新春開運大祈願！！
～「暦」を読んで、「2010年のわたし」を考える。～

シブヤ大学のみなさま、明けましておめでとうございます。
2010年が始まりました。年が改まり、カレンダーを架け替えた方もたくさんいらっしゃるでしょう。

「一年の計は元旦にあり」、月日、曜日が書かれているカレンダーは1月1日が一年のスタートです。
それに対して、日本に古くから伝わる「暦(こよみ)」では、「立春(りっしゅん)」(2月4日)が一年の始まりだといいます。この2月4日からはじまる暦には、立春や夏至、秋分、大寒といった「二十四節気」や、大安、友引、仏滅…の「六曜」、一白水星や二黒土星…の「九星」など、たくさんの情報が書かれています。

これらは、なぜ？ 何のために記されているのでしょう？
そして、そもそも「暦」とは何でしょうか？

太陽と月の運行や自然のリズム、古代中国から伝わる統計学など、さまざまなものを取り込みながら、
わたしたち日本人の暮らしに根付いていた「暦」。
これは単に未来を予測する占いではなく、自然との関係性から生活のヒントを得る知恵でした。

今回は暦に込められた情報や意味を学ぶとともに、
暦の中でも特に「九星」に着目し、皆さんが生まれた年の九星を2010年の九星に照らし合わせることで
「それぞれにとって今年はどんな年なのか？」を読み解いていこうと思います。
また、あわせて九星ごとの性質から、皆さん自身の「暦」の持つ特徴や、「暦」同士の関係をあぶりだしてみます。

美しい自然をうつし、四季の移ろいを知らせてくれる「暦」。
季節や自然の摂理と結びついている「暦」を読んでみることで、
皆さんが「どう2010年を過ごすか」のヒントになれば幸いです。

(授業コーディネーター ： 佐藤 隆俊)

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