シブヤ大学

授業レポート

2018/5/30 UP

100人で歌おう!
Sing!恵比寿ゴスペル編

今回の会場は恵比寿駅から徒歩3分の長谷戸社会教育館の大音楽室です。
部屋に入ってビックリ!参加者でいっぱいです!
シブヤ大学HPで応募の方、しぶや区ニュース(区報)で応募の方、Sing!恵比寿の方、シブヤ大学スタッフ合わせて全部で70人以上!
男女比は4:6。赤ちゃんダッコしたお母さん、高校生、社会人、最高齢は80歳。他の授業で見た事がない幅広さ!

最初にSing!恵比寿のみなさんが合唱します。
1曲目は「どんなときも」
男性の力強い声と女性の優しい高音のハーモニーが綺麗でした。
自然と参加者の方も左右に体を揺らし、 手拍子に。

続いて本日の講師の吉田英樹先生が登場。
「難しいことは何もありません~!楽しんで歌いましょう! 」
みなさんの緊張を一気に跳ね飛ばすトークはさすがです。
2曲目は「OH Happy Day」。先生のメインボーカルはマイク無いのに迫力満点!
Sing!恵比寿の皆さんがコーラスで呼応します。

3曲目は本日の課題曲「Down by the Riverside」
伴奏なしのアカペラです。みんな、できるのでしょうか?

歌う前に、みんなで発声練習です。
吉田先生のレクチャーが、とてもわかりやすい!



①先生「バスのドアが開くときの音を出来ますか?」
参加者さん「プシュー」(全部息を吐ききる感じで、勢いよく)
お腹に力を入れようとすると肩とか他のところにも力が入るので
力をいれずに自然にすると腹筋から声がでます。

②先生「シャボン玉を吹く感じでハミングしましょう」
先程の反対で小さく長く息を吐きます。でも、ちょっと難しい…
先生「口に水を含んだ状態にしてみてください、そうすると、 スペースができて声がよく響くようになります」
参加者さん「あっ!ホントに楽に響く声がだせる!」

③先生「身体を動かしながら発声をすると、余計な力が抜けます。円を描くイメージで発声しましょう」
参加者みんなで身体を伸ばして円を書きながら、音階に合わせて声を出します。

いよいよ歌いますよ!

ソプラノ、アルト、テナーのパートに分かれます。

課題曲「Down by the Riverside」

歌詞はこれだけ
Down by the Riverside
Study War No More

たった2行でゴスペルは楽しめるのです!

やってみましょう!
見よう見まねでみんなで合唱を繰り返します。



手拍子しながら、 体を揺らしながらみなさん楽しそうに歌っています。

先生が細かく上達ポイントをレクチャーしてくれます。
①「Down」のところは1拍おいて、「o」 のところで音を置きますよ~
②「r」は舌を巻いて発声しましょう~
③「River side」の「de」で息を吐き切りましょう~、それにより
自然にブレスができ、次の息が入ります。

合唱を繰り返します。
体も温まってきましたね。

最後の「more」の部分のきれいなハーモニーを合わせて、 休憩。

~みなさん水分補給 

先生「声帯は乾燥に弱いので、よく湿らせて歌いましょうね~」

たくさん声を使いましたもんね。 みなさん一斉に水分補給されていました。

~再開

次は課題曲2曲目「Stand by me」です。
先生がピアノを弾きながらリードを歌います。ソウルフルな歌声でカッコイイ。Sing!恵比寿メンバーがベースとピアニカで盛り上げます。

参加者のみなさんは、Aメロの間ボイスパーカッションのように「チッ、チッ」 と音を鳴らし、リズムを取っていきます。

サビは先生の歌に合わせて、「Stand by me」をコーラス。

楽器と歌とコーラスが重なり、厚みのあるハーモニーになりました。

~もう一度、水分補給

いよいよ最後の仕上げ合唱!
先生のリードに参加者全員のコーラスが繰り返されます。
今日初めて出会って、初めて歌う曲なのに、みんな完全にマスターしました!



約2時間、 同じ場所で歌声を重ね、 こころ踊らせられたのではないでしょうか。
スポーツのような達成感がありました。

受講後のアンケートでは
満足度なんと4.8
「大きな声で歌えて楽しかったです」
「またゴスペルしたいです」
「今度は楽器で参加したいです」などなど大変好評でした。

みなさん、次回をお楽しみに。
またお会いしましましょう!



(レポート:内田真由美、写真:江幡祐介&森岡遥)