シブヤ大学

自分ゴトのまちづくりの未来 ~まちづくり×フューチャーセッション~

19:00-21:00
  • Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
  • 野村 恭彦 [イノベーション・ファシリテーター]、芝池 玲奈 [セッション・プロデューサー]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2014年2月7日(金)に行います。(抽選予約受付は2月6日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
  2014年2月16日(日)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
皆さんは「フューチャーセッション」という言葉を知っていますか?

今回、講師をお願いする株式会社フューチャーセッションズの野村恭彦さんは
「フューチャーセッション」を以下のように定義付けています。


フューチャーセッションは、最適解のない複雑な問題を解決するために、
企業・行政・NPOなどのセクターの壁、組織内の部署の壁、専門分野の壁など、
立場の違いを超えた対話により、協調アクションを生み出す場
です。

フューチャーセッションには、次のような特徴があります。

 1. 既存の問題設定とは異なる、フレッシュで良質な「問い」の設定から始めること
 2. 新たな「問い」に応じた、未来のステークホルダーを選び(キュレーション)、招き入れること
 3. 創造的な対話を通して、未来に向けての「新たな関係性」と「新たなアイデア」を生み出すこと
 4. 対話だけで終わることなく、ステークホルダー同士が
  協力して行動できる状況やアクションプランを生み出すこと

通常の創造的にアウトプットをつくる「ワークショップ」の要素に加えて、お互いの人としての関係性を大切にし、
問いをしっかりと深めて行く「ダイアローグ」の要素を大切にするところです。

フューチャーセッションに参加する人たちお互いが尊敬の念をもって傾聴し合うことで、
未来に向けての「新たな関係性」と「新たなアイデア」を生み出します。
そして、その結果として、それぞれのステークホルダーが認識と行動を変化させ、
協力してアクションを起こせる状況を生み出します。


昨今、まちづくりの現場に「フューチャーセッション」が活用され始めています。
実は、シブヤ大学でも2012~2013年の半年間に渡って 「シブヤのまちをフューチャーセンター(※)にしてしまおう!」という取組を行いました。
※フューチャーセンター: フューチャーセッションが定常化し、イノベーション拠点として運営している状態。

今回の授業では、シブヤや札幌、東松島といった、各地の現場をケーススタディに、
"まちづくり×フューチャーセッション"の実践について考えていきます。
予定している授業概要は以下となります。


1. フューチャーセッションとは

 - 対話からイノベーションを起こすための仕組み
 - 行政・企業・市民の壁を越えるためのファシリテーション

2. まちづくり×フューチャーセッションの事例紹介

 - シブヤ大学×フューチャーセッション(渋谷の未来)
 - 札幌フューチャーセッション(商店街の未来)
 - 東松島フューチャーセッション(東松島のグランドデザイン)
 - その他 3. 実践:まちづくり×フューチャーセッション
 - 仮説:「自分ゴトのまちづくり」の未来
 - グループ対話:自分ゴトのまちづくりって何?
 - マグネットテーブル:「自分ゴトのまちづくり」を自分の言葉で定義
 - プロトタイピング:まちづくりの未来ーー「自分ゴト」になると何が変わるか?
 - チェックアウト:最初の一歩


自分が住む・働く・過ごす街について、
「この街は、ぼく/わたしの街だ」ってしっくりきてることって、とても素敵なことだなと思います。

街を"自分の街"にしていくためにできること。
一緒に考えてみませんか?

(授業コーディネーター:榎本 善晃)

先生

[ イノベーション・ファシリテーター ]

野村 恭彦

 株式会社フューチャーセッションズ代表取締役社長
 金沢工業大学 教授(K.I.T.虎ノ門大学院)
 国際大学GLOCOM主幹研究員

博士(工学)。慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。2012年6月、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。

著書に『フューチャーセンターをつくろう』『サラサラの組織』『裏方ほどおいしい仕事はない!』、監修/監訳書に『シナリオ・プランニング』『コネクト』『コミュニティ・オブ・プラクティス』『ゲームストーミング』などがある。

[ セッション・プロデューサー ]

芝池 玲奈

つくりたい未来は、私たち一人ひとりの「自分ごと」が引き出され、表現され、実現され、響きあう世界。
これまでは、学生時代から開発教育ワークショップの企画やファシリテーションに取り組み、卒業後は研修会社にて講師を勤める。IT系/ビジネス系/新人研修/海外研修員向け研修など、幅広く講習会を実施するかたわら、問題解決などの研修を開発。2013年より、新しい未来を創っていくために、株式会社フューチャーセッションズに参画。まちづくりプロジェクトやファシリテーター育成のプログラム開発に従事。

教室

Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。

所在地
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net