眠れるリサイクル資源あつまれ！
～衣料循環ゼミ回収調査第三弾！～

大都会「渋谷」。渋谷には油田があります。
とは言っても、もちろん石油の事ではありません。私たちが毎日身に付ける、衣料品の事です。
私たちは毎年、約230万トンもの繊維衣料品を不要なものとして排出しています。
そのうち回収・リサイクルされているのは、わずか１割程度にすぎません。
残りの約200万トンは廃棄物として埋め立てられ、焼却されています。
その量、東京ドーム約3個分にもなります。

11月28日の第1回衣料回収では約14㎏が入りの段ボール箱39個、約550㎏を回収しました。
12月26日の第2回衣料回収では用意した段ボール箱が足らなくなり、段ボール箱59箱と
ショッピングバッグ21個、計約930㎏を回収しました。

本授業では、「衣料循環回収授業＆イベント」を通して、
回収量や参加者数を知り、感想を聞かせていただきたいと思っています。
それにより繊維製品がリユース（再利用）されたり、新しいリサイクルエネルギーとして活用するなど、
仕組みづくりの可能性を探りたいと考えていますので、ご協力よろしくお願いいたします。

いらなくなった繊維製品を回収する実証実験イベントです。
参加してくださる方は、回収する品物を2種類に分別してお持ちください。

【回収する品物の種類】
１、まだ「使える」もの、まだ誰かが着られるもの。
　　→リユース（再利用）を目的としています。
２、もう「使わない」もの、もう着られない、処分してほしいもの。
　　→リサイクルを目的とし、バイオエタノールになります。
※もし、どちらか迷ったら、「使える」ものに入れてください。

【受付場所と回収時間について】
　・会場：ケアコミュニティ・原宿の丘１Ｆ体育館
　・回収受付時間：11：00～15：00
　　※時間内であれば、いつお越しいただいても結構です。

教室では、繊維回収の流れとともに、
日本環境設計さんが、綿繊維をバイオエタノールにリサイクルする最先端技術をパネルでご覧いただけます。
お時間のある方にはゼミメンバーが繊維製品の回収・リユース・リサイクルについて分かりやすく説明いたします。

また、皆さんがご参加いただけるコーナーをご用意いたします。
・エクスチェンジ：自分が着なくなった衣料品と、他の方が持参した衣料品を交換できる取り組み。（予定）
　（単なる物々交換ではなく、出品者がその衣料品に込めた思い出を「エピソードタグ」というカードに記入し、
　　気持ちや想いも交歓していただきます。）
・リメイク：着なくなった衣料品に手を加えることで、自分らしい洋服ができます。（サンプル展示を予定）
・ぬいぐるみ作りワークショップ：着なくなった衣料品を使ってつくるぬいぐるみを作ります。
　（所要時間：約1時間程度）

ぜひ、ご参加ください。

埋蔵繊維製品を「油田」とみたて、回収・再利用へつながる道を「鉱脈」と考え、
どのように「探査」し「採掘」するか？皆さんのアイデアもたくさんお待ちしています。


【注意事項】
※回収できるもの：古着、古布（洗濯したもの）
※「使えるもの」「もう使わないもの」の2種類に分別して持参してください。
※上履きをご持参ください。
※体育館は暖房設備がございません。ワークショップご参加の方は暖かい服装でいらしてください。

■日本環境設計株式会社