シブヤ大学
イベントレポート

【イベントレポート】高校生を対象としたまち歩きワークショップを行いました


2024年1月に、学校を核とした地方創生モデルにより、持続可能な地域を目指す「一般社団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム」とのコラボレーションで、高校生を対象としたまち歩きワークショップを行いました。
高校生は、「地域みらい留学」という仕組みを通して、全国各地の高校で3年間を過ごしている皆さん。半年間にわたるオンラインのキャリアプログラムを受講している全国の高校生メンバーが東京に一堂に会するタイミングで、渋谷のまちで多様な「はたらく場所」に触れるワークショップを実施しました。
「地域みらい留学」とは・・・30校を超える日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を超えて、自分の興味関心にあった高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラム。

当日は、シブヤ大学が事務所を置くシェアオフィス「co-ba ebisu」に集合し、5つのコースに分かれてまち歩きを行いました。
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まち歩きのお題は、「まちで出会った気に入った風景を写真に撮ってくること」。
「人がたくさん集まってて楽しそう」
「自分のまちにもこんな場所があったらな」
「こんな場所で働けたら楽しそう」
「こんな空間に関われたら素敵だな」

そんな視点をもとに、まちの案内役のシブヤ大学のボランティアスタッフと大学生ボランティアとともにまち歩きに出発しました。

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まち歩き後は、自分が撮った写真をもとにいくつかの問いで個人ワーク。
最後はそれぞれの写真とワークシートを会場のあちこちに貼って、ギャラリーウォークをしました。
自分たちで撮ってきた写真を壁一面に貼ると、同じコースを回った学生同士でも、撮影した対象、対象の向き、色などは十人十色。自分とは違う視点に気づくことで、考え方に広がりが生まれる機会になりました。

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「はたらく」ことを分解したときに出てくる要素の中でも、「何をするか?」「何のためにするか?」「誰と・誰のためにするか?」に続く「どんな場所でするか?」を考えてみることを目的とした今回のワークショップ。
高校生からは、「どんな場所で働きたいかは意外と考えたことがなかった」「大学進学で東京に出てくることも考えているので、今後のキャリアを考えるヒントになった」といった声が寄せられました。
ご協力いただいた大学生ボランティアの皆さん、シブヤ大学のボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました!

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レポート:大澤悠季、写真:麓大地

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