シブヤ大学

授業レポート

2017/9/16 UP

和紙を縫ってつくろう!~ハートのボウシづくり


本日の授業は、和紙を縫ってハートの帽子を作る授業です。

恐らく、タイトルだけでは、和紙を使って帽子?どうやって作るんだろう?など
色々な疑問が出たと思います。
私もその中の一人でした。

そんな形でワクワクしながら授業が開始されました。


自己紹介では、何故今回の授業に興味を持ったのかを一人一人紹介しながら行われました。

・友人が和紙を使った展覧会を開き、自分も和紙を使って何かを作りたいと思った
・普段、和紙を使ってモノづくりをする事が無いので興味深かった

などと、それぞれ和紙に対して思いがあり、参加した事が分かりました。


自己紹介が始まると、ちょっとしたクイズがありました。
これは何の素材で出来ているでしょうか?



キレイな模様をしているもので、トウモロコシ?綿?など意見が出ましたが、答えに導けず、、、、

答えは「繭」でした。


繭から美しい素材に生まれ変わるなんて驚きです。

先生は、この素材を使って、今後帽子を作ってみるとの事です。
楽しみですね。


そして、早速作業開始です!

① 和紙の種類を選びます
和紙といっても1種類では無く、薄いものやちょっと固めのものなど様々な種類があります

② ハートの形に下書きを行い、切り取ります
ハートを3枚にするか4枚にするかで、帽子の形が変わってきます

③ 切ったハートを縫い合わせます
縫い合わせる事で、帽子の形になっています


④ 飾りつけ・ワイヤー通し
帽子の形になったら、飾りつけや帽子を形成する用に針金通しを行います。

この針金を使って生地を形成する方法は一度やり始めると、
自分の思い通りの形になっていくので、止まらなくなっちゃいます。


⑤ お披露目(感想)・記念撮影
あっという間の時間が過ぎ、お披露目タイムです。

  ・平らの素材が立体的になるのがおもしろい
  ・縫物をあまりやった事が無かったがおもしろかった

など意見がありました。


それぞれの思いのつまったハートの帽子が完成しました。


今回は和紙で帽子を作りましたが、
フェルト生地を使って帽子を作ってみるのもおもしろいかもしれませんね。


(レポート&写真:中園拍扶紀)