シブヤ大学

授業レポート

2009/4/29 UP

2008年の1月から年をまたいで行われた「シブヤ大学つくり方学科」もいよいよ最終章!
いったいどんなクライマックスが待っているのでしょうか?と授業開始前からそわそわ・・・・。ってのは自分だけですね(笑)

ということで、最終回の初日は表参道校の授業サポートにそれぞれが回ったあと、
恵比寿の社会教育会館に集合し、今までの学科の総決算として「仮想○○大学」の発表プレゼン大会となりました。
学科が始まった当初はまだぎこちなかった生徒さんも、最終日なれば教室に入った瞬間からみなさんの笑顔と笑い声がうかがえました。もちろん地方から来ていただいている方もいるため、毎月この瞬間が楽しみでしょうがない!という声も

さてコーディネーターのナオさんのあいさつをキッカケに、
各班(地域ごと)によるプレゼンテーションが始まりました。

プレゼンをしていただいた○○大学は
① 新潟ミナト大学
② 大阪アベノ大学
③ 松本アルプス大学
④ 大ナゴヤ大学
⑤ オオサカ大学 

の順で発表していただきました、
自然や歴史的建造物、観光に特化した大学づくりを発表する大学もあれば、
街の特色を生かした新しい遊び方を提案したり、
高校生などより若い世代に向けた地域コミュニティづくりを目指した大学など、
その街の持つ「カラー」をうまく折込んでそれぞれが特徴のあるプレゼンテーションを行い、またそれぞれが自分の街にもつ問題点や現状をうまく共有することができました

もちろん大学を運営してく上での資金面での調整や
具体的に街でどのような授業を行っていくか、
将来的な展望や地域との連携などにも突っ込んでいた班もあり
プレゼンひとつ、街ひとつにとっても様々な運営方法が存在するのです。

なによりも、どのプレゼンからも街に対する想いが伝わってくるので、
シブヤの街で始まったこの想いが日本中に伝染していくのが本当に楽しみです!

最後にこの授業が修了認定試験ということで、
いままでこの学科に参加していただいた生徒さんから一言ずついただくことに。

ガイダンスから約半年間の中で、本当にたくさんの人が参加したこの「つくり方学科」ですが、
ほとんどの生徒さんが口をそろえて言っていたのは
「この学科を通して全国にたくさんの仲間ができたこと」
とおっしゃっていました。

素敵な学びと街づくりの仕組みを全国に共有しよう!
ということで始まったこの学科ですが、
この授業が終わる前からすでに共有されていたのかもしれませんね。

この学科をキッカケにシブヤ、カラスマに続く新しい大学が発足されるのが待ちきれない授業になりました!

(ボランティアスタッフ 福嶋 努)