シブヤ大学

東京とカルカッタの真ん中。~農業を中心にした村づくり~

14:00-16:00
  • 千駄ヶ谷社会教育館
  • オルデンドゥ チャタジー [DRCSC (開発調査コミュニケーションセンター) 代表]
参加費
無料
定員
40名
参加対象
日本語しか話せないけど、生のインドを知りたい人。持続可能な農業、インド、村づくり、エコビレッジに、興味のある方。

当日の持ち物
筆記用具とノートをご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2009年5月7日(木)に行います。(抽選予約受付は5月6日(水)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年5月14(木)0時まで
先着順でお申し込みを受付いたします。
私たちの祖先を辿ると、アフリカにいた一人の女性に行き着くことが遺伝子的に分かってきました。
女性の子孫は、生きやすい場所を求めて、ナイル、メソポタミア地方、ガンジス川流域を経て、その一部の人たちが日本にやって来たと言われています。

そんな祖先がたどった旅路の途中の村、インドの西ベンガルで、“農業を中心にした村づくり”を進めるオルデンドゥ・チャタジーさんが、今回の先生です。
そこで実践しているのは、0.3haという、教室よりも狭い土地でも十分に食べ物が作れる、貧しい農家でもチャンスがある方法。ポイントは、土壌や気候、動物など、“既にあるもの”の力をうまく借りることだそう。日本の農業を学び、カンボジア・インドで実践し、20カ国800人以上の人が住む、世界最大級の「エコビレッジ・オーロビル」での体験がもとになっています。

「日本はあるとき、全部機械化してしまいました。インドは全て手でやる。そのやり方のまん中ぐらいがいい」
と語るチャタジーさん。
チャタジーさんと共に、東京とカルカッタの真ん中を探してみたいと思います。
もちろん流暢な日本語で。

■授業のヒント
・持続可能な生態学的農業
・国際協力
・アジアの農村

<授業コーディネーターの一言>
時速40キロの電車が、時速300キロになって、それ以上になる必要があるのだろうか?
開発は必要だけど、どこで止めるか。それは何を大事にしてのことなのか。カルカッタの農業を例に、いろいろなものごとの“真ん中”を考える場にしたいと思っています。

【授業の流れ】
14:00~ オリエンテーション
14:10~ 講義
15:45~ 質疑応答

(授業コーディネーター:加藤 丈晴)

先生

[ DRCSC (開発調査コミュニケーションセンター) 代表 ]

オルデンドゥ チャタジー

1954年インド・アッサム州生まれ。日本、カンボジア、インドを含むアジア諸国において環境保全型農業を基本にした農業開発事業の指導者として広く活躍している。「アジア学院」や「愛農会」を通じて日本の農家とも交流が深い。1979年アジア学院卒業生。

【DRCSC (開発調査コミュニケーションセンター)】
DRCSCは、地域資源と生態系を重視した持続的農業と農村開発を主軸に活動を展開するインドのNGOです。西ベンガル州を中心に、他州との共同プロジェクトやネットワーク活動も行っています。農村の貧しい人々にとってまず大切なことは、危機的状況に陥らないことだと、私たちは考えます。つまり、食糧と生計の見通しが確保されていることが大事です。それには身の回りの自然資源を、無理なく活用し続ける必要があります。すなわち、環境に配慮すること、身の丈にあった経済と公平を心がけること、そして本来の地共同性に基づいて展開していくことが大切です。

教室

千駄ヶ谷社会教育館

JR総武線千駄ヶ谷駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。学習室(大・中・小)、和室、茶室、料理室、託児室、談話コーナー兼展示室、図書・資料室、印刷・サークル室、体育室兼音楽室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。

所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-6-5
電話: 03-3497-0631
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄り駅:JR総武線千駄ヶ谷駅 下車 徒歩7分 
地下鉄大江戸線国立競技場駅徒歩5分

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net