シブヤ大学

授業レポート

2016/7/16 UP

自分で縫い上げる~この夏の浴衣づくり2016(第三回)

いよいよ、浴衣づくりの授業も今回で最終回です。
これまで授業2回と補習2回、そしてたくさんの宿題を経て、徐々に浴衣の形が見えてきました。いよいよ今回の授業で完成するのでしょうか!


まずは、恒例の自己紹介と進捗状況や感想などを一人ひとり発表しました。宿題でやってきた部分が正しくできたかなと、不安な声もありましたが、皆さん完成を目の前にワクワクしている様子でした。


 


では、さっそく作業に入ります。
①進捗状況は少しずつ個人差がありますが、衿が身頃に縫い付け終わっている人から、供衿を付ける作業に進みます。
皆さん真剣に先生の説明を聞いています。



計測して、印をつけて、


 


あとは黙々と縫って行きます。
くける部分が多くて、なかなか時間がかかります。



途中、お菓子を食べながらの休憩。
楽しいおしゃべりもつかの間、あっという間に作業に戻ります。



②供衿がつけ終わったら、三衿芯を付け、衿の形を整えます。



③そして、衿を端から端まで印付けして、待針や仮縫いで留めていきます。


 


④最後に、衿をくければ、ほぼ完成です!
ここからは、時間との勝負です。皆さん頑張って!


 


⑤途中、閂止め(かんぬきどめ)について教わりました。
脇などのほつれやすい部分を頑丈にする縫い方です。


 


さて、そろそろ終わりの時間が近づいてきました。ほぼ完成した方も途中の方も、自分で縫った浴衣を着て記念撮影をしましょう!ということで、着付けタイムです。


まだ、縫い終わっていない部分があるとはいえ、すっかり完成している様に見えます。


 


そして、記念撮影!


皆さん、自分で着に行った柄を選んだだけあって、とてもお似合いです。
タイトなスケジュールでしたが、最後までお疲れ様でした!

(レポート/写真:都築直美)