ポートランドってどんなところ？ ～コーヒーと生活から～

どんな街に住みたい？って問いを前にした時、
ぼくはぼくの街に住みたい、と思います。

それは、きっと、、、
過剰であることや流れの早さが当たり前でなく、かといってストイック過ぎもしない、自分のペースで過ごせる街。
そして、選択肢が多くて、許容性と尊重性がともに高い、それぞれが、ありたいようにあれる街。

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最近、住みよい街の文脈で「オレゴン州ポートランド」の名をよく聞きます。


どんな街に住みたい？を考えるヒントがそこにあると直感して、注視していくほどに、
もっと、生活者視点でのポートランドを知りたい、と思いました。

そんな折に出会ったのが、PADDLERS COFFEEの松島大介さん。今回の"まちの先生"です。
PADDLERS COFFEEは、ポートランドを代表するコーヒーショップ STUMPTOWN COFFEE ROASTERSの豆を、
日本で唯一取り扱うコーヒースタンドで、今年の4月に参宮橋駅近くにオープンしました。

※PADDLERS COFFEEとSTUMPTOWN COFFEE ROASTERSについては、こちらの記事に詳しいです。

松島さんは、10代の頃、7年弱をポートランドで過ごし、
日本に帰ってきてからも、友だちを訪ねたりで、ポートランドと行ったり来たり。
元々は映像制作の仕事をされていたそうですが、
ポートランドの街で過ごし、さまざまの出会いと偶然を繰り返す流れ中で、
それまで国外進出を拒んできたSTUMPTOWNの豆を
はじめてアメリカ国外で扱うコーヒースタンドを開くに至ります。

、、なんというか、この"物語"そのものが、きっとポートランド的なんだろうなって。

松島さんは、ご自身のお店の説明の中でこう言っています。
　10代の半分以上を過ごしたアメリカ、オレゴン州はポートランドという街。
　東西を川が隔て、いくつもの橋がつなぐ異国のその街では
　一杯のコーヒーもまた、人々をつなげる役目を果たしていました。
　コーヒーの味を憶えたその街の、そんな日常があの頃すごく新鮮で、
　そんな毎日がとても価値あるものに感じました。



ポートランドってどんなところ？
、、どんな街に住みたい？って問いを脇に置きながら、コーヒーと生活から覗いてみませんか。


【授業の流れ】
　14:00　～はじめに～
　14:05　隣の人とブレスト「住みたい街ってどんな街？」 (5分)
　14:10　松島さんのお話 (60分)
　15:10　3人一組で「思ったこと/感じたことのシェア」(10分×2)
　15:30　松島さんへ質疑応答 (20分)
　15:50　～おわりに～
　16:00　終了


(授業コーディネーター：榎本 善晃)