シブヤ大学

授業レポート

2009/7/2 UP

会場に行ってみたら、グループごとにダンボールの山!

というのも、今回は段ボールで「お城」を作る授業。
場所は恵比寿駅と恵比寿ガーデンプレイスから程近い加計塚小学校。

参加者は殆どが親子連れの人かな?と思っていたら、そうでもなく。
一人での参加者も見受けられた。

今回の先生は「段ボールコーディネーター」の肩書きを持つ、愛知工業大学教授の尾形素臣(おがた・もとおみ)さん。先生は、映画「築城せよ!」の段ボール城製作を指導された方。映画の中では1万2000個の段ボールを使って25メートルのお城が完成。今回は…そこまで高いお城は造れないから、約2~3メートルの高さのお城を造ることに。「助手」でもある尾形先生のゼミ生高木さんと先生が共に作ったお城を参考にしながら制作開始。

当日は「築城せよ!」に出演された方たちも各グループに分かれて制作開始。やはり、親子参加(加計塚小学校枠参加含め)が多く、芸能人の参加者は子供に人気だった(特に、安田大サーカスの3人が子供に人気あった…はず)。工作が好きな子供もいて楽しそうに制作。段ボールを組み立てて柱にし、屋根を載せる。説明書きに従って、また、先生や助手の助言を受けながら作るけど悪戦苦闘しているところも。段ボールを組み立てて3つぐらい縦に並べるとだいたい2メートルくらい。組み立てながら、「屋根どうしようか」「シャチホコ作りたい!」という感じの声もちらほらと。段ボールをカッターで切るときは定規の長さが足りず、二つ定規つなげているところもあった。

今回は昼休みを挟んで制作だったから、昼を食べつつ「次どうしようか」「間に合うかなあ」という声も聞かれた。大人も子供も「お城」作りを楽しんでいた。楽しみつつ真剣な表情でやっていたところも多く。昼休憩が終わってからはそれほど時間も無い中、各グループは屋根を作ったり、屋根の上の飾りを作っていた。先にも書いたが、屋根の上にシャチホコ作るグループがあれば、恵比寿様を作ったグループも。辺りを見渡せばお城に色々な絵を描いているグループも。

そんなこんなで完成!中には5,6メートルぐらいまで段ボールを積み上げたお城も。見上げる大人や子供もいれば、崩れないかな?と不安そうに見る人もいた。制作し終えて満足な人たちも多く。その他のグループでも、お城のデザインに注目するところもあった。

子供だけではなく大人(の方がより楽しめる?)も楽しめる、そんな授業だった。

(ボランティアスタッフ 藤澤 和範)