出発(バス内で、自己紹介などを行う予定)
12:00 茨城県常陸太田市・里美の古民家「沼田邸」にバス到着・生徒降車
12:10 先生、スタッフ等紹介後、古民家「沼田邸」にて昼食(流しうどん)
13:20 農村の日常生活体験のためいくつかのチームに別れる
例① 農業体験チーム<5人>(地元の畑)→夕食のサラダにして食べられる有機野菜を収穫
例② 蕎麦打ち体験チーム<8人>(里美ふれあい館)→夕食の蕎麦作り
例③ 豆腐作り体験チーム<6人>(里美ふれあい館)→地元で栽培した「青大豆」を使用した夕食の豆腐作り
例④ 食器作り体験チーム<6人>(古民家「沼田邸」)→裏庭の竹を使った夕食用食器作り
例⑤ 山歩き&薪割り体験チーム<5人>(古民家「沼田邸」)→夕食後の焚火の薪準備
例⑥ 郷土料理体験チーム<5人>(古民家「沼田邸」)→夕食の郷土料理づくり(地元の野菜を使ったけんちん汁、かまど炊きご飯等)
13:30 各チームごとで体験開始
15:40 体験終了し、温泉「ぬくもりの湯」へ移動
17:30 古民家「沼田邸」に戻り、夕食の準備
18:00 夕食を食べながら、各チームの体験発表
20:00 古民家「沼田邸」の庭で焚火を囲みながらの懇親会
23:00 就寝(古民家「沼田邸」、古民家「荒蒔邸」に男女分宿となります。)

<2日目:2007年8月26日(日)>
08:00 起床
09:30 古民家「沼田邸」にて朝食(ご飯、みそ汁等)
10:30 竹炭を使った風鈴作り体験(お持ち帰り可能)
12:30 昼食の花巻き寿司作り体験
12:50 古民家「沼田邸」にて昼食(手作り花巻き寿司)
13:30 出発までのんびりと自由時間(希望者のみ、野草でお華教室を実施)
16:00 里美出発
20:00 JR渋谷駅到着 解散
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【注意事項】

※1:バス、ガソリン、高速道路使用料、食事、宿泊、温泉、各種材料の代金として、お一人あたり「20,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:お申し込み頂いた方には、阪急交通社より必要書類を郵送させて頂きますので、書類到着より5日以内にご入金ください。今回の定員は35名と限られた人数しかご案内できませんので、スムーズな入金手続をお願い致します。5日以内に入金が確認できない場合は、キャンセル扱いとさせて頂き、キャンセル待ちの方をご案内させて頂きますのでご了承ください。

※3:最少催行人員は25名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※4:雨天の場合は、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※5:1日目の「農村の日常生活体験」は6つのチームに分かれて活動します。チーム分けは当日、参加者から希望を取り、定員に達した場合はくじ引きで決めさせていただきます。ご希望に副えない場合もありますので予めご了承ください。

※6:宿泊施設は築100年を越える古民家「沼田邸」と「荒蒔邸」(簡易宿泊所)に男女分かれての宿泊となります。両施設とも設備はほぼ同等のものとなりますが、どちらに宿泊になるかの希望は承れませんのでご了承ください(男女比等考慮の上当日決定いたします)。相部屋利用となります(畳敷和室、古民家を活用した施設の為クーラー・テレビはございません)。浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。古民家にお風呂はございません。また、トイレ・洗面所は共同で、鏡等はございません。

※7:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。また、お電話にて受付後、詳しい旅行条件を説明した書面をお送りいたしますので事前にご確認の上、お申し込みください。

【旅行企画・実施】
国土交通大臣登録旅行業第43号 日本旅行業協会会員
(株)阪急交通社 メディア営業一部
〒108-8355東京都港区三田3-4-10リーラヒジリザカ
総合旅行業務取扱管理者:上枝 統志(ウエエダ ツナユキ)

総合旅行業務取扱管理者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引責任者です。この旅行の契約に関し、担当者からの説明にご不明な点がありましたら、ご遠慮なく上記の総合旅行業務取扱管理者にご質問ください。

先生

[ NPO法人遊楽(ゆうがく)理事長/グリーンツーリズム・コーディネーター ]

白石 智洋

「道の駅さとみ」の駅長を務める傍ら、平成14 年4月に地元農家等とともに「里美ツーリズム探究会」を設立し、同年6月、空き家となっていた古民家を改修して古民家の宿「荒蒔邸」をオープン。同探究会は、県北地域におけるグリーンツーリズムの新しいスタイルを都市住民に提供し、古民家を活用した新しい農家民宿のビジネスモデルが評価され、平成18年9月に「いばらきイメージアップ大賞」(奨励賞)を受賞した。今後は、同じようなグリーンツーリズムの拠点(宿泊施設)が増加し、空き家の活用と地域の活性化につながるためのモデル的な位置づけになるものとして期待されている。

教室

茨城県常陸太田市里美地区

常陸太田市は、茨城県の北東部にあって県都水戸市から北へ20km、東京から120km圏に位置しています。昭和29年7月に1町6ヶ村が合併し常陸太田市が誕生し、翌年、世矢村と河内村を、さらに平成16年12月に金砂郷町、水府村、里美村を編入して現在に至っています。平安末期から約470年間は北関東の豪族佐竹氏の拠点として発展し、その後は水戸藩の要地として特に重視されたところから、市街地の台地を中心とした周辺には佐竹氏に関係の深い社寺や、西山荘・瑞竜山など徳川家に関する史跡が多く残されており、やすらぎを感じる落ち着いたまちです。

今回訪れる里美地域は、原風景の残る小さな農村。観光地として多くの人が訪れたり、有名な特産物があったり、といった土地ではありませんが、有名な観光地、特産品に劣らない魅力ある景観や、歴史を紡いできた郷土料理など、静かで温かい生活をおくるための様々な要素が、当たり前に存在しています。

所在地
茨城県常陸太田市里美地区