シブヤ大学

ボーカロイド・オペラから学ぶ ~オペラはいつも最先端~

14:00-16:00
  • Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
  • 渋谷 慶一郎 [音楽家/アーティスト]、湯山 玲子 [著述家]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも、芸術、エンターテイメント、オペラ、最先端技術などに興味のあるかた。

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着で申し込みを受付いたします。
※満席締切後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は先着順にてお申し込みを受付いたします。
※2:最終締切は2013年5月10日(金)13時となります。
オペラは、約400年前ルネサンス後期にイタリアで生まれた、
演劇、音楽、歌、舞台芸術で作り上げられる総合芸術音楽作品です。
オペラ専用の劇場ができ、王侯貴族や富裕層の社交場となり、
バレエとともに私たちとはちょっと縁遠い存在に思えるかもしれません。

しかし、オペラそのものは、その時代ならではの最先端の演出と技術により、
観客を別世界へ誘うエンターテイメントでもあります。
本授業では、 渋谷慶一郎さんと湯山玲子さんを先生にお迎えし、
そもそも「オペラ」って何?という超初心者向けのお話から、
近くBunkamuraオーチャードホールで開かれる、ボーカロイド・オペラ「THE END」において、
現代の先端を担うアーティストたちのコラボレーションから生まれる、
400年の時間を超えたオペラの世界をいっしょに学びましょう。

この作品は人間不在のオペラ、
つまり従来のオペラの中心となるオペラ歌手やオーケストラなどは一切登場せず、
初音ミクとボーカロイドによるアリアやレチタティーボ、
コンピュータによる音響、映像によって物語が展開していきます。
クラシックやオペラの殿堂オーチャードホールに10.2チャンネルのサラウンド音響と
1万ルーメンを超える高解像度プロジェクター7台を持ち込み、
「死とは何か?」「終わりとは何か?」といった伝統的なオペラでみられる悲劇の構造を
初音ミクを媒介にして現代に読み替えるという試みがなされています。

また、本作では初音ミクのために
ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、マーク・ジェイコブスと
彼のスタジオチームが衣裳提供していることにも注目したいです。

ちょっと、とっつきにくいと思っていたオペラも、ぐっと身近になりそうですね?

【授業の流れ】
13:30~ 受付開始
14:00  はじめに
14:05  オペラって何?
      ボーカロイド・初音ミクって何?
      初音ミクとオペラを旅する

15:45  質疑応答・振り返り・記念撮影
16:00  終了 ~ アンケートにご協力ください 

(授業コーディネーター:佐藤 隆俊)


■THE END オフィシャルウェブサイト: http://theend-official.com/



本授業は、シブヤ大学と『Bunkamura』とのコラボレーションによる授業です。


Bunkamuraとは?
「ザ・ミュージアム」、「ギャラリー」、「シアターコクーン」、「オーチャードホール」、「ル・シネマ」など、
様々な文化を通して未来を創る複合文化施設です。
http://www.bunkamura.co.jp/

先生

[ 音楽家/アーティスト ]

渋谷 慶一郎

1973年生まれ、音楽家。東京藝術大学作曲科卒業。
2002年に音楽レーベルATAKを設立。国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだ けではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。
2009年、初のピアノソロ・アルバム「ATAK015 for maria」を、2010年には「アワーミュージック 相対性理論+渋谷慶一郎」2012年にはオペラ「THE END」を発表。

[ 著述家 ]

湯山 玲子

著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、
『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え』(ワニブックス等)、上野千鶴子との共著『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)、近著に『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)他。
父君がクラシック作曲家、 湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点 から分析、論考を行った。坂本龍一との対談が雑誌『ゲーテ』で連載中。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

教室

Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。

所在地
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net