シブヤ大学

授業レポート

2016/12/12 UP

みんなでハジけろ!バブルサッカー
~ 運動嫌いでも楽しめるスポーツの秋 ~

今回の授業は、みんなで楽しめるバブルサッカー。

バブルサッカーとは、
大きな風船みたいなものをかぶってサッカーするスポーツです。

今回の授業は、街の先生から学びを受けるということではなく、
シブヤ大学のスタッフを中心に授業を運営し、
サポートとしてバブルのレンタル会社、バブルッサルの小松さんにお越しいただきました。

まずは、お互いに見知らぬ生徒たちを4チームに分けて、
それぞれでチーム名を考えてもらいます。

そして、チームができたら昔懐かしいラジオ体操第一、第二で準備運動を行い、
小松さんからバブルの被り方の説明を受けました。
バブルは、実際に被ってみると思ったより頑丈で、強くぶつかっても、
トランポリンのように弾かれて楽しい感覚です。

ルールや注意事項の説明の後、早速試合開始です。

最初はバブルに慣れなくて恐る恐るぶつかり合う感じでしたが、
1試合3分の総当たり戦で、戦い慣れてくると少しづつ激しくなってきて、
バブルサッカーっぽい雰囲気となっていきました。

それに、バブルで視界や動きが遮られることで
ボールがどこにあるかわからなかったり、
ゴールしたはいいけど、誰が入れたのかがよくわからない状況になったりしてたのですが、
逆に皆でその状況を楽しんでいたので、
試合を重ねるにつれてチームが仲良くなり団結力が高まっていきます。

バブルサッカーは全チーム総当たりで試合をしましたが、
なかなかの接戦。

勝負の行方は、「バブル転がし」で決めることになりました。

バブル転がしとは、チーム毎のリレー競走で、バトンの代わりに大きなバブルを転がしながら走ります。
思うようにコントロールできないバブルに苦戦しつつも、白熱した戦いとなりました。

全ての試合(組み合わせ)が終わって、結果発表。
バブル転がしでの得点が加わったところ、
1位のチームとその他の3チームは同率2位という
意外な結果に大盛り上がり。

予想外のスムーズな展開で時間が余った為、
バブル相撲という個人競技をバブッサルの小松さんが提案。
しかも、今まで仲良くなったチームの人たちが
今度は敵同士となってバトルをしましょう、その方が展開が面白い!ということで、
急遽個人戦でバブル相撲を実施。

「はっきょーい、バブった!」の合図で試合が開始。
「バブった!バブった!」の掛声の中、
各チーム単位で一人になるまでバブル相撲を行って、
最後はその残った人同士で戦うバトルロワイヤル形式。

決勝戦では初戦で負けた人たちが、
同じチームだったメンバーを応援していて大いに盛り上がりました。

これで時間が来たので授業終了です。

今回の授業で私が学んだことや感じたことは、
サッカーというと男女差、個人の能力差が生まれてしまって、
いろんな人たちと楽しむイメージがなかったけれど、
バブルを被ることで誰もが楽しめるスポーツになっているのが、
素敵だと思いました。

それに、今回シブ大特別ルールで、
試合の最後の1分間をバブルタイムと名付けて、
ジュリアナ東京の音楽をかけながら得点2倍としたのですが、
ルールを変えることでより楽しくできることが面白いです。

生徒の方がとても協力的でスタッフの人出が足りない部分を、
自主的に手伝ってくれたりして、スポーツを通してみんなが一つになれました。

終わったあと、参加者が笑顔で帰る姿が印象的でした。

(レポート:高橋徳治、写真:シブヤ大学バブルサッカースタッフ)