シブヤ大学

いろんな家族にやさしい街、シブヤを考える

13:00-15:00
  • BA-TSU ART GALLERY
  • 前田 良 [自営業 / トランスジェンダー]、山下 敏雅 [弁護士]、杉山 文野 [トランスジェンダー]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2013年4月22日(月)に行います。(抽選予約受付は4月21日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
   2013年5月2日(木)16時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
   (受付期間を延長しました!)
さてさて、突然ですが、
あなたにとって、家族って何ですか?
私にはまず兄弟の顔が浮かんできます。それから父と母。
おじいちゃん・おばあちゃんの顔を思い浮かべる人もいるかもしれません。

それじゃあ、家族を結んでいるものって、なんだろう。
今回は、立ち止まって考えるにはあまりに身近な 家族のつながりについて考える授業です。

* * *

前田良さんはFTM(女性から男性に性別を移行する人/した人のこと)のトランスジェンダー(性別違和のある人)。
現在は二児のパパとして、家庭生活を送っています。
前田パパとお子さんには、血のつながりはありません。
でも、そこには「家族」としか表現できない、確かなつながりがあります。

今回は前田さんをはじめ、LGBTの支援に携わる山下敏雅弁護士を先生としてお招きし、
家族観をめぐるドキュメンタリーやセッションを通じて、
参加者みんなで家族のつながりについて、思いを共有してみたいと考えています。
ファシリテーターを務めるのはTOKYO RAINBOW WEEK 2013代表の杉山文野。
スペシャルゲストとしてフジテレビアナウンサーの佐々木恭子さんも参加予定です。

* * *

改めまして、私にとって家族って何だろう。
例えば、この前わが家へわいわいギョウザを食べにきた友人たちを家族と呼んだら、
それはちょっと言い過ぎでしょうか。
それでも彼らは、私にとって、大事な心の拠り所です。

自分がほっとする空間を思い浮かべれば、
そこにはクリーニング屋のおばちゃんとか、よく行く呑み屋の常連だとか、
昔懐かしの部活のメンバーや、いつも話し込んでしまうアイツがいます。
そこには確かに、血の繋がりに留まらない、あの”ファミリー的な感覚”があります。

そんな感覚でつながる誰かを家族と呼べたら、
毎日が少し楽になる気が、私はします。

家族のつながりや絆といった言葉を、あちこち耳にする今だからこそ、
もう一度その「家族」について考えてみませんか?
あなたの「家族」を教えてください◎


【授業の流れ】
13:00 オリエンテーション
13:10 映像鑑賞(前田良さんの日常)
13:25 トークセッション
14:05 ワークショップ
14:45 まとめ
15:00 記念撮影・終了

* 終了後10分ほどアンケートの記入をお願いいたします。
*今回の授業はTOKYO RAINBOW WEEK 2013との共催事業です。


(授業コーディネーター:杉山文野 / 文責:平松和旗)

先生

[ 自営業 / トランスジェンダー ]

前田 良

ジー・アイ・ディーKAZOKUの会 代表
1982年兵庫県宍粟市生まれ。トランスジェンダー。自分の「性」を確立後、2008年に現在の妻である女性と結婚。現在は2人の息子の「どこにでもいそうな普通の父親」。トランスジェンダー当事者夫婦の子どもが、戸籍上も家族と認められるよう、法務省への要請・講演会の開催など精力的な取り組みを行っている。「息子を愛し守り抜くパパ」として、日本の社会と向き合っている。

[ 弁護士 ]

山下 敏雅

1978年9月,高知県南国市生まれ。2003年10月東京弁護士会に弁護士登録。川人法律事務所,弁護士法人東京パブリック法律事務所(公設事務所)の勤務を経て,2012年7月現事務所設立。
過労死・過労自殺事件,児童虐待等子どもの事件,脱北者支援,LGBT支援,HIV陽性者支援などに取り組んでいる。「GID法律上も父になりたい裁判」弁護団長。

[ トランスジェンダー ]

杉山 文野

NPO法人ハートをつなごう学校 代表
Tokyo Rainbow Week 2013 代表
1981年、東京都新宿区生まれ。フェンシング元女子日本代表。早稲田大学大学院にてセクシュアリティを中心に研究した後、その研究内容と性同一性障がいである自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を講談社より出版。韓国語翻訳やコミック化されるなど話題を呼んだ。卒業後、2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。帰国後、一般企業に3年ほど勤め、現在は自ら飲食店を経営するかたわら、各地での講演やNHKの番組でMCなども勤める。

教室

BA-TSU ART GALLERY

×△◯ (BA-TSU ART GALLERY) は、表参道駅近くに位置するイベントスペース。メインストリートからほど近い場所にありながら緑豊かな中庭を持つ×△◯は、展示会やパーティー会場、またアートショーやその他イベント会場として利用することができる。

〈バリアフリーに関して〉
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。

所在地
東京都渋谷区神宮前5-11-5
電話: 03-6427-5834
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容や出欠、遅刻等については、シブヤ大学事務局までお願いします。)
最寄駅:JR線山手線原宿駅 下車 徒歩8分
     千代田線・副都心線 明治神宮前駅 下車 徒歩8分
     千代田線・銀座線・半蔵門線 表参道駅 下車 徒歩8分

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net