シブヤ大学

学生特典があるお店 詳細

ストア ~表参道の溜まり場カフェ~

ストア ~表参道の溜まり場カフェ~

渋谷区神宮前3‐6‐8 2F
TEL&FAX:03‐3746‐3577
営業時間:12:00~24:00
定休日 年中無休

学生特典:
※以下は、以前まで特典として掲載していた内容です。

夜(17時以降)にメインの食事をした方に、大盛りサービス&ストアオリジナルステッカーをプレゼント(数に限りがございますのでご了承下さい。)

ストアさんは、2010年10月末で店舗移転のため閉店されました。
ストアさん、おいしいご飯をごちそうさまでした!
打ち合わせ場所として、たくさん利用させていただき どうもありがとうございました。

7月6日(月)、中里は表参道の「ストア」にお邪魔しました。 お店を教えてくれたのは、表参道研究家のまっけんさんこと、松井健二さん。 いつまでも居座ってしまうような心地よい空間で、フレンドリーなスタッフさんに出会えるお店です。 ストアの代表である山本さんが目指すのは、男性が一人でも入れるカフェ。 「かっこつけた店にしたくなかったんです。オシャレなカフェはたくさんあるけど、 お店に行くためにおしゃれをするような雰囲気でやっていくのは、自分には無理だと思った。 きっとかっこつけてもボロが出るし、自分んちのリビングに友達が来ているような、仲良い人達が気楽に集まれる場所にしたかったんです。」 そんな風に語る山本さんは、高校卒業後、調理師専門学校に進学。 手に職つけたいという気持ちもあったけれど、大きな理由は、専門学校が実家の近くにあったから。 学校卒業後、働き出したお店で体育会系の勢いでしごかれ、その頃から独立して自分のお店を持ちたいと思うようになったと言います。 その後、フランス料理レストランなどで料理の腕を磨きましたが、「お店をやりたいけど、ドリンクの勉強をしてこなかった!」と、 実家の近くにあったカフェで働き出しました。 「正直ドリンクの作り方だけ覚えたら、辞めよう」と思っていた、というそのお店で、 それまで山本さんが持っていた価値観を変える出来事があったのです。 「それまでレストランで料理をつくる側にいたときって、良し悪しは8割食事で判断されると思っていた。 けれど、そのカフェでは全く逆で、食事は2割、残り8割大事なものは空間とサービスだった。」 例えば、飲み物をお客さんに出すとき、たった一言ことばを交わすだけで、人と人の繋がりがうまれるように、 スタッフ全員で大切にしているのは、常連さんはもちろん、初めて来てくれたお客さんとの会話。皆さんいつも笑顔です。 ストアに集まるお客さんは、土地柄デザイナーさんやアパレル関係の方が多いそうですが、 お客さん同士の交流から、仕事がうまれたりしているようです。 山本さんは「この辺りに住んでいる人も働いている人も含めて、 溜まり場みたいな存在になったらいいっすね。」と話してくれました。 そんなストアのテーマカラーは、オレンジ、黄色、緑。お店の至るところに、鮮やかな色が散りばめられています。 HPも。 看板も。天井も。 そして、お店で印象的な棚。 本・フリーペーパー、雑貨や服、倒れて壊れてしまった先代の看板、かわいいパッケージのトイレットペーパー、サンダルや、 山本さんの趣味のミニ鉄道模型などが絶妙なバランスで並べられています。 そんな中でも気になるのが、お店に入って左側の棚に置いてある、色んなジャンルからセレクトされた本。 ん?何かがページの間にはさまっている…。 よく見てみると、“しおり”。 ストアでは、オリジナルのしおりを自分が読んでいた本に挿んでおけるんです。 次に来てくれたとき、続きから読めるようにという気持ちから。店内には遊び心がたくさん。 ところで、『ストア』という店名には、何か意味があるのでしょうか? 「いやぁ、名前は何でもよかったんすよね。」 ! 山本さんはこう言います。 「店名も、場所も、お店のコンセプトも、全部後付けなんです。 場所も最初は代々木八幡あたりで探していたんだけど、偶然この場所が空いていて、 じゃあこの場所でお店やろうってなってから、コンセプトをどうしようか、と話し合った。 オープン前に、お店の名前を決めなきゃいけなくなって、当初は“○○ストア”にするはずだったんだけど期限が迫ってきたから、 じゃあもうストアのみで! となったんです。 でも、それでいいと思う。名前なんて大きな問題じゃなくて、名前の価値は自分で上げればいい、と思うんですよ。」 ゆるい…、でも熱い…。格闘技を愛する山本さんは、見た目はちょっとこわいけど、ちゃめっ気たっぷり。名言とともにパシャリ! 色々なものが絶妙なハーモニーを奏でているストアを、是非一度味わってみてください。 【特典を受けたい方は】 口頭で「シブヤ大学の学生です。」とお店の人に伝えて頂くか、もしくはこのページをプリントアウトして頂き、お店へ直接ご持参ください。


(取材:中里希 写真:恩藏歩実 ※取材日:2009年7月6日) 【カテゴリー:表参道・食べる】