シブヤ大学

先生紹介

[ LIGHT UP NIPPON 発起人・代表 ]

高田 佳岳Yoshitake TAKADA

「LIGHT UP NIPPON」は、「東北を、日本を、花火で、元気に。」をキーメッセージに、「追悼」と「復興」の祈りを込めて、毎年8月11日に東北の太平洋沿岸複数個所で一斉に花火を打ち上げるプロジェクト。

1977年5月6日生 幼少期からずっと海が好きで、毎週海に通い、海に潜っていた。その後東京水産大学に進学。20歳でスキューバダイビングのインストラクターになり、プロとして活動。同時期にスピアフィッシング(素潜りで海に潜り、銛や水中銃で魚を獲るスポーツ)を覚え、ただの素潜り遊びから、この競技に没頭。
海好きが乗じて、大学院で東京大学海洋研究所に進学し、岩手県大槌町の研究センターに所属。アザラシの研究でロシア北極圏に行き、エスキモーやチュクチのハンターと一緒に、流氷の上でハンティングをしながら研究に没頭。海と北極と狩猟で培った経験から、感性を研ぎ澄まし、自然と共に生きることを学ぶ。
2005年、日本特有の「サラリーマン経験」を積むために大手広告代理店に就職。27歳にして初めて、社会の厳しさ、サラリーマンの厳しさを経験。
2011年3月11日。大学院時代に過ごした大槌も津波に飲まれ、町は壊滅状態。古い仲間、お世話になったみんなのことが気に係り、自分にできることを必死で考えた。そのうち、「自分にしかできないこと」を探すようになり、エンターテインメント、プロモーションのプロとして、思いついたのが、LIGHT UP NIPPON。そこからは持ち前の度胸と就職して身につけた「プロデュース力」を活かし、実施に向けて奔走。なんとか8月11日の成功へとつながった。
海と会社とLIGHT UP NIPPONでの経験や繋がりを活かし、東北と東京をつなげる仕掛けや、海を通した自然教育などを行いながら、東北での活動を続けている。


※プロフィールは授業開催時の情報です。
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