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【青参道】水金地火木土天冥海 ~日本の美がテーマのセレクトショップ~

【青参道】水金地火木土天冥海 ~日本の美がテーマのセレクトショップ~

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5−2−11
H.P.DECO内
TEL:03-3406-0888
OPEN: 11:00-20:00(不定休)

学生特典:
青参道の 水金地火木土天冥海 / soup of he(r)art/SERGE THORAVAL Bazar et Garde-Manger / Juana de Arco / 山本 斐沙さん で、スタッフの方から6文字のキーワードを集めたら、 5店舗中好きなお店でちょっとしたものをプレゼントしてもらえます!!

■ 奈良時代、シルクロードに思いを馳せて 階段をぐるぐる上ってつきあたると、ひっそりと佇む宝物の数々。 水金地火木土天冥海は、日本の美をテーマに掲げたセレクトショップ。 今回お話をうかがったのは、猫とインドをこよなく愛する、バイヤーの土村さん。 凛としていらっしゃいながらも、インドについて喋る時は熱っぽく、 猫について思いを耽る時はふにゃっとしてしまう、ひじょ~に魅力的な女性です。 そして、プレスの佐藤さん(温かい口調と流石の着こなしのこれまたちょ~魅力的な女性)も立ち会って下さいました。 実は、インタビュアーのわたくし土井、 数年前、原宿のより「和」テイストの強いお店だった時に、しばしば来店しておりました。 今の場所に移転されてからアジアンな印象が強くなったので、おうかがいしてみると… 「そうなんです。日本のモノの歴史を遡っていくと、 私の場合は、シルクロード、奈良時代あたりのイメージに辿り着いて。」と土村さん。 し、シルクロードに、奈良時代!? 「例えば、漆の汁碗によくあるようなワンポイントの蝶の螺鈿細工。 そのより豪華なパターンは、正倉院の蔵の中にある琵琶の一面に見つけることができるんです。 さらに、たまたま行ったタイやインドでも、同じような装飾パターンやモチーフを見ることができて。 やっぱり、そうやって日本とアジアはつながってるんだなぁって思ったんです。 奈良時代、シルクロード時代の豪華絢爛な装飾パターンをそぎ落としたものが、 いまの日本の道具というか雑器というか。」 ■ 旅するきっかけ オリエンタルな雰囲気をしている土村さんのことだから、 きっと昔からアジアを旅行するのがお好きだったんだろうと聞いてみると、 否、ヨーロッパによく行っていた、とのこと。意外です。 アジアに旅するきっかけとなったのは、La Tierra工房Minakusiとの出会い。 La Tierra工房Minakusiさんはタイ、アフガニスタン、インドなどアジア各国を旅しながらパーツを集めてアクセサリーを作る。 どこかの部族衣装の一部の金属の玉、シャーマンが身につけていた動物の骨、 それらは心地よく混じり合っているけれど、ありとあらゆる由来を持っている。 土村さんは次第に、それらの元の土地を見ずして、作品を語ることに違和感を覚えるようになり、 そして現地に赴くようになったのだそうです。それからはもう、お聞きした限りは、旅、旅、旅、という印象。 ■ 出会いを求めて 水金のお客様は、単に伝統技術を駆使したモノだから、 水金にあるモノだからというだけでは、心動かされません。 訪れた人にハッとする出会いを与えるべく、 何か面白いほかには無いものが見られるに違いない、という期待を持って来店するのだそうです。 だから土村さんは、今日も明日も最上級の出会いを探して色々なところへ足を運びます。 佐藤さん曰く、「土村は、常に動いている印象なんです。」 和小物の土産物屋さんではなく、また、銀座、日本橋、渋谷ではなく、 青参道で、アッシュペーフランスのお店として「日本」を提供する意味。 それを丁寧に考えて、さらに実際に土地土地を訪れて感じたからこその、 答えがここにあるんだなぁと思うと、余計に店内がきらきらして見えました。 【特典を受けたい方は】 口頭で「シブヤ大学の学生です。」とお店の人に伝えて頂くか、もしくはこのページをプリントアウトして頂き、お店へ直接ご持参ください。


取材:土井香織、amiron(写真)  ※取材日:2011年9月6日【カテゴリー:青参道・観る・買う・遊ぶ】