シブヤ大学

「幸せ」のモノサシ—『GNH(国民総幸福)』を考える—

16:30-18:00
  • 青山ブックセンター本店
  • 辻 信一 [文化人類学者、環境運動家]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
*当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
これまで長い間、私たちは『GNP(国民総生産)』や『GDP(国内総生産)』と言われる「経済成長」を表すものこそが社会の「豊かさ」を測る指標であり、そこに住む住民の「幸福度」のモノサシだ、と思い込んできました。確かにそのモノサシで測れば、日本は世界有数の「豊かな国」。でも、どうでしょう? その「豊かさ」は果たして、私たち住民の幸福度の高さを意味しているのでしょうか? しかも、世界中の国々がその「豊かさ」をめぐって競い合った結果、環境問題が引き起こされ、そのために人類の存続そのものが危ぶまれるほどに…
今回は、環境運動家として『100万人のキャンドルナイト』の呼びかけ人代表である辻信一先生を招いて「新しい幸福のモノサシ」を考える授業です。辻先生はこう言います。
「GNPやGDPを上げ続けるという“経済成長主義”は、地域文化の破壊、格差の拡大、人間関係の悪化など、あまりにも多くの犠牲を社会に強いるものだった。もうそろそろ僕たちは、そういう“豊かさ”って何だったの? と問い直すべき時なのだと思う」
この授業では、ヒマラヤの小国・ブータンの国王が提案した『GNH(国民総幸福)』という「幸福指数」とも言うべきまったく新しい概念をひとつの手がかりとして、私たち自身の幸せのモノサシ探しを試みます。みなさん一人ひとりの「豊かさ」を再定義してみてください。

※宿題:本授業受講者は【自分にとっての幸福度を測るモノサシ】を各自9つずつご用意していただき、「お名前」をご記入の上、メールにてシブヤ大学事務局宛にお送り下さい

提出先: info@shibuya-univ.net
提出タイトル: GNH宿題
提出期限:2月9日(金) 16:00
名前:シブヤ太郎
提出例:
【自分にとっての幸福度を測るモノサシ】
名前:シブヤ太郎
1、一日に読書をしていた時間の長さ
・・・
9、人と挨拶をした回数

先生

[ 文化人類学者、環境運動家 ]

辻 信一

1952年東京生まれ。文化人類学者、環境運動家。様々な職業、16年の海外生活を経て、現在、明治学院大学国際学部教授。1999年に環境=文化NGO「ナマケモノ倶楽部」を設立、以来そのリーダーとしてスロー・ムーブメントを展開。100万人のキャンドルナイト呼びかけ人代表。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)など多数。最新刊は『だきしめて スローラブ』(共著、集英社)、『「ゆっくり」でいいんだよ』(ちくまプリマー新書)など。

教室

青山ブックセンター本店

青山表参道付近では最大規模の書店。略称ABC。デザイン系の書籍が多いなど独特の棚展開で知られ、多くのファンを持つ。

http://www.aoyamabc.co.jp/

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。当日スタッフが対応致します。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F
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東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 東口より徒歩10分。
最寄り駅2:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩8分。