シブヤ大学

銅金博士の研究室 植物共生のススメ04「植物の声に、耳をすませば」

15:00-16:30
  • ケアコミュニティ・原宿の丘
  • 銅金 裕司 [メディア・アーティスト]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
*当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。*当日は筆記用具をご持参下さい。
「植物にも声がある」。これをみなさんに体感してもらうための連続授業を行います。
人間は、リラックスした状態の時には脳にアルファー波が出ます。それと同じように、植物にも『プラントロン』という特殊な装置を使うことで、彼らの発する電位変化を計測することができます。この装置は、植物生体情報を得るためのもの。葉の表面に付けた電極から、微弱な電位変化を取り出しコンピュータ解析することで、ある環境の中での植物の振る舞いを観察し、その電位変化を音に変換することができます。同じ植物でも、一日の中での光の変化や、人が周囲にいるかいないかなどで、その発する「声」は確実に変わっているのです。
『プラントロン』を介在させたサウンド・インスタレーション。それは「植物の声」を聞き取ることで、我々と植物の相互的な関係を考え直し、「生きている」という意味をあらためて問いかけようとするものなのです。
この連続授業の1回目は植物の発する電波を計測する『プラントロン』という装置について学びます。そして2回目では、現代音楽家の藤枝守さんを招き、初めは単純な音の連鎖でしかないものを、藤枝守さんによって現代音楽の作品というレベルまで植物の声を高めて頂き、その音楽をご紹介する予定です。

銅金博士より

先生

[ メディア・アーティスト ]

銅金 裕司

メディア・アーティスト。海洋学を修めた後、園芸に転向し千葉大学大学院修了、工学修士(海洋学)、学術博士(園芸学)。その後、学術的な新しい試みに挑戦しつつ、メディアアートで美術館、ギャラリーなどで作品展示、ワークショップ多数。神戸在住。
http://wiki.livedoor.jp/dogane/d/Profile

教室

ケアコミュニティ・原宿の丘

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)

最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。