シブヤ大学

授業レポート

2014/11/21 UP

シブヤ大学★後夜祭

シブヤ大学創立8周年記念として行われた「シブヤ大学文化祭」もいよいよ最後の授業です。
文化祭に参加した生徒と授業コーディネーター、そしてシブヤ大学スタッフによる後夜祭が開催されました。

後夜祭の前半では生徒同士で文化祭で得た学びや気付きをシェアするワークショップを行い、
後半では3人の授業コーディネーターに「なぜ授業を作ろうと思ったか」について語ってもらいました。

後夜祭はシブヤ大学インターンによるオープニングムービーから始まり、
続いて文化祭中に同じ授業を受けた生徒さん同士によるワークショップが行われました。
ワークショップではまず個人で授業を通して得た気付きや思ったことを付箋に書き溜め、
その後同じ授業の生徒のみなさん同士で付箋の内容を発表し合いました。


最初こそ初対面同士で緊張気味だった生徒のみなさんも徐々に打ち解けていって、
すぐに和気あいあいとしたムードになって、お互いが文化祭で感じた様々なことをシェアしました。

さらに他の授業を受けた生徒同士でもワークショップを行い、それぞれの授業を通して発見したことをチーム内でまとめて発表し合いました。
生徒のみなさんはどなたも心をこめて発表をされていて、聞いている生徒の方も何度も強くうなづいたり、熱心に質問されている方が多かったのが印象的でした。
また、授業を通して今後のキャリアプランまで考えた方までいらっしゃいました。


生徒のみなさん同士によるワークショップの次は、今回の文化祭の授業コーディネータ―を担当された松井さん、高橋さん、奥住さんに授業コーディネーターになった経緯と、シブヤ大学に対する想いを語ってもらいました。


3人が授業を企画した共通の理由には「こういう授業をやってみたい!」という強い想いがありました。
また、奥住さんは自分の行った授業についてとても楽しそうに語り、高橋さんは「社会に対して、何らかの形で自分の学んできたこと、培ってきたことを還元したい」という熱い想いが根っこにあると語っていました。
そして松井さんは「1人ではできないことができるのがシブヤ大学」と、多くの方々の想いが合わさることでできる可能性について語ってくれました。

最後に、授業コーディネータ―を含めたスタッフと生徒の懇親会で文化祭は締めくくられました。
職業や年齢を問わず、様々なバックグラウンドを持つ方々同士でお互いの持つ想いや価値観を熱く語り合われていたのが強く印象に残った後夜祭でした。

これからもシブヤ大学は、生徒とスタッフの皆さんで力を合わせて、新しい出会いや学びが生まれていく場としてずっと続いていければと思えた夜でした。


(ボランティアスタッフ 町田大樹)